競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アルゼンチン共和国杯 2019 予想:本命07ムイトオブリガード

time 2019/11/03

アルゼンチン共和国杯2019の予想

東京11R 芝2500m
馬場想定:良~稍、かなりの高速馬場想定

展開予想

 土曜もまだかなり軽い馬場状態だと思うが、それでもそこまで極端に超高速まで入っているかは何とも。超高速から一段遅くという程度のイメージだがそれでも高いレベルで高速状態はキープしていると思う。明日は雨も考えないといけないが、恐らく降っても限定的だろう。ほとんど影響が無いとみてかなりの高速馬場ぐらいで想定したい。

 展開予想だが展開予想動画をyoutubeでアップロードしていますのでそちらもよろしくお願いします。そのうえで、ひとまずパリンジェネシスが積極策を示唆しているのでこれがハナを主張する。外からオジュウチョウサンもいければ前目を取ってくるだろうし、内から主張するのがアフリカンゴールド、タイセイトレイルぐらいで前に何かを置きたいタイプ。外が内に切れ込みながらという形になると思う。ノーブルマーズ辺りも恐らく番手~2列目を狙ってくると思うんだけどね。ただペース自体は松岡がよほど積極的に逃げるぐらいの意識を持たない限りは恐らく上がってこないだろうと思っている。61-57.5~58.5ぐらいの感覚かな。スロー想定で、3F勝負になるのかロングスプリントになるのかというので後半の1000mは変わってくると思う。一応両パターンを考えつつも基本は明確なスローを想定したい。目黒記念とは違う競馬になる可能性が高いだろうと。

予想

◎07ムイトオブリガード
○03ハッピーグリン
▲11パリンジェネシス
△01アフリカンゴールド
△05ルックトゥワイス
×09ノーブルマーズ13ウインテンダネス
3連複:◎軸○▲△BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連複:◎▲軸○64.6-58.6△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ムイトオブリガード

 軸としてはほとんど悩まなかったかな。正直ここでムイトとノリのコンビでダメだったら仕方ないかなというぐらいにはすっと決まった。欲を言えばできればもうちょい内枠か外枠かはっきりしたほうが良かったと思っていて、この枠の並びで外から切ってこられて内の馬がスペースを埋めていたら中途半端な位置になるリスクがあると。好位~中団で3~4角外ってのはあまり好ましくないのでこの辺をノリがどう乗ってくるかは興味がある。

 そのうえで、やっぱりこの馬が一番信頼しやすいのは昨年のアル共になると。東京2500m戦でペースは62.8-58.2と極端なスローから13.0 – 12.6 – 12.3 – 11.1 – 11.0 – 11.2と3F勝負というトップスピード戦で中団外からしっかりと動き出しも良くL2の最速地点、L1の減速地点の全てでいい脚色だった。この辺は要所での動きが鈍いルックトゥワイスと比較してみれば面白いと思うが、緩い流れから動けるギアチェンジを持ちつつL3-2では10秒台の脚を使ってくるというようにトップスピードの質も持続力も高い。

 それだけでなく昨年の六社Sではルックトゥワイスに完勝したが、流れとしては62.4-57.6と極端なスローからの12.7 – 11.4 – 11.9 – 11.4 – 11.2 – 11.7と5F戦、L4で少し緩んでいるが2列目のポケットで立ち回りながら直線で仕掛けを待つ余裕があって逃げ馬を泳がせながらL2で追い出されてすっと反応して最速地点で先頭に立ってそのまま最後までしぶとく粘りこむ。こういったロングスプリントの競馬でも強さを見せている。ここの2着がルックで3着がマコトガラハッド。スローならばまず総合力で一枚上だと思っていて、仮に全体で流れたとしても目黒記念ほど極端に淡々と流れなければと思っているんだけどね。2000は短かったと思うし、超高速府中で前半のペースが緩ければ力は一枚上だと普通に思っているので、ペースが上がらないように願っている。

○ハッピーグリン

 相手は穴人気しそうでびくびくしているけどハッピーグリン。超高速馬場適性は何ともだがそれでも昨年のジャパンカップが59.9-57.2と超スローからの11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4 – 12.0と中盤で11秒台後半、そこからさらにペースが上がってのL3最速という中で上手く最短距離を通したとはいえラストまで内目からしぶとく脚を使ってきていたと。上位勢を考えるとそこそこやれているし、今回も内枠を引いたのでスローからのロングスプリントの形なら高速馬場でもやれると思う。

 そのうえで、後半のポテンシャル戦で結構強い競馬ができていて距離は今はこれぐらいのほうがいいだろうと。今年は日経賞で頑張っていて、稍重だが62.7-58.9と超超スローからの13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0と5Fのロンスパポテンシャル特化戦で好位の中目で通して直線入りでは少しジリジリ離されたがL1までなだれ込む足は見せた。相手関係がそこそこ強敵で、サクラアンプルールには少し見劣ったがここではルックトゥワイスを撃破している。スローの流れで内目で上手く早めの仕掛けでロスなく運べそう、と考えれば結構面白い馬なので期待したい。

▲パリンジェネシス

 今回は恐らくノーマークで進められそうだし、この馬はスローの方が良いと思う。個人的に評価しているのが3走前のサンシャインSで64.6-58.6と極端なドスローから12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.2 – 11.5と仕掛けを段階的に進めてL2最速地点となる直線前半でスッと出し抜いてきた。馬場を考えるとドスローとはいえ最速ラップは結構速いし、タイセイトレイルを問題とせず引き離しているのでスローの後半型という競馬では強ち馬鹿にできないと。力の要る馬場でスローばかりというところで、目黒記念では超高速の59.5-59.1という流れに苦戦して脚を使わされてしまったがゆったり運んでこそかな。京都大賞典では前にも行けんし流れも59.7-59.3とタイト。息が入る東京2500でマイペースで行かせてもらえれば一足は怖いね。土日でタートルボウル産駒重賞制覇というレアな週になるかも…とちょっと楽しみではある。

△アフリカンゴールド

 9割方はルメールが怖いので押さえておく…という感じ。ぶっちゃけ前走の六社Sをそこまで評価していない。62.7-57.6とドスローで11.9 – 11.8 – 11.0 – 11.4 – 11.5と5Fのロングスプリント。これで上手く2列目内から我慢して直線外に出してからジリジリと伸び続けた。ただあれを評価するならトラストケンシンもセットで狙わないといけなくなるし。ここ数走マレーシアCや烏丸Sの内容を見ても緩い流れで楽に前を取って決め手の質量でワンパンチ足りないってのが続いているし、それでいて人気と普通は狙いづらい。ただ今の府中で最内枠でルメールとかもう何でも持ってきちゃうでしょ。なんでかはわからないんだけど、秋の府中のルメールは無双状態になることも少なくない。競馬ってむずかしいわ、普通なら買いたくない馬なんや…けど秋のルメールが凄すぎて。ここも上手く忍び込んでくれそうでやっぱり消せんか…。

△ルックトゥワイス

 まあ地力で何とかならんか…とも思っているが、ひとまず不安が大きいので連下まで。この馬はベストは恐らく目黒記念で、59.5-59.1から12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8と淡々とした平均、質的な基礎スピード・ポテンシャルが求められた中で後方外からポテンシャルを活かして大外ズドン。ここまで早仕掛けで全体も流れていてラップの偏差が小さければギアチェンジが問われないので素材の差で突っ込める。

 ただ、前述しているが昨年の六社Sではドスローからの12.7 – 11.4 – 11.9 – 11.4 – 11.2 – 11.7とロングスプリントの形で後方外から進めながら直線に入ってくるが、上手くコーナーでロスを少なく立ち回ったムイトオブリガードに抜け出されてL1で決定的なところまでは持っていけなかった。日経新春杯の2着もそうだがこの馬は高いレベルでは前半から流れてしまった方がいいんだろうと。高速馬場なら後半のロングスプリントで対応できるとは思うが、トップスピード戦で3F勝負とかだと動き出しがもろに弱点で昨年のアル共みたいになる。普通はここは消し時だが、相手関係が楽だしロングスプリントなら怖いので押さえておく。

×ノーブルマーズ・ウインテンダネス

 後は微妙にいつも人気しないノーブルマーズとそろそろ思い切った競馬をしてこないか不気味なウインテンダネスを抑えておく。ノーブルマーズは基本的には全体で流れたほうがいいという点ではルックと近いが、ルックと比較するとゲートが上手くてなんだかんだ言ってそう悪くない位置につけられるのが強み。東京2500適性そのものは高くスローでもロングスプリントである程度前目で運べれば。ただ強く狙えなかったのはやはり枠が外過ぎるかなと。

 ウインテンダネスはもともとは目黒記念を勝っている馬で、あの時が超高速馬場でスローロングスプリントの形を好位から長く脚を使って捌きて伸びてきた形。逃げていたこともあって、このメンバー構成で枠も外、思い切っての逃げ・先行策があっても面白いなということで。緑風Sで逃げ切ってルックを破った時に乗っていた内田に戻るし、本来もうちょっとやれていい馬だと思うんだけどね。

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アエロリットしっかり追いかけてましたね。
ートレセン”リアル”レポートー

【アエロリット】
同じ牝馬のアエロリットは毎日王冠で2着。この秋も順調な姿を見せている。最終追い切りは美浦Wコース。間隔が詰まっていることもあり、派手なアクションはなかった。馬のリズムを重視しながら、じっくりと感触を確かめるように駆け抜け、5F66秒5~38秒1~13秒3だった。テンションが高くなっている感じもなく、引き続きいい状態をキープしているように映る。年齢を重ねるにつれて、馬が随分と大人になってきた。「先週の金曜に1週前追いをやっている。これくらいで十分でしょう。馬場は少し湿った方がいいかもしれない。落ち着きがあって、状態はいいので」と菊沢調教師。強敵がそろっているが、この馬も虎視眈々といった様子だ。(終)
※同時にアーモンドアイとウインブライトも考察出てましたね。
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