競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

京成杯オータムハンデ 2020 出走予定馬:スマイルカナ&柴田大騎手想定

time 2020/09/10

京成杯オータムハンデ 2020 出走予定馬:スマイルカナ&柴田大騎手想定

第65回 京成杯オータムハンデ(GIII)出走予定馬展望

日程:2020年9月13日(日)
コース:中山芝外1600m

予想用・出走予定馬一覧

スマイルカナ(柴田大騎手想定)

 米子ステークスでは古馬を相手に鮮やかに先行早め抜け出しで完勝を収めたスマイルカナが京成杯オータムハンデに出走予定だ。今回はさらに相手も強化されるが、古馬相手に既に結果を残しているのは大きい。後は自分の競馬に徹して先頭で、笑顔でゴール板を通過できるか、

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 前走の米子Sの勝ち方は個人的には好感を持っている。厳しい流れの中で上手く内目を立ち回れたのはもちろん大きいんだけど、古馬相手に淀みない流れの中で結果を出してきたのは収穫やね。時計をしっかりと詰めてきたのはあるし、今回はトロワゼトワルもいるので変に緩まないだろうと。その辺でもこういう競馬で結果を出せたのは大きいと思う。

米子S(L)1着

阪神芝外1600m良 18頭7枠15番
1:32.7 46.6-46.1 M
12.4 – 10.5 – 12.2 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.1 – 12.4

 前走の米子S勝ちから振り返りたい。この一戦の特徴として言えるのは中盤以降が早いということ。L1は12.4と失速しているが、後半4Fで見れば46.1でまとめている。3~4角での立ち回りが重要な一戦だったけど、ロングスプリント性能と前半の基礎スピードのバランスが求められた一戦といえる。

 15番枠から五分のスタートも、二の足が良くスッと楽に先行して2列目の外から様子を見ていく。そのまま2列目で様子を見ながら進めていたのだが3角で仕掛けてここで一気に先頭に立つ。そのままペースを引き上げて最短距離を通しながら直線。序盤でしぶとく踏ん張り1馬身半差、L1で外のラセットが突っ込んでくるが問題なく1馬身半差の完勝。

 ハンデも50kgだったのでかなり楽ではあったと思うが、それでもあそこから楽に2列目の外まで持って行ってそこから3角で早めに仕掛けて押し切ったというのはインパクトがあったなと。L1でラセットも突っ込んできたけど、ほぼ問題としていない。4角で速いラップを踏んでいるのでもちろんここで最短距離を通せたのは大きな材料だけど、中盤でこれだけ動いて最後まで決定的に寄せ付けなかったのは大きいね。また米子S上位が結構重症でも頑張っているし、全体のレベルも結構高かったと思う。今年の3歳は怪しいと思っているけど、スマイルカナはここでしっかりと結果を出してきたので例外的に扱いたいところやね。

チューリップ賞(GII)7着

阪神芝外1600m良 14頭6枠10番
1:33.8(+0.5) 47.1-46.2 S^1
12.2 – 11.2 – 11.7 – 12.0 – 12.2 – 11.3 – 10.9 – 11.8

 負けパターンとしてはもろにチューリップ賞やね。レシステンシアのレースメイクは理解するけど、正直スマイルカナに関しては何やってんだと思って見ていた。スローの流れで我慢して自分の競馬を放棄しての切れ負け。それじゃあ結果は出んやろと思って見ていた。

 10番枠から好発を切っていたがもろにブレーキ、内の各馬を見ながら首を上げてもひたすらにブレーキで外からマルターズディオサ辺りにも交わされて好位の中目で我慢我慢。そのまま中弛みで我慢しながら直線勝負で4番手に上がるが切れ負け。L1で甘くなって7着完敗。

 まあ改めて見てもふざけた競馬してんなと思う。賞金は足りているし本番でしっかりとスマイルカナの競馬ができたからそれはそれでいいんだけど、流石にここでこういう競馬って負けるつもりでレースしてるよなと。競馬ファンに失礼なレベルや。レシステンシアみたいに最初から違うパターンを試したいとか、そういうことを事前に言っていればまだいいんだけど。いずれにせよ、こういうスローで中弛みの直線トップスピード戦では難しいということ。

フェアリーS(GIII)1着

中山芝外1600m良 16頭1枠1番
1:34.0 47.0-47.0 M
12.1 – 11.1 – 11.7 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 11.2 – 12.0

 5走前のフェアリーSでは中盤で息を入れての再加速で出し抜く競馬ができている。ここでは逃げてそういう形に持ち込んだが、ペースは平均で最低限進めていたし、馬場もある程度時計が掛っていた状況。その中でL2の一瞬の鋭さを引き出してきている。この馬は意外と適性の幅そのものは広いタイプだとは思う。

 1番枠から好発を決めてそこから押して楽にハナを取り切る。前半はそれなりに速かったが中盤で少し息を入れて後続を引き付ける。4角でも各馬の追い上げがないので仕掛けを待ちつつ出口で仕掛けて1馬身ちょっとの差で直線。序盤でも楽な手ごたえで出し抜いて2馬身半差。L1でしっかりとリードをキープしての2馬身半差完勝。

 ここは後半でスッと加速して良い脚を使っているけど、平均で引き上げているからこその一足での抜け出しとなっていると。他の馬にとってはこのペースではちょっと速い、という馬が多かったと思うしそこで3~4角でも2列目勢の仕掛けを待てる立場にいた。チューリップ賞の場合は3F勝負だしスローだしL2最速で10.8と速いラップを要求される競馬だったからね。こういう馬場である程度全体で分散したうえでのギアチェンジというのは多分適性的にフィットしているんだと思う。ロングスプリントでもギアチェンジでもやれているので本来安定するタイプの逃げ先行馬だと思う。

京成杯オータムハンデ2020への展望

 今回はトロワゼトワルが強力なので、これに対してハナを取るというつもりがあるのか、それとも行かせて離れた番手で実質的にという競馬を取るのか。この入り方がポイントとしては大きい。ただ、前走の米子Sでも2列目で入れてはいたし、前に馬がいても問題は無いかな。ペース自体が遅くなければ単独の番手で疑似的な逃げという形でもいいと思う。

 また、フェアリーSでは平均のギアチェンジ戦でスッと出し抜いた、桜花賞ではタフな馬場の消耗戦、パワーが他基礎スピード特化戦で踏ん張った、そして米子Sではロングスプリント的な要素を求められてしっかりと踏ん張った。適性の幅が広いということが大きい。全てに共通しているのは前半の基礎スピードは平均ペースで一定以上問われたうえでの話となる。チューリップ賞や赤松賞みたいにスローではこの馬の良さは出づらい。平均以上で流れた中で総合的な要素を高いレベルで見せているので、大崩れしにくいタイプ。米子S上位が重賞でも通用しているし、今回のメンバー構成で明確に強敵といえるのはトロワゼトワルぐらいだろう。3歳勢が物足りない結果を続けているけど、そろそろ重賞勝ち馬が出てきても…とは思う。まあ勝てるかどうかはともかく、ここでも十分チャンスはあるだろう。対抗辺りを視野に入れつつ、とりあえずの△を打っておきたい。大外過ぎなければ二の足が速いのでそこまで拘らないかな。ゲートより二の足型だと思う。

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