競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

シルクロードステークス 2020 出走予定馬:ディアンドル&池添騎手想定

time 2020/01/29

シルクロードステークス 2020 出走予定馬:ディアンドル&池添騎手想定

第25回 シルクロードステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2020年2月2日(日)
コース:京都芝内1200m

予想用・出走予定馬一覧

ディアンドル(池添騎手想定)

 昨年の葵ステークスでは好位の内から器用に抜け出し重賞制覇を果たしたディアンドルがシルクロードステークスに出走予定だ。古馬との対戦でも北九州記念では2着と健闘したが、大一番では13着と惨敗。立て直して今年初戦、再びGIの舞台を目指して好スタートを切りたい。

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 ここでどこまでやれるかやね。ここ2走はスプリンターズS、北九州記念ともにハイペースの流れ。スプリンターズSでは流れに乗っていくのに苦労して惨敗を喫した。葵Sが自身ではスローバランスで入っているのでそこで勝ち切れたのは一定の評価も明け4歳世代のレベルの問題もあるから取捨が難しい馬ではあるね。今回は面白い馬がかなり多くて逆に予想が難しくなりそう。

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葵S(重賞)1着

京都芝内1200m良 16頭3枠6番
1:08.0 34.0-34.0 M
12.4 – 10.7 – 10.9 – 11.2 – 11.2 – 11.6

 3走前の葵S勝ちから振り返りたい。ペースは平均で収まっていてラップ推移的にもコーナーで11秒前後を連続する形。京都1200m戦らしい前後半のバランス、コーナーで速いラップなのでロングスプリントの適性も求められている。

 6番枠からまずまずのスタート、そこから押して追走して徐々に二の足がつくが、最終的には前からは離れた4番手で進めていく。3角でも前3頭からは2馬身半ほど後ろで進め、4角でも前にスペースを保って出口で仕掛けて外に誘導して直線に入ってくる。序盤で3列目からジリジリと伸びて2列目、L1でしっかりと抜け出して外のアスターペガサスをアタマ差で抑えての勝利。

 強い競馬ではあったけど、前半はそこまで前で入っていける感じではなかったかな。結果的にいい位置に収まったけど、ゲートが良かった割には二の足がそこまで速くなかったのでこれが高いレベルではどうか?というのが一つある。ただ、後半型の競馬でしっかりとロングスプリントで長く脚を使えたし、それをいい位置から引き出せたのが勝因としては大きいかな。11秒前後を長く維持できる点は評価したい。後はレベルだが、アウィルアウェイがそこそこやれているし、内容としてみるとこの流れではアウィルアウェイより明確に上だった。結構強かったとは思う。

北九州記念(GIII)2着

小倉芝1200m良 18頭3枠5番
1:08.4(+0.2) 32.7-35.5 H^3
11.5 – 10.1 – 11.1 – 11.7 – 11.7 – 12.1

 2走前の北九州記念では2着に敗れたが悪く無い競馬。ペースは超ハイで進んでラップ推移的にもL3の地点ではすでに11秒台後半まで落ち込んだ。小倉らしい基礎スピード特化戦だが、昨年夏はいうほど高速馬場ではなく標準~ややタフな馬場。それでもペースを考えると時計的には少し物足りない面もあるかな。

 5番枠から出負けしてそこから押してリカバー、好位の中には入っていく。道中もそのまま好位の内でちょうど前にスペースがあるところを上手く拾って3角。3~4角でも前のスペースをキープしながら楽な感じで2列目で直線。序盤で進路確保もスムーズで底から追い出されるが外からモズスーパーフレアが競ってくる。これをL1で振り切ったが今度はダイメイプリンセスの強襲、これには屈して2着。

 ここでは出負けをしてしまったのがね…。結果的に前半の超ハイの流れでリカバーに脚を使ってしまったのでここはもったいなかったかな。それを考えると時計勝負の中で一定のパフォーマンスは見せている。何よりモズスーパーフレアを撃破しているわけでね。ただ、時計的には物足りなかったしダイメイプリンセスの復活がここでは起こっていると。まあハイペースのダイメイプリンセスはGIでもそこそこ通用する馬だから、強い馬ではあるけど…というところかな。それでもここでモズ、カラクレナイを撃破しているのは評価したいしある程度力の要る馬場でハイペースでもやれるのは強み。ゲートだけやね…。

スプリンターズS(GI)13着

中山芝外1200m良 16頭5枠9番
1:08.6(+1.5) 32.8-34.3 H^2
11.9 – 10.1 – 10.8 – 11.3 – 11.2 – 11.8

 ただ、本番のスプリンターズSではまさかの惨敗だった。流れに入るのも苦労した感じで正直意外なほどに苦戦したなという印象は受けた。ペースは1.5でかなりのハイだが現実的なレベル。ラップ推移的にもL3-2で再加速という形だが、それ以前の競馬になってしまった。

 9番枠から五分のスタートを切っていたが押して追走もなかなか流れに入れず、先行勢が雁行状態という中で好位の中目で進める。道中も終始手が動いているが追走に苦労して中団に下がって3角。3~4角でも中団の内に下がりながら進めて直線追い出されても反応はなくいいところのないまま沈んだ。

 ん~直線入りでも勝負を諦めてなかったけど、普通に伸びなかった。なんなら終始良くなくて、ゲートは普通だったが先行勢の中には入れなかったし妥協して好位でというところからもポジションをキープするのに四苦八苦していた。鞍上も積極的に押していたのに3~4角では徐々に下げながらで内を取れたにもかかわらず直線で余力がなかったからね。こうなるとちょっと状態面が一気に落ちたとしか考えられないほどの負け方なんだよね。ここまで崩れたのはテクニカルな面からはちょっと考えにくい。モズやダイメイが普通に悪く無い競馬ができているわけだからね。まあ、敢えて言えば超高速馬場ではあったし質的な面で基礎スピードが求められると難しかったかな?という感はなくはない。それでも前半の入りは北九州記念より遅く、まずまずのスタートを切ったのに苦労していたことを考えると個人的には状態面の可能性が高いかなと思う。

シルクロードステークス2020への展望

 前走のスプリンターズSの負け方をどう考えるかというのはあるが、状態面として考えるならやはり北九州記念の内容と葵Sの内容から4歳勢では一番だと思って良いのかなと。それと前走のスプリンターズSの敗因として高速決着という可能性も残っているし、その点でも今の京都の馬場ならそういう競馬にはならないのでモズが苦労するならやはり十分勝負にはなるだけのものは見せている。ただし、北九州記念も悪くはないがダイメイプリンセスに交わされてしまっているし、葵Sも後半型の競馬でいい位置を取ってロングスプリントを見せてきたけど、インパクトという点ではそこまででもない。アウィルアウェイ比較で見ればそこそこやれても良いとは思うが、重い印を打つにはワンパンチ足りないかな?というのは感じるかな。ディアンドルやアウィルアウェイ、京都のモズが人気になるぐらいだし正直ここは穴狙いに走りたいなというのは感じるところ。ひとまず連下ぐらいで考えたいかな。最終的には評価を一段落とす可能性もあるかな。まあ枠次第の面もある。

何悪。分析note2020



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