競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

金鯱賞 2020 出走予定馬:ラストドラフト&吉田隼騎手想定

time 2020/03/11

金鯱賞 2020 出走予定馬:ラストドラフト&吉田隼騎手想定

第56回 金鯱賞(GII)出走予定馬展望

日程:2020年3月15日(日)
コース:中京芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

ラストドラフト(吉田隼騎手想定)

 中日新聞杯、アメリカジョッキークラブカップと重賞で好走を果たしたラストドラフトが金鯱賞に出走予定だ。昨年は京成杯を勝ったもののその後の活躍は期待に応えられたとは言い難い。相手はかなり強敵だが、ここ2走以上のパフォーマンスを引き出し覚醒となるか。

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 前走のAJCCはそこそこ頑張ったなという感じ。正直あの形だと足りないと思っていたので、後ろからそれなりに差し込んできたのは評価したい。もうちょっとやれて良い馬だけど、流石にサートゥルとの比較ではなかなか優位に立てる材料が見当たらないというのが本音かな。

中日新聞杯(GIII)2着

中京芝2000m良 16頭5枠9番
1:59.2(+0.0) 60.8-58.4 S^2
12.7 – 10.9 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 11.8 – 11.3 – 11.6 – 11.6

 2走前の中日新聞杯から振り返りたい。ペースは2.4でかなりのスロー、ラップ推移的に見ると4F戦に近く、L3最速で11.3。4角地点が最速となっている。

 9番枠から坂スタートで五分のスタート、そこから無理はせずにコントロールしつつ中団の内目に入っていく。向こう正面でも中団やや前目で進めて3角。3~4角で中団の内目から中目に誘導しながら直線。序盤で2列目が広がる中で外に出してしぶとく2列目に並びかける。L1でしぶとく抜け出したところに外からサトノガーネットに一気に差されてアタマ差の2着。

 まあ僅差の2着だが、逆に言えば3、4着のアイスストームやショウナンバッハとも僅差だったといえる。それに3~4角で内目から中目とロスもそこまでなく上手く立ち回ってきた方だと思うし、後半のロングスプリントでサトノガーネットに完全に見劣っているというのはあるし評価が難しいところではあるね。後半型の競馬で速いラップを連続するというのは適性的にあまり得意ではないかもしれない。まあそれでも2着なので良いんだけど、ロードマイウェイのチャレンジCとの比較で見ると相手関係の違いもあるが物足りない2着ではあったかな。悪くはないんだけど、レースレベルはそこまででもなかったと思うし。

AJCC(GII)3着

中山芝外2200m稍 12頭2枠2番
2:15.5(+0.5) 62.4-60.6 S^2
12.8 – 12.0 – 12.9 – 12.3 – 12.4 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 12.1 – 12.1 – 12.5

 前走のAJCCは3着に差し込んできたし個人的には頑張ったなという印象。ミッキースワローをこの展開で撃破してきたのは意外だったかな。ペースは1.8でかなりのスロー、後半は6Fのロンスパという感じでポテンシャル勝負の比重が大きいレースとなった。

 2番枠からまずまずのスタート、そこから無理はせずに中団馬群の内目に収めていくという感じ。道中もちょうど中団の内内で我慢しつつ3角。3~4角でも中団で中目に出して進めつつ、ニシノデイジーらが動いたところを狙うがマイネルフロストの故障でミッキースワローが外に張ってきたのでかなりロス、そこから4角出口でミッキーを行かせて後ろを取るも後方。序盤で立て直してミッキーの外から伸び離れた3番手争い。L1でミッキー以上の脚で3/4馬身ほど出て3着を確保した。

 まあ後半型の競馬になってしまったが、3~4角でのロスを考えると流石にちょっとかわいそうではあったし0.5差なら悪くはない。ただステイフーリッシュとの比較で2馬身弱と考えると不利がなかったとしても?というのが正直なところかな。これに先着を許していて、このステイがクロノやカレンブーケドール相手に京都記念で内容的に完敗。ステイを物差しとして見ても後半のポテンシャル戦として考えてもやはり最上位とは差があるかな。ステイの前にブラストもいるわけでね。そことの比較では完全に見劣っている。ミッキースワローを撃破したのはそれなりに評価したいけど、ここの相手はサートゥルナーリアだからね。

オクトーバーS(L)8着

東京芝2000m良 13頭7枠10番
1:59.9(+0.7) 61.6-57.6 S^4
13.2 – 12.0 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.9 – 11.9 – 11.2 – 11.1 – 11.5

 3走前のオクトーバーSでは8着と完敗を喫している。休み明けというのもあったと思うがそれにしても伸びあぐねた。ペースは4秒で超々スロー、そこから後半はL5から11秒台だが11.9程度だし、ほぼ3F勝負に近い。

 10番枠からまずまずのスタート、そこから外枠でもあり後方外目に下がっていく感じ。道中もペースがドスローの流れだが後方外目で動かず3角。3~4角でもあまりペースが上がらない中で後方外からじわっと進出、4角では手が動いて大外を押し上げに掛かるがあまり動けず後方2列目。序盤で追われるが反応乏しく後方2列目のまま。L2でも追われてこれと言って伸びず。L1までポジションをほとんど上げられないまま8着完敗。

 まあスローで後ろから溜めたところでトップスピードの質を高めてくるわけでもないし、恐らく本当にいい脚は一瞬しか使えないタイプなんじゃないかなと。だからL1でレースラップが落ちたところでもさほど食い込めなかった。AJCCみたいに完全にポテンシャル戦でギアをそこまで上げなければ問題ないが、こうやって11秒台前後のラップを質的に求められると切れ負けするし持続力も落ちる感じはある。中日新聞杯でも割とうまく立ち回ってL1が甘かったというのもその辺かな。

金鯱賞2020への展望

 まあ、悪い馬ではないと思うんだけど、サートゥルナーリアがいるという中で、やはりどの部分で優位性を取れるか?と考えると簡単ではないなというのが率直な感想。末脚の絶対量でロードマイウェイのロングスプリントの性能ほど高いレベルのものを見せられていればいいが、中日新聞杯は比較的3~4角で上手く立ち回れていてのL1の甘さ。それにゲートや二の足という点でもそこまで安定して前を取れる感じではないからね。個人的には前を取ってほしいとは思っているが、それがなかなかできないでいるしやろうとしていないというのもある。AJCCで後ろからそれなりに差し込んできたので余計に後ろからになるんじゃないかと思うし、ポテンシャル戦ならある程度やれてもやはりブラストには力負け、ステイフーリッシュにも差があった状況。不利を考慮に入れてもやはり物足りない面はある。

 打倒サートゥルナーリアとしてはちょっと足りないと思うが、ポテンシャルそのものはそこそこのものを持っていて、段階的に脚を使えるタイプ。そこまで鋭くトップスピードを引き出せるタイプではないので力の要る馬場そのものは悪くなさそう。後は序盤でどこまでいい位置を取れるか次第かな。ただ、サートゥルナーリアを崩せそうにないと思っているので、そう考えると他に面白い馬を探したほうが良いかなとも思う。ロードのように対サートゥルで面白い武器を持っているなら条件が揃えばとも思うんだけどね。個人的にはここではあまり高く評価したくない一頭になるかな。

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1月26日(日)───────
【中山11R】15:45 
AJCC 芝2200m
《3連複》フォーメーション
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1頭目:2
2頭目:3,9,10
3頭目:1,3,5,9,10,11
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