競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

フェブラリーステークス 2021 出走予定馬:インティ&武豊騎手想定

time 2021/02/15

フェブラリーステークス 2021 出走予定馬:インティ&武豊騎手想定

第38回 フェブラリーステークス(GI)出走予定馬展望

日程:2021年2月21日(日)
コース:東京ダ1600m

予想用・出走予定馬一

インティ(武豊騎手想定)

 一昨年の覇者インティが武豊騎手とのコンビで今年もフェブラリーステークスに出走予定だ。昨年は14着に大敗、前哨戦の東海ステークスでも12着に轟沈するなど破竹の7連勝の勢いは影を潜め、名手武豊も今年の出だしは順調とは言えない状況。今は人馬ともに陰にて牙を研いでいる立場、ここで一気に逆襲し陽の目を浴びる瞬間を自ら作り出したい。

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 一つだけいるのは、インティは前半の基礎スピードの幅はある程度持っているけど、その範囲内で上手くペースをコントロールする必要がある。ハイペースでゴリゴリに引き上げてもこちらが持たないというのはこれまでも見せてきたこと。東京マイルは嵌れば一昨年のように鮮やかに突き抜けても不思議はないし、逆にはめ込めなければ昨年のように崩れる。

フェブラリーS(GI)1着

東京ダ1600m良 14頭4枠6番
1:35.6 48.0-47.6 M
12.4 – 11.5 – 11.9 – 12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 12.4

 一昨年のフェブラリーS勝ちを振り返りたい。基本的にインティはこのイメージでいいと思うし、近走多少パフォーマンス的に落ちている可能性はあるんだけど自分の範囲を守れれば終いの一足は確実だし、それを活かせるのがギアの上げ下げが求められる府中マイルというのは確かだろうと。ここではペースを平均にコントロールしてから中盤で12.2まで落としてのL2最速11.4。このギアの上げ下げが求められるのがインティにとっての理想の展開だと言って良いだろう。

 6番枠から五分のスタートだが二の足を利かせてスッとハナを取り切って主導権を取り切る。そのままペースをコントロールして上手く息を入れながら3角へ。3~4角でも上手くペースをコントロールして後続の仕掛けを待ちながら1馬身差で直線へ。序盤で仕掛けてスッと突き放して2列目以下を2馬身差、L2で更に離して3馬身とセーフティリードを取る。しかしL1で外から一頭だけ伸びてきたゴールドドリームに差を詰められてクビ差、それでも何とか振り切った。

 ここがインティの良いところを凝縮させた一戦だったと思う。二の足の速さを活かしてしっかりと逃げの手を打てたし、そこからしっかりとペースを落としてコーナーで12秒台と息を入れた状態で直線に入れた。当然そこからは一気に加速に持ち込んでL2で11.4と速いラップを踏むというインティの武器を引き出し切ったと。一足の鋭さが鋭い馬で、コーナーで息を入れればその分だけ高い加速度を要求されることになる。その形がインティにとっては理想だと思うし、前半のペースは多少速くても対応はするがコーナーで息を入れて直線での加速を求められないと…というのはあるかな。

チャンピオンズカップ(GI)3着

中京ダ1800m良 16頭7枠13番
1:49.7(+0.4) 48.5-49.0 M
12.7 – 11.1 – 12.7 – 12.0 – 11.8 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 12.9

 2走前のチャンピオンズカップは完璧に噛み合ったわけではないが、それでも前半部分をそこまで無理なく入れたからこそ踏ん張れたかなという感じ。ペースは平均で何とか収まっていてL5最速11.8とここは仕掛けが早かった。それでも踏ん張れたのはやはり前半部分が大きいと思う。

 13番枠から五分のスタート、序盤は外枠でもあり少し難しい状況だったが二の足で上手く捌きながら番手まで押し上げていく。道中も逃げるエアアルマスにぴったりついて行くような感じで流れに乗りながらだが向こう正面でも息が入らないままL5で最速を踏んで3角。3~4角でも先頭列でエアアルマスと併走して2列目以下を引き離しながら直線。序盤で粘るエアアルマスを捕えて3/4ほど前に出る。L1で外からチュウワウィザードに差され、最後にゴールドドリームにも捕えられての3着。

 負けはしたが大きく崩れなかった。本命を売っていた立場として個人的にはここで噛み合い切ったとは思っていない。本当なら前半のペースは多少速くても中盤でどこかで緩んでほしかったなと思っていたし、L3-2の加速度が12.1-12.0なので誤差程度しかなかった。なによりL5で11.8と速いラップを要求されていたので本仕掛けが早かったことになる。この形でも何とかL2で加速に持ち込めたのであればひとまず前半部分でオーバーペースではなかったということと、中盤からある程度仕掛けが早くても無理がなければ崩れないという見方が必要だろうと。そしてそこまで衰えているわけでもないと。平均ペースでは収まったもののギアの上げ下げが求められなかったのでインティの良さが発揮されたとは思っていない。それでも踏ん張れた要素としてオーバーペースでなかったという点にあると思う。前半の基礎スピード面で自分のラインを超えなければ早々崩れない馬なんだけどね。別に逃げなくていい馬だと思っているし、自分のペースで進めようとして結果的に難しければ仕方が無いが、無理に逃げに拘ってオーバーペースだけはしてほしくないというのがここ2走から示されていると思う。

東海S(GII)12着

中京ダ1800不 15頭4枠6番
1:52.2(+3.0) 47.6-49.9 H^2
12.7 – 10.9 – 11.8 – 12.2 – 11.7 – 12.1 – 12.7 – 12.2 – 12.9

 前走の東海Sはそのやってはいけない状況になってしまったなと。正直言って向こう正面の時点でぶっ飛ぶだろうなと思って見ていた。とにかく重要なのはペースコントロールで、ここまで上げきってしまってはインティの基礎スピードの範囲外になる。これを理解できないと難しいなと思いながら見ていた。もちろん控えても全体がゴリゴリになることもあるのでそうなれば仕方が無いが…

 6番枠からまずまずのスタートを切ってそこから主張していく。ただ内に切り込み切れずに、抵抗してくるダイシンインディーとかなり競り合う形。2角過ぎでようやく花を取り切ったがペースが速く、息を入れられないまま3角に。3~4角では減速しながら直線に入ってくるが序盤でもう抵抗する脚は無く失速しての惨敗。

 まあこれは豊に限らずみやこSの川田とか南部杯の戸崎とか、やらかしているのはある。逃げ馬なのである程度絡まれるリスクはあるが、ここは最序盤で取り切れなかったときに結果として内からダイシンインディーが無茶苦茶な絡みをしてきて、そこで迷ってしまったなと。控えるなら控えるつもりで進めればもうちょっと楽だったと思うが、明確にハナを主張する形で入ったので馬のほうもあそこからコントロールするのは難しくなってしまった感じだし、そこで1~2角で仕方がないのでハナを取り切った。結果としてオーバーペースが待っていたと。まあ豊の腰の状態面の不安ももろに感じた一戦ではあったし、インティに関してはこれまで豊が一度も間違えなかったペースバランスで無理をさせてしまったからね。個人的には不満たっぷり。ただ、このパターンはこれまでも多く見せてきているし、適距離でなかった帝王賞を除いて崩れているパターンはいつもオーバーペースにある。今回もこれが最大のポイントだろう。

フェブラリーステークス2021への展望

 前走の東海Sは敗因としてははっきりと前半にあるので、これで劣化したとするには昨年チャンピオンズカップの3着が説明できなくなる。あの時はインティにとって決して良い展開ではなかったし、その中で踏ん張った3着という分析。フェブラリーSを勝った時も、東海Sを勝った時もそうだが、この馬は3~4角で息を入れてこそ直線での加速、ギアチェンジで抜群の性能を発揮してくる。この馬が突き放しているのは直線前半で、要するにダート路線では加速性能が抜けているというところにある。逆にフェブラリーSを勝った時でもL2で明らかにセーフティリードだと思わせながらのL1の減速が顕著だったり、瞬間のギアチェンジ以外は危うい面が多い。実際昨年のチャンピオンズカップでもL2の地点で勝ちをイメージした人も少なくなかったと思うが、L1は甘かった。自分は正直あの流れだとL2でそこまで加速できないだろうからL1で甘くなると思って見ていたし、実際そうなったなと。なのでインティの性能・適性は多分理解できている方だと思う。

 重要なのは2点で一つはまず全体のペース。多少のハイ(1秒程度)はクリアしてくるが、それ以上は厳しい。昨年のフェブラリーSも46.4-48.8と2.4のかなりのハイまで突入したことで先行策で我慢していてもオーバーペースになってしまった。この時は我慢しても激流だったので致し方ないが、とにかくオーバーペースにならないことが肝要。そしてもう一点は中間で息を入れることだ。恐らく行けばスピードに乗ってしまうので快足というイメージを抱きがちだが、高いレベルでは明らかに後半のギアチェンジが武器になっている。フェブラリーSを勝った時にギアチェンジやトップスピードの質が持ち味のゴールドドリームに対してL2まで差を詰めさせなかった。前でペースを支配して一気に加速で置き去りに出来る性能はゴールドドリームが引退した今そう強力な馬はいない。この形に持ち込めれば十分再現可能だと思う。この2点を武豊がどう意識して乗ってくるかだと思っているし、腰の不調は正直まだ感じる。やはりコントロールが難しくなっている印象で、ダートだとそこまで気にならないが芝の馬では重心が後ろになり過ぎるケースが多く見える。インティはダートでも絶対的な速度を持っている馬なので、前半からスイッチが入ってコントロールできるかどうか。そういった面で不本意だが鞍上に不安があるのは否めないだろう。この評価を覆しての人馬ともに完全復活があるのかどうか。現時点ではまだ何とも言えないね。理想を言えば外枠が欲しい。外目からじわっとハナを取り切る形が理想だし、二の足は速いがゲートが上手い方ではないからね。内で包まれるのを嫌って出して行けば…というリスクも今の豊ならある。その辺。気持ちの上では豊が万全、外枠で番手でも良いよって競馬ができれば、そしてペースがそこまで上がらず3~4角中弛み団子になればL2で勝負を決める鋭さを…という期待はもっている。とにかく豊のレースメイクが最大のカギだ。かすかに期待を持っておく。

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==================================
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