函館２歳ステークス 2020 予想：本命04リメス

函館２歳ステークス2020の予想

函館11R 芝1200ｍ
馬場想定：良～稍、標準馬場想定
風向想定：東7m/s想定

展開予想

　まずは馬場だが先週を見る限りそこまで悪くなくて、この時期の函館にしてはそこまで悪化していない印象。それと、今回はポイントになりそうなのが風で、最近取り上げている風ファクターの真骨頂が求められるかも。東から7m/sなので結構な風速になる。そして、函館競馬場だと東風は向こう正面追い風、直線向かい風と見ていい。スピードに乗って向こう正面は入っていけるけど、直線では向かい風になるので、先頭の馬は直線ではその影響は受けると思う。ただ、同時に前半のスピードが高い馬は追い風なので空気抵抗を少なく進められるので前半でスピードに乗せたい馬にとっては良い材料と判断したいところやね。この辺のバランスを取りたい。

　展開予想だが、恐らく豊のモンファボリがハナを主張する。内のホーキーポーキーはコメントだけ見ると１頭だと不安になる所があるので前に馬を置きたいという感じ。モンファボリがじわっと外からスピードに乗せながらハナ、ホーキーポーキーが行かせて２列目内というところに外からディープエコロジー辺りが番手外に押し上げてという感じかな。ハイペース想定で34-35ぐらいでとりあえず見ておきたい。９秒切るかもしれんね。

予想

◎04リメス
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△03ラヴケリー
△12ルーチェドーロ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎リメス

　本命はリメスにした。追い切りが凄いなと思って、本来函館1200だと前半でペースが上がってどうかな？という不安もあるがこれを狙った。

　新馬戦も時計は遅いた面白い競馬ができていて、34.9-35.3と平均だが12.5 – 11.0 – 11.4 – 11.7 – 11.3 – 12.3とＬ３－２で再加速。これで逃げて直線入りでぐんと伸びて加速したのは見えたんだが、Ｌ１で顕著に甘くなっていた。内ラチ沿いで抜け出したときに少し刺さっていてそこでバランスを崩したのもあったかなと思う。

　この馬は追い切りでもすごかったが抜け出すときに右手前を使ってそこでぐんとくるんだけど少し内に刺さる癖があるとは思うんだよね。だからこれをどこまでコントロールできるのか？というのはあるけど、新馬戦と追い切りで松田も乗って理解できていると思うしそこを活かした乗り方をしてもらえれば。前走の感じなら目標が前にいたほうが良いタイプだと思う。そのうえで、向こう正面追い風でスピードに乗りながら前に入って、ラストの直線向かい風で前に壁を置ける立場なら空気抵抗を減らせるという立場を取れそうなのは良いと思う。本質的には1400ぐらいで見てみたい馬ではあるんだけど、芝で一芸を見せているのはこの馬とモンファボリだと思うんだけどね。

○？

▲？

△ラヴケリー

　後は押さえでラヴケリー。前走は35.1-34.5とややスローでペースを落として進めての 12.4 – 11.2 – 11.5 – 11.4 – 11.0 – 12.1とＬ２最速戦。一足で鋭く抜け出しての完勝で、走破時計もまずまず。この感じなら馬群の中でも動けるかなというのはあるし、直線向かい風で壁を作って入れそうなのも良いんじゃないかなと。

△ルーチェドーロ

　ダート路線でかなりインパクトのある競馬をしていたので拾ってみる。前走は不良の函館1000だったが12.3 – 10.9 – 11.8 – 11.3 – 12.2とＬ２の加速が映像的にも素晴らしく４角で一気に千切った。Ｌ１は流していたし、かなり動けたなという印象。時計的には３歳未勝利でも58.0が出るぐらいなのでそこまでではないけど、この要所の動きの良さは目を引いたかな。芝でもと思うのはその辺だが前半の基礎スピード的にどこまでついて行けるか。