競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

毎日杯 2020 出走予定馬:サトノインプレッサ&武豊騎手想定

time 2020/03/27

毎日杯 2020 出走予定馬:サトノインプレッサ&武豊騎手想定

第67回 毎日杯(GIII)出走予定馬展望

日程:2020年3月28日(土)
コース:阪神芝外1800m

予想用・出走予定馬一覧

サトノインプレッサ(武豊騎手想定)

 新馬戦、こぶし賞とともに道悪で連勝を果たしたサトノインプレッサが武豊とのコンビで毎日杯に出走予定だ。どちらもマイル戦なので初めての1800mへの距離延長でも戦えるかが焦点。再度雨予報の中で、道悪巧者が3連勝で一気にクラシック戦線の伏兵となるか。

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 道悪の中での機動力は地味ながらもいいものを見せているし、コントロールが上手いイメージもある。個人的にはこの手のタイプの馬と豊の相性はいいと思っているし、結構面白いんじゃないかな。きさらぎ賞上位2頭がパフォーマンス的には手ごわいと思うが、道悪になり切ったら面白い。

新馬戦1着

京都芝内1600m重 14頭2枠2番
1:36.8 49.2-47.6 S^2
13.0 – 11.8 – 12.0 – 12.4 – 12.3 – 12.0 – 11.4 – 11.9

 新馬戦から振り返りたい。京都のマイル戦でも内回り、ペースはかなりのスローで2F勝負となっている。3角の下り坂を終えてからの本格的な加速になっているのでギアチェンジをある程度求められた一戦。

 2番枠から五分のスタート、そこから押して先行争いに加わりつつ、最終的には2列目のポケットで収まる。そこからは少しコントロールしつつだが前にスペースを置いて余裕をもって3角へ。3~4角でも2列目の内で我慢しながら、4角出口で加速が求められたところで手が動いて2馬身差ほどで直線。序盤で出し抜きを狙ったノルカソルカにじわっと詰めて1馬身半、L1でしっかりと捕えて半馬身差の勝利。

 ゲートは普通、そこから二の足で取りついていく感じで2列目に収まってからコントロールできていたし、スローから直線2F戦でギアチェンジが求められて一応L2でじわっと差を詰めた。逃げていたノルカソルカが良いギアチェンジを見せていたので苦戦したが、L1では絶対量の差で捕え切ったし、地味だったけど強い競馬という感じ。3着がシンザン記念で差が開いたとはいえ4着のオーマイダーリン、5着がマンオブスピリットということを踏まえてもこの一戦はかなりレベルが高かったと思う。

こぶし賞(1C)1着

京都芝内1600m重 7頭5枠5番
1:38.9 50.7-48.2 S^2
13.5 – 12.2 – 12.3 – 12.7 – 12.5 – 12.2 – 11.6 – 11.9

 前走のこぶし賞では同じく重馬場の内回り京都マイル戦。ただ後ろからの競馬になった中で強烈な末脚を引き出してきたという形。ペースは2.5でかなりのスローだがS^3に肉薄するレベルで遅い。2F戦でギアチェンジを求められたがその中で結構強い競馬だったと思う。

 5番枠から出遅れて最後方からの競馬となってしまう。道中前がドスローだったので割と取り付くのは楽で後方馬群の中目に入れていく。ペースが遅いのでコントロールして最後方に再び下げたが、それでも前にスペースを確保できて折り合って3角。3~4角でも最後方から前にスペースを置きながら進出の機会を待つ。4角で外から仕掛けを待ちつつ直線。序盤で最後方列にいたが鞭が入ってスッと反応して一気に2列目、L1で1馬身差をしぶとく伸びてしっかりと捕え切ってのクビ差の勝利。

 結構余裕のある勝ち方だったのと、スローで後半特化の競馬になったが2F戦で直線最後方列からこのラップで差し切ったのは結構立派だと思う。また後ろからになっても末脚の絶対量でねじ伏せてきたし、ギアチェンジ面でも見劣らなかった。この辺りは距離延長でも対応してくるなと。ペースが落ちればしっかりと息を入れられるし、動きたいところで動ける。またスローバランスで後半の決め手の絶対量も上げてくるという感じなら、器用なタイプだし距離も延ばしていいと思うんだけどね。相手関係は正直新馬戦のほうが揃っていたかも?とは思うが、自分の形に持ち込めない中でこの競馬ができたからね。ただ、言うまでもないがやはりここまで出遅れるとある程度頭数が揃うと難しいからね。五分には出てほしい。

毎日杯2020への展望

 阪神1800m戦となるし、良馬場だと高速馬場でトップスピードの質がどうなのか?というのが未知数だった。ただ、雨予報なので力の要る馬場となればここ2走の内容は光る。特に新馬戦では相手関係を考えても結構強敵だったのは間違いないし、2F戦でギアを上げて置かれずL2で対応、L1でそのまま伸びきったわけで動き出し、減速地点での踏ん張りという両面で良さが出ている。一枚上の競馬だったと思う。ここ2走でともに言えるのはある程度後半のポテンシャル面は持っているので、この感じなら距離の延長は問題ないと思っている。

 ただ、やはり気になるのは前走こぶし賞での出遅れ。あそこまで遅れると今回のメンバー構成だと簡単ではないと思う。前目からでもしっかりと質量を持った決め手を見せたストーンリッジは厄介になるし、ましてアルジャンナの後ろから差すのはもっと難しい。理想を言えば2列目ポケットだろうが、悪くともストーンリッジに近い位置を取ってほしい。要所で動けるのが強みだし、その点でも内枠のほうが良いと思う。ポンと五分に出て2列目ポケットを確保できればギアの上げ下げも上手そうだし馬券的には狙いたいと感じるかな。きさらぎ賞組との比較で難しいところだけどね。

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