競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ジャパンカップ 2020 予想:本命15グローリーヴェイズ

time 2020/11/29

ジャパンカップ2020の予想

東京12R 芝2400m
馬場想定:良、やや高速馬場想定
風向想定:東南東1m/s想定

展開予想

 まずは馬場だが、高速化もあるかも?と思って注意深く見ていたけど、キャピタルSを見る限りだと標準馬場~やや高速の間ぐらいのイメージ。天皇賞秋の当日よりは若干時計が掛る感じかな。極端ではない状況というのがベターかもしれない。いずれにせよ超高速馬場以上になる可能性はこれでかなり低くなったと思う。前日・当日で馬場造園課がどの程度頑張るかは分からんが…まあそれでもやや高速~標準ぐらいを想定しておけばいいかな。土曜最終は内から2頭が抜け出していたし、あまり極端に外差しのイメージを持ちすぎないほうが良いかもしれんね。通してみればやはり3分どころぐらいが伸びている感じだが。

 展開予想だが、ひとまずはyoutubeの展開予想動画を見ていただけたらありがたいです。そのうえで、展開は恐らくヨシオが外からテレビ馬的に主張していくだろうと。中目のトーラスジェミニがこれをどう判断するかだが、内に切っていきつつもハナを切るイメージと外からヨシオが一気に来るイメージを持ちながら様子を見つつ。内からカレンブーケドールも来てこれは同僚馬アーモンドアイの露払い的な競馬をしてくる可能性はある。キセキが浜中でゲートを出てくるかどうか?も展開が読みにくい材料だが、この辺がひとまず先行争い。それに外から川田のグローリーヴェイズが早い段階でポジションを取ってくる可能性が高いだろうと思う。この辺が逃げ~2,3列目でアーモンドアイは恐らくカレンブーケドールの近くで競馬、コントレイルはアーモンドアイをマークする形で進めてデアリングタクトはこの2頭の後ろから良いところを狙うという感じで中団中~外目で入ってくるのかな。逃げ先行勢が当てになりにくい中で向こう正面での動きがカギ。特にミルコのウェイトゥパリスは一発勝負を仕掛けられる立場にあるので…(まあ海外の陣営が捲りを許すかどうか?というのはあるんだけどね)。誰かがスイッチャーとなって向こう正面での捲りが生じたときにペースアップのタイミングが少し変わってくる。ポテンシャル戦からのL2最速というケースまで想定しておきたいし、前半からある程度流れる可能性も高いうえに、それについて行かず実質はスローというケースもある。かなり展開の幅を広く考えておかないと難しいので、手広く行きたい。一応ベースには59.5-59.5ぐらいで平均を想定の真ん中に、走破時計の想定は2:23.5を置いておく。1.5ぐらいは前後しても驚けんなとは思っている。前半が速ければちょっと中弛みが生じると思うんだよね。そこでの動きがポイント。

予想

◎15グローリーヴェイズ
○?(note版のみ)
▲?(note版のみ)
△02アーモンドアイ
△05デアリングタクト
×04キセキ13ユーキャンスマイル
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎グローリーヴェイズ

 う~ん…悩んだけど、本命はグローリーヴェイズにする。まず土曜の馬場状態を慎重に見極めたかった。色々選択肢はあったんだが、▲馬は出来れば高速馬場でタイトな流れのほうが良い。○馬のベストバウトは超高速馬場でのロングスプリント。アーモンドアイも同様ということを考えても、明確に高速馬場か標準馬場なのかで本命を変えたいなという感じで土曜を見ていた。結論から言えば馬場状態はグローリーヴェイズにとってベストに近いかなと判断した。

 まずグローリーヴェイズにとってのベストバウトは香港ヴァーズだと思っている。この時がシャティンの2400m戦で60.48-59.41と日本式で補正して大体59.5-59.4で平均ペースなんだよね。ただ、24.87-23.06-25.09-24.68-24.04-23.03と2Fごとのラップで見れば中盤に25.09とハロン平均12.5前後で緩いラップが求められていて、そこで中団の内目で進めつつL2-1の最速区間で進路がない状況から直線で一気に反応して外から伸びてきたラッキーライラックの内からするっと抜けてきてL1でぐんと突き放しての3馬身差。これはかなり高いパフォーマンスだと思うし、実は想定の時計はグローリーヴェイズを中心に置いていたりする(この香港ヴァーズが日本式に補正して大体2:23.8ぐらい。中弛みや馬場の程度の問題も含めて補正して平均+ちょい中弛みで2:23.5ぐらいの決着ならグローリーにとってベストだろうと)今の府中の時計の出方だと恐らく香港シャティンと同レベルぐらいの感じになるので、超高速馬場巧者は一段パフォーマンスを下げてくると見ておいた方が良いと思っている。逆にグローリーヴェイズにとってはこれは追い風かな。

 前走の京都大賞典は休み明け初戦で目標が恐らく香港だっただろうということを考えるとあの時点でそこまで仕上がっていたとは思わないというのもある。その中で60.4-60.0で平均、12.8 – 12.2 – 11.6 – 11.6 – 11.8と中弛みの形で外枠から好位外外、しっかりと仕掛けを待って直線でスッと動く。この一足の良さがグローリーの武器なのに加えてL1も結構しぶといんだよね。

 昨年の天皇賞春2着だと59.8-76.7-58.5 S^1と前半そこそこ中盤少し緩んでの後半勝負で12.3 – 11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.9と4F戦からのL2最速11.0の2段階加速。ここでグローリーとともに一緒に抜け出してきて、L1で僅かにクビ差前に出られたけどこの3着ユーキャンスマイル相手に最後まで千切り捨てて6馬身差なんだよね。フィエールマンにとっては後半2段階加速の競馬で鋭さを要求されるのはベストだったと思うし、それに食らいつく圧倒的なパフォーマンスだったと思う。

 現状標準~やや高速馬場の中で今回のメンバー構成ではトップクラスのパフォーマンスを見せられていて、川田の特徴であるとりあえず前につけてっていうのがギアの上げ下げが上手い馬なのdえ噛み合いやすいと。この馬場でよほど前が激流、それにもろに追い縋るとかでなければオーバーペースにもならないと思うし、流れが読みにくいケースというのは総合力の高さを持っているグローリーヴェイズにとっては最高の条件のはず。今回はグローリーヴェイズと心中したい。

○?

▲?

△アーモンドアイ

 まあこれは感覚でしかないけど、一昨年のジャパンカップを勝った時は完璧に嵌ったと思うんだよね。あの時は超超高速馬場の府中で59.9-57.2と後半1000を異常に高めることが出来た。これがアーモンドアイの持ち味であるロングスプリント性能の凄さ。前半だけ遅く11.7 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4 – 12.0と中盤から11秒台後半というのを番手でキセキを追いかけて、3~4角からペースが上がってのロングスプリントで進めながらL2でキセキの外に出してぐんと突き抜ける競馬。ただこの時はそういう馬場状態だったわけで、アーモンドアイとしては前半楽に前を取ってバランス的に後半の末脚を引き出す形が理想。

 ただ、ある程度現実的な馬場だと流れたときに前を取るとこのロングスプリントの性能を引き出せないリスクがあるんだよね。有馬記念は極端だったにせよ、58.5-61.6と超ハイをアエロリットが刻み、こちらは中団で進めていたとはいえ完全な有酸素運動の競馬になったことで脚を全く温存できずに直線でジリジリとなった。L1は流していたので9着はその辺もあるが、この感じだと馬場の依存は小さくない。コントレイルがあの有馬記念に出ていたとしてそこまで崩れなかっただろうと思っているし、そうなると府中でも現実的な馬場になった中で全体である程度流れたり向こう正面での動きがあって分散することで有酸素運動のウエイトが大きくなってくると持ち味の準無酸素運動の連続を果たしてどこまで引き出せるか?と。その点からも個人的には2400はちょっと長いと思っている。JCを勝った時は馬場も含めて全て噛み合った。今回は馬場が噛み合わないと思うので、このメンツで1番人気で重い印は打ちたくない。連下まで。

△デアリングタクト

 ん~まあデアリングタクトに関してはこれぐらいの評価で良いかな。敢えて言えば割と流れた中で中団で少し緩んで中弛みでじわっと取り付いてギアチェンジでスッとという競馬が噛み合えば勝つ可能性もそこそこ…とは思う。が、やはりこのレベルまで来ると末脚の絶対量をある程度優先したほうが良いだろうと。オークスは一瞬の反応は抜群だった。59.8-58.9とややハイだがスマイルカナの単騎気味。13.0 – 12.6 – 12.1 – 11.2 – 11.2 – 11.8と中弛みの3角手前で凝縮しだして後方馬群の中でも前との差はそこまでなく直線。ただ序盤で進路がなくて外に誘導からL2の手前で中目のスペースが空いたのでそこに一気に割って入る。この一瞬の反応が素晴らしい。マジックキャッスルにもチャンスはあったんだけどここで一気に取れてしまうのが武器だと思う。ただ、L1では11.8とかなり落ちたところでこの馬自身も1馬身半ほどを捕えたとして11.6ぐらいなので落ちている。瞬間的な切れ味は良いけどそれがそんなに長くは維持できない感じ。エルフィンSでもそうだが、46.3-47.3と流れた中で11.6 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.4とL1最速ラップ。ただしこの馬が異次元だったのはL2で、ここで一気に詰めてきていて11秒台前半のラップを楽に踏んでいる。この馬視点で見ればL2最速で鋭く加速して違いを作ってきた。

 個人的には2400は本来ちょっと長いと思うし、秋華賞も有酸素運動の競馬で分散して59.4-61.2とかなりのハイから12.3 – 12.7 – 12.1 – 12.4 – 11.9 – 12.1とL2最速。後方外から中弛みで動いてしっかりと出し切ってのこれなので個人的には時計・ラップも踏まえて平凡だったかなと思っている。ここは強敵が多いので、器用さは活きてきても貫き切るほど?というのは率直に疑問かな。個人的にはグローリーヴェイズとはセットで狙いたいかなと思うが、フィエールマン相手にL1で食らいつく、上手く立ち回ったとはいえ香港ヴァーズでL1でラッキーライラックを突き放す。このレベルのL1の伸びは欲しいと思う。

×キセキ

 後は悩んだけど…というところを。キセキは馬場を拘らないし、基礎スピードが求められても前半の有酸素運動の強さが武器。宝塚記念でも60.0-61.1とややハイでもクロノが千切ってキセキも千切ってという話。他の馬にとっては消耗する流れでもしぶとく踏ん張る…クロノほどではないがというレベル。逃げてのロングスプリントでも一昨年のJCでやれているんだけど、今のキセキで浜中だとそういう競馬は簡単ではないかな。ある程度出負けリスクはあるが、全体で流れてくれればキセキは怖い。正直言ってウェイトゥパリスとの比較で悩んだんだけど、やっぱり東京2400で明確にポテンシャル型の海外馬が来るのか?ってのが現実的ではなく感じたかな。

×ユーキャンスマイル

 こちらも悩んだ。アル共がなければもう一段強く狙ってもと思っていたが、アル共は悲観的。59.9-60.1と平均で流れて12.6 – 12.6 – 11.3 – 11.2 – 12.4と中弛み。ここで上手く3~4角で内内を通して押し上げながら直線でというところで伸びあぐねた。内の馬場が難しかった可能性もあるけど、休み明けで走る馬と考えるとこの条件で甘くなったのは嫌う材料になってしまう。ただ、本来結構基礎スピード面は持っている馬だし、ギアチェンジも持っていてロングスプリントもできる。特に昨年の秋天は良いロングスプリント性能を見せてきた。59.0-57.2とかなりのスローで11.7 – 11.6 – 11.3 – 11.1 – 11.3 – 11.9のラップ推移で後方外からL1でぐんと来た。ここでワグネリアンより最後まで伸びてきたというのは結構良い材料だったかな。2000はこのレベルだとちょっと短いかなというところだし、2400ならというところはあるんだが…という感じ。まあどういう展開でも戦える器用さはあるので岩田のインズバがドハマりして3着ぐらいは…という感じでの狙いかな。

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