競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アルゼンチン共和国杯 2019 レース回顧・結果:ムイトオブリガード、積極的な先行策、内から鋭く抜け出し完勝!

time 2019/11/06

アルゼンチン共和国杯2019のレース回顧・結果

東京芝2500m良
2:31.5 62.0-57.9 S^4
7.2 – 11.2 – 11.9 – 12.9 – 12.7 – 12.6 – 12.7 – 12.4 – 12.0 – 11.8 – 11.3 – 11.1 – 11.7

展開分析・総評

 まあ概ね予想通りの展開ではあったと思う。4秒近い超超スローまでは流石に遅すぎだと思うが、それでも後半勝負でL2最速。アル共はやっぱり落ち着きやすいんだなと感じた。

 ただタイセイトレイルが来ちゃうか…という感じかな。この辺が競馬の難しいところなんだよなあ。理で考えるとなかなか難しいけど、枠の妙や馬場という点でもうちょっと怖いと思わないといけなかった。ハッピーよりタイセイの方が人気でこっちが来る辺り世の中のギャンブラーは上手いと思うわ。そしてきっちり持ってくるルメールも流石。この1番人気は流石にないと思ったけど、これは持ってきた3着だと思う。

 そして安定の福永。ルックは難しい馬だけど、この競馬ではどうしようもないから向こう正面でのアイデアが必要なんよ。何もできずに直線勝負で4F戦気味だけどL2最速で11.1じゃあね。福永は正直もうちょっと馬に対しての研究が必要だと思う。ルックでこう乗ってはいけないことぐらいは普通に見ていればわかると思うんだが。日和って△回してしまったが…ここは怪しい条件ではあった。

 そういった騎手の腕や枠、馬の適性面の差が微妙に出たのがこのアル共かな。ノリは多分日本人騎手でトップクラスで競馬をわかってると思う。今日もこう乗ってほしいなと思っていた通りの騎乗をしてくれてちょっと震えたわ。

1着07ムイトオブリガード(横山典)

 まずまずのスタートから思っていたよりも強めに促して積極的に先行し、2列目の中目からポケットまで上手く忍び込む。そのままドスローの流れで逃げるオジュウチョウサンから少し離れてスペースを確保しつつ3列目の内。3角手前でそのスペースが詰まって2列目の内で我慢を強いられて2列目内で直線。序盤で最内に進路を取ってすっと反応して一気に先頭に立つ。L2では1馬身ほどリードを保って粘り込みを図り、最後まで後続を寄せ付けずの1馬身1/4差完勝。

 ノリは本当に素晴らしいよね。ここまで完璧な2列目ポケットは期待していなかったが、基本的にはギアチェンジも高いレベルで持っていてトップスピードの質、持続力も高いからスローの内に前目内目を取っちゃえばまず勝負になると思っていたし、それをやってきてくれたと。序盤はそこまでいい二の足というわけでもないが積極的に促して持って行ったし、あの位置に入って松岡が逃げている段階でほぼ勝ち負けは確信してた。ペースが遅くなるだろうという中で最序盤の間に良い位置を取っちゃって、そこからは仕掛けを待って直線で一気に反応させる。一瞬しか使えないわけじゃないからラストまで踏ん張れるトップスピードの持続力を担保に直線入りで早めに抜け出す選択が取れたわけでね。馬もこういう後半の総合力勝負では強いから褒めなきゃいけないんだけど、一番はこの馬の良さをしっかりとわかったうえでベストの騎乗を取ってくるというノリの凄さやね。豊ともども、長く騎手を続けてほしい。

2着02タイセイトレイル(戸崎)

 好発を切ってそこから様子を見ながら内のアフリカンゴールドを前に入れて中団内内で我慢。道中もドスローの流れで中団内で上手く我慢してポポカテペトルの後ろぐらいで3角。3~4角でも中団の内でひたすら我慢して直線。序盤で仕掛けを待ちつつ内目に切って伸びてくるとL2では2列目、L1でさらに追撃を試みるが流石に甘くなって最後は外のアフリカンゴールドに食らいつかれるもハナ差で2着は死守した。

 直線で内が空いたのと思ったより内がやれている中で楽に進路を取れた、3~4角で完璧に立ち回ってコーナーワークである程度良い位置だったといういろんな面が噛み合ったとは思う。ただ高速馬場のトップスピード戦でここまでやれたというのは正直意外だったかな。成長してきているんじゃないかなと思う。パリンジェネシス相手にサンシャインSで完敗だったし、過去を振り返ってもトップスピード戦ではいいパフォーマンスを見せられていなかったから正直ここで内目から動く形で結果が出るとは思わなかった。噛み合った面もあるが、こちらの想像を上回る直線での切れ味ではあったかな。まあトップスピード戦としてのレベルは微妙だと思っているが、それでもムイトオブリガードに直線半ばまでは食らいついて差を詰めていたからね。

3着01アフリカンゴールド(ルメール)

 好発を切って少し外に誘導しつつ序盤は様子を見ながら3列目の内目ぐらい。ただ最初から少し外を意識していて道中は好位馬群の中目でマコトガラハッドの後ろで折り合わせながら3角に入る。3~4角でも好位~中団に近いところで我慢を強いられて直線。序盤でウインの内を拾って進めるが捌くのに少し苦労。それでもL2では進路をしっかりと確保し追い出されてしぶとく伸びて1馬身弱まで詰める。ただここからあと一押しが足りず、最後は内のタイセイトレイルにも伸び負けして3着。

 ルメールはなんだかんだ言って直線ではしっかりと動かしてくるなあと。正直怪しいかなと思っていた馬なんだが、それでも出し切る競馬はしてくる。まあ敢えて言うなら前半ちょっと半端な競馬をしてきたとは思う。個人的には2列目の内を確保できていたら色々違ったと思うし、最初から外目を意識していたのはちょっと違和感があったかな。末脚の絶対量がそこまであるタイプでは無いので、外に出すよりこのレベルなら前目内目で我慢して一足に賭けたほうが良かったかもしれない。ただ1番人気だったからその点も踏まえて出し切る選択を取ったのか。あの位置関係でムイトオブリガードを差すのは流石に難しい。今後はもう少し前半でポジションの意識を持ってほしいかな。スローなら余計にね。

4着05ルックトゥワイス(福永)

 まずまずのスタートを切っていたが中途半端で行くのか控えるのか微妙、まごついているうちに窮屈になって急激に下げる形で最後方と結局後ろ。道中も最後方に近い位置で進めて内外どちらでもという感じで見ていたが前がペースを上げないので3角辺りからどうしようか迷うがあまり手が動かず、4角で流石に外からじわっと押し上げて直線に入ってくる。序盤で最後方から伸び始めがやはり遅くジリジリ。L2で最後方から流石に詰めてくるがまだ後方列。L1で目立つ脚を使って2着争いまでわずかなところまで追い込むが形式美の4着。

 善臣の後継者やな。まあこれに関しては正直ある程度は予見できていたし、バッサリ切れていたら素敵なんだけど、L1の伸びを見てもわかるようにもうちょっと3角辺りからの意識がもうちょいあれば2着はわからんかったからねえ。高速馬場のロングスプリントは非凡だけど、結局福永がドスローで何もできなかったというだけの話。これさあ、事前にここまで不安不安言われてて実際これを覆せないってかなり恥ずかしいと思えよと…。ルックが3番人気って福永だからあかんって言われてるようなもんやで。これで4着とかマジで恥ずかしいと思ってほしい。俺が福永の立場ならしばらく落ち込むわ。ルックは今回も見せているが緩い地点から一気に加速ができないからどうしてもそこで置かれる分だけL1での伸びが合っても届かないケースが多い。今回は普通に乗ってくれれば2着はあったと思っているが、福永が福永競馬をしたのでやはり4着だったという感じ。馬はいい馬だけど、この馬は案外突き詰めるともうちょっと距離が短いほうがいいかもしれんけどね。日経賞がいまいちだったしポテンシャル戦はあまり好ましくないからなあ。まあ一度府中のロングスプリントを神業の域まで持ってきているルメールに乗ってもらいたい馬ではある。

5着10トラストケンシン(三浦)

 五分のスタートだが二の足がいまいちで後方に下がる感じ、そこから中団馬群の後ろで1~2角。向こう正面でも動かずにルメールを終始マークしながら3角へ。3~4角でも後方中目でルメールマークで押して直線。序盤で進路を外に意識しつつ前のルメールが当てになるのでひたすら追い続ける。ラストまでルメールのアフリカンゴールドが抜けた進路を取り続けてスムーズに伸びてはいたがルックに交わされ5着まで。

 まあ着を拾う競馬という点では理想的に入ったと思う。結果的にアフリカンゴールドがしっかりと伸びてくれたしその直後で外も意識していたがルメールが捌いてくれる後ろで空気抵抗も軽減しつつ当てになる進路を作れたわけでこれは噛み合った要素かな。それでも外からロングスプリントの形で最後まで伸び続けたルックに対しては普通に力負け。まあこのレベルではワンパンチ足りんのは確かかな。前半部分で苦労すると難しいわ。

11着04アイスバブル(浜中俊)

 やや出負け、すぐに内のスペースを狙っていたが団子で進んだので最終的には最後方でとなる。道中もドスローの流れで最後方で特に動かずちんたら。3~4角でも最内を取って直線で最内。序盤でそこから追われているが伸びはなくラストまでいいところないまま惨敗。

 まあ出負けしてポジションをリカバーしにくかったというのはあるが、結局直線で最内を突くという以外のアイデアは持ち合わせてなかったという感じ。ただ、意外と直線で内というスタンスは1,2着馬が取っていたし入りの段階ではそこまで差はなかったので単純に全体的な展開を考えれば間違いでもなかったとは思う。が、この馬は流れた中での末脚が持ち味で、ここまでドスローで直線ヨーイドンだと何もできなかったというのが正直なところだと思うけどね。向こう正面で動いてペースを上げるなり何らかの手が打てないと正直どうにもならなかったと思う。

12着12オジュウチョウサン(松岡)

 五分のスタートから押して二の足をつけてから思い切ってハナを取り切る。ただそこからのレースメイクは平凡でドスローに持ち込み3~4角でも仕掛けを待ちながら4角で促して直線。直線で一気に追われるが切れ負けして並ばれ、L2の最速地点で2列目から3列目に後退。ラストは失速した。

 積極的な逃げの競馬で良かったんじゃないですかね(棒)。馬主もきっと満足でしょう、4角までは先頭だったんだから有馬記念と違って積極的な逃げを展開してくれて本当によかった。

 という皮肉で終わらせるには馬がかわいそうなんだよ。オジュウを東京2500で使うってのも難しいところはあるけど、やっぱりやるんならキセキのJCみたいな向こう正面からのペースアップを展開してどこまで粘れるかに期待するしかない。これだけ4秒のドスローで、ドスローは良いとして3F勝負に近い形で切れ負けではどうしようもないでしょ。こういうタイプの馬ではないのは誰がどう見たってわかるわけで、ただ単に逃げてスローに落とせばいいと思っているレベルの騎手ではどうしようもない。武豊がいかに考えて乗っているかということをわからないであれこれと明後日の方向の文句を言っているようでは馬が不憫で仕方がない。ステイヤーズSで豊が乗ってくれればワンチャンスはある。そういう状況にももはやなりそうもないぐらい酷い選択を馬主が取ってるんだよ。石神が悪いわけでもない。馬主が明後日の方向に進み過ぎてる。ポテンシャルは有馬記念でも一定レベルのものは見せている。馬場に依るが7~8Fで勝負してダメならあきらめもつくが、こんな負け方では競馬ファンとしてもしっくりこないよ。

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競馬をやって何が悪い。分析note…弥生賞から高松宮記念まで!



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