競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

日経新春杯 2020 出走予定馬:レッドジェニアル&武豊騎手想定

time 2020/01/16

日経新春杯 2020 出走予定馬:レッドジェニアル&武豊騎手想定

第67回 日経新春杯(GII)出走予定馬展望

日程:2020年1月19日(日)
コース:京都芝外2400m

予想用・出走予定馬一覧

レッドジェニアル(武豊騎手想定)

 昨年の京都新聞杯の覇者レッドジェニアルが武豊との新コンビ想定で日経新春杯に出走予定だ。日本ダービー、菊花賞とクラシック本番では掲示板に絡めず脇役どまり。今年はもちろんGIの舞台で主役を張るべく、素晴らしい走りに期待したい。

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 ん~個人的には馬場が気になるかな。京都新聞杯はかなり強かったし、菊花賞は距離の可能性も考えるけどもうちょっと頑張ってほしかったのが本音。アザレア賞とかの比較で見ても力の要る馬場で?という不安はあるかな。先週を見ても相当時計が掛かっているからね…。

京都新聞杯(GII)1着

京都芝外2200m良 14頭7枠12番
2:11.9 60.0-59.5 M
12.6 – 10.5 – 12.3 – 12.2 – 12.4 – 12.4 – 12.4 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 12.1

 まずは4走前の京都新聞杯勝ちから振り返るべきだろう。のちのダービー馬ロジャーバローズをしっかりと外から捕えていたしこの一戦は個人的には高く評価している。ペースは平均で流れて後半は4F戦で分散、最速は11.5だが個人的にはL2の伸びが良かったと思う。ただこの時点の淀は普通には高速馬場だったし、そういった面も考える必要はある。

 12番枠からまずまずのスタートを切っていてそこから様子を見ながらコントロール、中団のスペースに入って中目という感じ。道中も中団の中目で上手く我慢させながら脚を温存して3角。3角の手前でスペースを用意しつつ外目を回して徐々に詰めながら中団、4角でもスペースを詰め切らずに大外には出さず外目で直線。序盤で馬群を捌いてL2で一気に伸びてくる。L1でそこからしぶとく伸びきってロジャーをクビ差で捕えての勝利。

 L2の地点での切れが良かった。左手前に換えてから伸びてきてL1手前で右手前に戻してそこからはジリジリという感じ。目視で見てL2では前との差は大体3馬身ちょっとぐらいだと思う。そこからL2だけで1馬身差まで詰めていたので2馬身と見れば大体この地点で自身では11.2ぐらいかなと。と考えると意外と全体で流れ、4Fで分散した中で鋭く脚を使えているなというのが感想としてはある。もちろん分散して他の馬が削がれている中でもこれを引き出せたという点を評価すべきだし、平均ペースまで上がったのも良かったのかなとも。ただ、この一戦は極端ではないが高速状態だったということは考えておきたいこと。今回の日経新春杯で想定される馬場とはかなり差があるのでこれをそのまま信じるのは危険だと思っている。

神戸新聞杯(GII)4着

阪神芝外2400m良 8頭4枠4番
2:27.8(+1.0) 63.4-56.6 S^7
12.9 – 11.3 – 12.9 – 13.1 – 13.2 – 13.5 – 13.3 – 12.5 – 11.8 – 10.8 – 10.2 – 11.3

 2走前の神戸新聞杯では超超高速馬場(雨の影響が少しあったはずだが…)でL2最速10.2が示す通りばかばかしいほどの極端な競馬になっている。ここで切れ負けしたからといって悲観する必要はないが、トップスピードの質勝負に特化して鋭さを増すタイプではないというのははっきりしたかな。京都新聞杯で強かった理由が逆によくわかる一戦だったと思っている。

 4番枠から五分のスタート、そこから促しつつも途中でコントロールしてまずは2列目から上手く進めていく。道中極端に緩んだが2列目の外でキープ、3番手に近い位置で3角に入る。3~4角でも外目からじわっと進めてまだ仕掛けない。4角で外から馬なりで動き始めたサートゥルナーリアに対して後ろから必死に押して2列目で直線。序盤で楽に突き放すサートゥル比較でここで一気にぶっちぎられて3列目付近。L1まで伸びは地味で外のワールドプレミアに交わされて4着まで。

 ん~まあ切れ負けとしか言いようがないよね。L2の地点で1馬身あったサートゥルの差が5馬身弱まで開いてしまっている。単純に計算してもこの馬自身L2では10秒台を辛うじて維持できていたかなという程度だったから、トップスピード面でどうにもならない限界があったと思うね。サートゥルはここで10.2まで加速しちゃうわけで、これだけ極端な高速馬場でドスローでこんなのに勝てるわけがない。ただ、京都新聞杯を見ても思うのはやはりある程度分散した中での鋭さなんだなという認識は必要で、L2でスパッと切れたから直線ヨーイドンが合うかと言えばそうではない。100%MAXに近い余力を各馬が残していた時の純粋な決め手比べでは明確に見劣った。だから各馬が余力を残せないような状況が望ましいなと。その点では菊花賞に向けては良い負け方だったとは思っていたが…。

菊花賞(GI)6着

京都芝外3000m良 18頭6枠12番
3:06.6(+0.6) 62.4-63.9-60.7 S^2
12.9 – 12.4 – 12.3 – 12.6 – 12.2 – 12.2 – 12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.8 – 12.5 – 12.0 – 12.0 – 11.8 – 12.4

 前走の菊花賞は分散したし後半の4F戦からL2最速。程度と距離が違うが悪くないかなと思っていたが伸びあぐねた。まあ全体で見ればスローだし3000mの距離の可能性も高いし、馬場も高速ではなかったからね。そういったいろいろな面でかみ合わなかったのかなと。

 12番枠から五分のスタート、そこから押して好位中目を狙うが外から各馬が来たことで最終的には中団やや前目ぐらいで収まる。スタンド前でも中団馬群の中目で特に折り合い面も問題なく進めて向こう正面。向こう正面でも無理なく進めてワールドプレミアのちょうど一つ外で進めて3角。3~4角で中団列の内目から外に誘導、4角で仕掛けて狭いところを通しつつ3列目付近で直線。序盤でそこからの伸びが地味、L1まで大きくはばてないけどなだれ込むだけの6着完敗だった。

 まあ、そこまで悪くはないんだけど、3~4角で内目から外に誘導した分の差は少しあったかもしれないかな。とはいえ、L2の鋭さが引き出せなかったのでそこまでに問題があったというか敗因もあったと思う。前半はスローだったのでこの馬自身の余力そのものは問題なく残せていたと思うが3000mなので距離の可能性も考えないといけない。距離でないとしても4Fで分散してL2でもう一段の加速ができなかったのは本来の姿ではないからね。馬場の可能性も考えたほうが良いというのは当然出てくると。

日経新春杯2020への展望

 まず京都新聞杯を高く評価しているが、条件が高速馬場で平均ペース、ある程度基礎スピードを求められたうえでの一足の鋭さ、というのがある。それにL2の鋭さが目立ったので、これが力の要る馬場でそこまで質を求められないと?というのは感じるかな。菊花賞もやはり伸びあぐねたし、それだけなら距離といえるんだがアザレア賞が力の要る馬場の12.5 – 12.3 – 11.6 – 11.9 – 12.3とポテンシャル戦で外から正攻法とはいえ甘かった。個人的にヒーリングマインドは長距離路線でそこそこやれそうかなと思っているけど、それでも今の時点でレベル的にハイレベルといい切れるほどではない。

 後は、京都新聞杯を考えると全体で明確に流れて良さが出る可能性はあるし、個人的には力の要る馬場でもハイペースで前が消耗してくれれば立ち回り一つで怖いかなとは思う。それでも馬場適性としては今は高速のほうが良いと判断する方が無難だし、恐らく1,2番人気でとなるとやはりリスキーな条件ではあるかな。スローで後半勝負になるよりは平均~ハイペースで中団からという方が可能性は高いと思っているので、そうなりそうなら押さえる。ただ、ここで重い印は打ちたくない一頭。相手関係が貧弱だしこの馬が適性微妙でもパフォーマンスで上位人気だし、穴狙いに走りたいレースではあるね。

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