2019/02/02
第113回 京都記念(GII)出走予定馬展望
日程:2020年2月16日(日)
コース:京都芝外2200m
予想用・出走予定馬一覧
クロノジェネシス(北村友騎手想定)
昨年は牝馬三冠最後の秋華賞で春のクラシックの雪辱を果たしたクロノジェネシスが京都記念に出走予定だ。前走のエリザベス女王杯では京都2200mの舞台で5着と悪くはないがやや物足りない競馬となった。今回は牡馬との戦いでもあるが、同世代の牝馬が最大のライバル。GI馬の力を証明できるか。
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秋華賞でタフな馬場の中でもやれているのでそれは一定の評価が必要。また、カレンブーケドールがタフな馬場のジャパンカップでやれていることからも、ある程度レベルは高かったとみるべきかな。正直当日比較で時計的には物足りないところもあるんだが。ただ、エリ女では逆にこれまでで強さを見せてきていたトップスピード戦で物足りなかった。加えて今回は力の要る馬場が想定されるのと、ペースもそこまで上がらない傾向が強い京都記念。この馬場状態で後半勝負でどこまでやれるのか、今後を占う一戦。
秋華賞(GI)1着
京都芝内2000m稍 17頭3枠5番
1:59.9 58.3-61.6 H^3
12.3 – 10.7 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 12.7 – 12.5 – 12.0 – 12.3 – 12.1
まずは秋華賞から振り返りたい。正直この勝ち方はあまりイメージとしてはなかったかな。稍重でも時計が掛かっていた…が、正直そこまで極端ではなく標準~ややタフぐらいの馬場だったと思う。なので他のレースとの比較とペースで考えると1:59.9という時計そのものは正直少し遅い。ただ、敢えて言えば前が飛ばし過ぎたことで中弛みが生じていて12.7-12.5と3角前後で明確に緩んでいる。ここで我慢を強いられたカレンやクロノがL1にかけてラップを加速しているので、上位2頭は出し切れなかったかなとは。
5番枠から五分のスタートから序盤はコントロールしながらひとまず好位馬群の中目で進めていく。道中も前2頭が引っ張る形だがそこまで2列目以降も離されず、そんな流れで好位の中目で追走。ただ3角手前辺りから前がペースダウンして好位列が凝縮。ここで我慢しつつ、4角でも手ごたえはあるが進路がない状況で好位3列目で直線。序盤で外に進路を取って内から捌くカレンを閉めようとするが閉めきれない。それでも脚色が違い、ラストでしっかりと突き抜けて2馬身差の完勝だった。
結構意外な勝ち方だった。もともと高く評価していたのはトップスピードの質、そこまで持って行くギアチェンジだった。逆にここではペースが上がって基礎スピード面が求められることで分散してしまうんじゃないかと思っていたんだが…この馬場でこの流れでしっかりと脚を引き出してきたし、同じように包まれて我慢を強いられていたカレンとの戦いで完勝だったからね。パワー型基礎スピードを見せてきたとみていいと思う。3着のシゲルピンクダイヤ、4着シャドウディーヴァのその後が悪くないからね。カレンは言うまでもないが、レースレベルとしては結構高かったのかも?とは思う。時計的には正直ピンと来ていないんだけどね…。
エリザベス女王杯(GI)5着
京都芝外2200m良 18頭4枠8番
2:14.4(+0.3) 62.8-58.5 S^4
12.7 – 11.6 – 13.3 – 12.7 – 12.5 – 12.8 – 12.3 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.7
前走のエリ女は逆にこれまでのイメージ通りの競馬だった中で、正直いまいちだった。まあ相手もかなり強かったとは思うんだけど、ある程度力の要る馬場でのトップスピード戦では量的に足りなかった感じはある。超々スローからの4F戦だがクロコスミアが3角でワンテンポ早く仕掛けて離しているので番手以降は3F勝負に近い競馬になったと思うし、おそらくL3の4角地点で速いラップを要求されていると。
8番枠からやや出負けしていたがじわっと促しつつ楽に好位の内まで入ってくる。道中も好位の内目でロスなく進めながら、前にフロンテアクイーンを置きながら少し手綱を引きつつコントロールして3角へ。3角でクロコスミアが早めに仕掛けて出し抜き気味、4角で2列目が仕掛けて差を詰める中で3列目の最内で直線。序盤で追われるのだがさほど伸びてこず好位列のまま。L1までジリジリとは食らいつくがそれでも差を詰められず5着完敗。
ん~まあ正直に言うと期待外れだった。トップスピードの質に関してはこの世代ではトップレベルにあったと思うし、トップスピードの持続力という観点で見ても桜花賞の内容が良かったからね。ここまでドスローで3列目の内、折り合い面でも特に問題なく直線に入って真ん中の馬場と結構良い競馬だったと思うんだけど。この形でL1までこれといって目立つところがなく3列目をキープするところまでで終わってしまったのはね。基本的に上位勢が内を立ち回っているし、ラッキーなんかは最内を通して差し切っているわけで馬場が悪かったとも思わない。瞬間的なギアチェンジという点で見ても正直そこまで。まあL3で一気に仕掛けているので恐らくL4-3でかなり加速している感じはあるしここで置かれていないのでギアチェンジというよりはトップスピードの質・持続力という観点でちょっと足りなかった感じ。ラッキーなんか一頭だけ32.8とか異次元の上がりをこの馬場で繰り出しちゃっているからね。馬場適性の差もあったかもしれないが、後半型の競馬だと高いレベルでは足りないかも。
オークス(GI)3着
東京芝2400m良 18頭1枠2番
2:23.2(+0.4) 59.1-59.2 M
12.5 – 10.9 – 11.7 – 11.9 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 11.7 – 11.4 – 11.6 – 12.3
オークスでは超超高速馬場状態だったが、その中で上手く内目を立ち回りつつも3着。カレンブーケドールには完敗の内容だった。ペースは平均で流れていて、後半は4F戦に分散、L3最速で11.4なので馬場を考えると遅めの最速ラップ。ここでそれなりに速いラップを要求されたがL2-1と直線中盤以降は11.6-12.3なので超超高速馬場を考えるとポテンシャル面も求められているかな。もちろん前半の基礎スピードとのバランスが問われた一戦。
2番枠からまずまずのスタートを切ってそこから無理はせずに好位の内内で進めていく。道中も3列目の内で前にスペースを保ちながら理想に近い形で進めていく。3~4角で2列目の内内で最短距離を通しながら4角で一つ外に出して進路を探しながら直線。序盤で内のスペースを拾ってしっかりと反応して2番手に上がってくる。ただ先に外から仕掛けたカレンが抜け出していて半馬身差ほどで食い下がるまで。L1で失速して上位2頭に2馬身半ほど離され3着を何とか死守した。
この一戦で後半型の競馬では世代トップレベルの2頭を相手に完敗を喫したという評価を下すべきだと思っている。秋華賞が正しいのであれば馬場はともかく前半のペースとポジションのバランスはベストだったと思うし、4F戦でコーナーで速いラップをある程度踏んでいるという流れでロスなく内目で立ち回れている。貯金はかなりあったと思うし、その中でカレンは3~4角で外を回して先に仕掛けている。L2で食らいつくのは当然として、L1で甘くなってカレンに離されたというのは個人的にはかなり大きな負け方だったと。ギアチェンジがあるのでトップスピード戦ならカレンを上回ってくるチャンスは当然あるんだけど、こうやって早めの仕掛けでポテンシャル戦に持ち込まれると…という感じかな。中長距離路線ではかみ合わないとという評価。後半型の競馬では素材的にそこまでのレベルではないと思う。ギアチェンジがあるから噛み合えばチャンスはあるけど。
京都記念2020への展望
今回はカレンブーケドールとの再戦になるとは思う。もちろん他も面白い馬がいるけど、展望の軸としてはこの2頭の関係を考えるべきだろう。カレンはオークスを見てもジャパンカップを見てもそうだが、基本的に早めに仕掛けて出し切ってこそという感じで分散して速いラップをそこまで要求されないほうが良い。加えて言えばギアチェンジがそこまで高いレベルではないので、加速が求められる競馬ならクロノに分があると。タフな馬場は秋華賞でクリアできているが、エリ女ではトップスピードの質・持続力で古馬牝馬トップレベルには見劣っている。それでもカレンはトップスピード戦では足りない馬なので仕掛けが遅くなる形で直線勝負になればカレンとの比較では良い。津村が3角手前辺りから勝負に来れば別だが、そうでなければ基本的にはクロノのほうが優勢だろう。
まあ、個人的には本命は打たないとは思う。ここは狙いたい馬が明確に一頭いるし、クロノは同世代でも後半型の競馬で最上位ではないと考えている。トップスピードの質・持続力でもエリ女を見る限りだとワンパンチ足りないわけだし、秋華賞組が意外とハイレベルでタフな馬場でもある程度流れてしまったほうが良いと思う。クロノがここで勝つということを考えるなら自分で逃げ馬に対してある程度プレッシャーをかけに行く、平均~ややスローぐらいで進めるぐらいの意識は欲しい。今のこの馬ならペースが平均ぐらいまで上がってしまったほうがやりやすいんじゃないかな。本命にするには恐らく人気の割に勝ち切れるかどうか?という点での不安があるので微妙だが、まあ相手もそんなに強敵がいるわけでもないからね…。対抗~連下でとりあえず考えておきたい。
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ここの予想さんにはまるのは時間の問題かもです。僕は毎週トリコです(笑)