競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞秋 2020 予想:本命11ダノンプレミアム

time 2020/11/01

天皇賞秋2020の予想

東京11R 芝2000m
馬場想定:良、高速馬場想定
風向想定:南東2m/s想定

展開予想

 正直言って馬場に関しては想定の範囲の中ではあるが、かなり回復して高速馬場まで戻ってきている。もちろんアーモンドが得意としている超超高速馬場と比べると流石に落ちるけど、それでもこの馬場だと流れれば1分57秒半ばは想定しないといけないと思う。もちろんスローなら時計は落ち着くだろうし、その辺は展開次第なんだけどね。ただ、馬場は想定外まではいかないまでも想定の中ではかなり回復していると思う。アルテミスSもドスローだったので時計は遅いが最速ラップで10.9、レースの上がりが34.0で上がっている。キタサンブラックMも平均で1:32.8、やや低調なメンツだなと思っていて実際トラインがあっさり勝ち切っている。この辺を総合的に見て、極端ではない高速馬場を前提としておきたいところかな。風向は南東2m/s想定。4角地点で追い風をもろに受けてHSも追い風に近いが、まあ2m/s程度なので影響は限定的だと思う。

 展開予想だがひとまず展開予想動画をyoutubeにアップロードしておりますのでそちらもよろしくお願いします。そのうえで、やはりダイワキャグニーが主張すると思うし、これを外から積極川田のダノンプレミアムが番手まで押し上げていくと思う。これらを行かせながら内からダノンキングリーが2列目、アーモンドは無理はせずダノンプレミアムを意識するかどうかというところで構えて好位~中団。ジナンボーが出負けのリスクが大きいが、途中でスローなら上げていく可能性もある。まあ色々なところを踏まえても、やはり上がり切らないだろうと予想。59.5-58.5ぐらいでスローで1:58.0を想定。3~4角でそこまでダイワも仕掛けていかず、ダノンも待つ形でL2最速の競馬で基本は狙いたい。想定していた中では馬場が回復していると判断したので、当初の標準馬場での予想からは少しシフトさせている。

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予想

◎11ダノンプレミアム
○?(note版のみ)
▲?(note版のみ)
△04ダノンキングリー
△10スカーレットカラー
×01ブラストワンピース12ジナンボー
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ダノンプレミアム

 今回の天皇賞秋はプランAとプランBを用意していて、プランAが標準馬場で平均で流れての中で面白い馬をピックアップ、プランBが高速馬場まで回復してダイワキャグニー内田がそこまで強気のレースメイクができない中でのギアチェンジ戦で面白い馬をピックアップ。土曜の馬場を見て最終的にどちらに勝負するかを考えていたんだけど、想像以上に馬場が軽くなっていた(それでも昨年ほど極端ではないが…昨年は紅葉Sが1:32.0。今年は1:32.8…キタサンMだが3勝クラスで同じ)。なので、少し難しいバランスではあるんだがプランBを採用するという感じ。

 まず今回の条件でダイワキャグニーの内田がどこまでペースを作れるのか?という不安が最初にあった。ここ2走は良いペースで進めたが、これは前が引っ張ってそれを見ながらの2,3番手という競馬だったと。相手に合わせた形の先行策なら問題ない。が、今回ははっきりとした逃げ馬がおらずにダイワキャグニーしかいない状況。ジナンボーが途中からハナを奪う可能性もあるがゲートは下手。この辺を踏まえても基本的にある程度緩い流れを想定しないといけない。そのうえで、馬場が想像以上に軽くなったと。仮に今の馬場で平均ペースまで持ち込もうと思えば1000通過を最低でも59では持って行く必要がある。ここまで強い流れに内田ダイワキャグニーが持ち込めると思わない。ダイワも質的に基礎スピードを持っているわけではないからね。となると60前後までも考えないといけないし、59.5の流れで楽に前を取れる馬をまずピックアップしたい。

 そのうえで、やはり加速勝負に対応できる馬が良いとなるとダノンプレミアムになる。個人的にはやはり金鯱賞のイメージが第一。もっと言えば弥生賞だが…金鯱賞では中京で芝2000m戦の稍重。少し時計が掛っていたのだが、12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.7とL2最速の流れで2列目からスッと外に出して坂の登りの加速でしっかりと反応してここで先頭に立ってきている。L2で外から伸びてきていたリスグラシューに対して最後まで寄せ付けずに1馬身1/4差で完勝していると。この辺からも本質的に仕掛けを前で待つ形、各馬が仕掛けてからの仕掛けでもスッと反応して動ける強み、坂の登りでもそれができる強み。これは本来なら府中巧者の適性そのものだと思っている。

 昨年の天皇賞秋で苦戦したのは超超高速馬場でのロングスプリントになってしまったのが大きいと。東京の2000だが59.0-57.2とかなりのスローからの11.7 – 11.6 – 11.3 – 11.1 – 11.3 – 11.9とL3最速で11.1、しかもL4の4角地点で既に11.3とトップスピードに近いラップを踏んでいる。こうなるとギアチェンジそのものが問われない。馬場も良く3~4角でここまで速いラップだとここでロスなく脚を温存できたアーモンドアイ相手というのはちと難しいわなと。それでも好位外から進めて直線最速地点のL3でアーモンド以外とは明確に伸びに違いを作ってきたように、余力がある地点での末脚はトップレベルだと思う。この一瞬のギアチェンジやトップスピード面をとにかくどこで引き出せるか?となると前前でスローに落とし、3~4角でも仕掛けずにペースをコントロールして12秒前後から直線で一気に10秒台後半まで加速する。そのギアチェンジ面で勝負するしかないだろうと。そういう絵が今回は作れる可能性が高い方だと思う。

 ここ2走はクイーンエリザベスSはスローだったがタフな馬場で必要以上に下げ過ぎたし、L2最速の地点までは悪くなかった。ただ好位外から勝ちに行く形で脚を使ったし、有酸素運動の競馬の中で一瞬の反応の良さだけでは難しいからね。安田記念はオーバーペースだと思う。この馬は高いレベルではワンターンでトップスピードがある程度求められる中距離戦がベストだと見ているので、ここ2走はそんなに気にしていない。

 懸念があるとすれば出負けしたジナンボーが途中で捲ってくる形。スロー過ぎたときに起こるので、仮にそういう状況になったなら迷わずある程度ジナンボーにじわっと取りつくことを選択してほしい。とにかく直線までに余力をもってペースをコントロールしておく必要があり、仮にジナンボーが捲り切ってリードを大きく取ったときに放っておくと3~4角で捕えに行く形で自らロングスプリントを作り出す羽目になる。これはこの馬の適性的には好ましくないからね。とにかくトップギアを直線半ばまで温存するために上手くレースに乗ってほしい。それができれば今の馬場ならワンチャンスある。逃げ馬ではないけど、イメージ的には安田でモーリスを破ったときのロゴタイプを演じてほしい。

○?

▲?

△ダノンキングリー

 追い切りが良くなかったので難しいなあ、というのとマイルCSで思ったよりギアチェンジ面で苦戦した…少なくともプレミアムのほうが良かったというのはあるかな。まああの時の淀は少し内が悪い馬場でそこに閉じ込められた面もあるが…。47.2-45.8とスローから11.9 – 11.6 – 11.5 – 11.0 – 11.7のラップ推移でL2で上手く反応し切れずにL1も伸び切れなかった。

 ベストは毎日王冠で、これがインパクトとしては十分。47.0-45.9とアエロリットがちょうどいいスローからの11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.2 – 11.3 – 11.8とロングスプリントの形。これで出負けしてスローで後方から苦しい競馬、3~4角でも中目から外に誘導してとロスもあったがL1まで強烈。このパターンのアエロリットに対してL1であっさり交わすというのは実は結構至難の業で、アーモンドアイかこの馬か、ぐらいのパフォーマンスだった。

 ただ、今回は恐らく前がペースをそこまで上げないだろうし、馬場が読みにくい中で各騎手の仕掛けの意識も例年の府中に比べると少し待つような形になるかな。そうなったときに内からスッとのギアチェンジでとなるとこのレベルではどうかなという感じ。逆にロングスプリント的になればこの枠は噛み合うので、怖さはある。

△スカーレットカラー

 馬場を見てあーって感じになった馬。本命まで考えていたんだけど、スカーレットカラーで勝負するなら流石に標準ぐらいの馬場で収まってくれないと難しいと思った。府中牝馬Sは普通に強いと思うし、これだけやれれば通用していい。東京1800の稍重で46.7-46.2と平均ペース。11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.2 – 11.8のラップ推移で後方で進めながら直線外からしぶとく伸びてL1まで末脚衰えずラッキーライラック、フロンテアクイーンをあっさり捕えて1馬身1/4差。ただし、あくまで流れた中でのもの、しかもそこまで極端に高速馬場ではない中で、という条件が付くと。

 ゲートはどうしても下手なので後ろからになるし、スローでの決め手勝負ではエリ女で少し苦労している。前提としてある程度流れてほしかったが、今回の馬場だと恐らくスローになる可能性が高いと思っているし、多分速いラップを直線で求められ加速も要求される。そうなるとこの馬の決め手の質だけではちょっと足りないと。ペースが上がってある程度分散したほうが良いと思うので、その点が今回は難しいかなという展開面での判断。馬場がもう少し重ければなあという気持ち。

×ブラストワンピース

 後はブラストを押さえておく。ブラストワンピースは以前になるが新潟記念でメートルダールを楽に撃破している。59.2-58.3とややスローから11.9 – 11.8 – 11.7 – 10.7 – 12.2のラップ推移で後方外からL2の地点で鋭く伸びてそのまま楽々1馬身3/4差完勝だった。メートルダールはトップスピード戦としては結構強敵だったし、こういう競馬のほうが合っている可能性はある。大阪杯はロングスプリントだけでなく 11.6 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.2 – 11.7と向こう正面で一度ペースが上がっての競馬だし、L3の4角地点で11.3と速いラップを求められてここで外外になってしまった。内枠でジッとするしかないという流れの中で、これまでにない一面が出てきても面白いかなと。

×ジナンボー

 ジナンボーは展開的に可能性としてあり得るのがダイワキャグニーが甘いレースメイクで向こう正面で捲り切って単騎、という形かな。ミルコならやりかねないし、内田ならやられかねない。この形での怖さはある。本来ペースが上がったほうがいい馬で、ユーキャンスマイル相手にかなり頑張った新潟記念は個人的には評価している。58.6-58.9と平均ペースで12.5 – 12.0 – 11.3 – 11.1 – 12.0のラップ推移。これで好位で進めながら直線で進路を外にといううちに内からギアチェンジで内からするする伸びてきたのがユーキャンスマイル。これに対してL1では食らいつけていたからね。この感じは怖いし、全体で流れてという中でなら少し怖さはある。スローの決め手勝負だと足りないけど、捲って単騎気味に前を取っていたら怖いね。

何悪。分析note2021



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