競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

菊花賞 2019 レース回顧・結果:ワールドプレミア、令和も武豊だ!内から鮮やかに抜け出し戴冠!

time 2019/10/22

菊花賞2019のレース回顧・結果

京都芝外3000m良
3:06.0 62.4-63.9-60.7 S^2
12.9 – 12.4 – 12.3 – 12.6 – 12.2 – 12.2 – 12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.8 – 12.5 – 12.0 – 12.0 – 11.8 – 12.4

展開分析・総評

 う~む…難しかった。ワールドプレミアに関しては予想とはだいぶ違う競馬をしてきたのはあるが、出し切って良さが出るタイプでここまで鮮やかに乗ってくるとは…という点で豊の騎乗を褒めるしかない気がする。まあこういう競馬をしてほしいと思いつつ、それでも現実的には後ろからかなと思っていたので。

 それと展開が全く読めなかった。シフルマンの出遅れとか(余談だが松山ってここ一番でよく出遅れるよね…)カウディーリョが好発を切ってハナを取るとか…流石にこれを予想するのは難しかった。走破時計は想定ドンピシャの3:06.0だがペース的には前半から遅く62.4で逆に中盤も63.9とそこまで顕著に遅くはなく13秒台は踏んでいない。そこから後半勝負でポテンシャル戦からL2最速11.8、この辺りはある程度読みに近いがそれでもここでもうちょっと速いラップを踏むかなと思っていた。3~4角が12.0-12.0で最速が直線前半11.8。ほぼ3~4角で最速に近いラップなので結果としてみると3~4角の立ち回りはある程度響いたと考えるべきだと思う。馬場の想定は合っていたんだけどね…。なかなか難しい一戦だった。

1着05ワールドプレミア(武豊)

 好発を切っていて、そこから促しながら序盤は先行争いに加わるかという勢いで入っていく。最終的には下げて好位の内目で進めるが3角の下りで少しブレーキしつつなだめて前にユニコーンライオンを置く。近くにヴェロックスもいる状況で上手く良いポジションを確保しスタンド前。ここでも少しは身をかむような感じで力み加減だが折り合わせつつ上手く壁を活かして進めて向こう正面。道中もユニコーンとヴェロックスの後ろで両にらみしつつペースもそこまで変わらない中で3角。3~4角で各馬が動く形となるが、ここでユニコーンを交わして2列目の内のスペース、ヴェロックスを外に見ていたが内を選択して直線。序盤で最内を取ろうとして前のカウディーリョが切ってきたので外に変更、すぐに伸びてここで先頭に立つ。L1で外から食らいつくサトノルークスをクビ差で退けての勝利となった。

 余談から入るけど、福永はこのパターンが多いよなあ。今回もGIで縁があった馬の2着。まあ、それはともかく豊を信じられなかったこっちの負けというところ。後ろからになると思ってみていたらメンバー中でも1,2を争う好スタートを切っちゃってそこから上手く好位の内に潜り込んだ。この時点で結果的に見ても90点の競馬だし、そこから3角でユニコーンが甘くなったのを交わしながら上手く2列目のスペースを拾って直線で最内を狙ったが切り替えて一つ外。終始ロスなく進められたし、壁を作って折り合って入られてしまった。馬の成長もあったと思うし出し切って良さが出るとは思っていたが、それでもこの位置でこれだけうまく立ち回って直線でスッと抜け出してくるというのは驚かされたかな。割と速いラップを要求されない競馬になったのもいいとは思うし、もともと若葉Sとかでも外からの競馬で最後までばててはいなかったからね。ステイヤー的素質が高かった可能性はあったけど、一番はしっかりと良い位置を取れたことが大きいだろうと思う。豊のここ一番の腕を見せてもらったかな。参りました。

2着14サトノルークス(福永)

 五分のスタートを切ってそこから軽く促しつつヴェロックスを意識した入り方をしていたかな。ただヴェロックスが好位馬群の中に入ってしまったので中団の中目で切り替えて折り合いを意識しつつレッドジェニアルの後ろで壁を作って。道中も馬群の中で我慢しながら仕掛けを待ちつつ3角まで動かない。3~4角で外から各馬がじわっと仕掛けていく流れの中で、レッドの外に出して積極的に仕掛けていく。4角ではタガノディアマンテの後ろを狙って直線。序盤で中団列からジリジリと伸びてきて3列目、タガノに並びかける。L1でそのまましぶとく伸びてヴェロックスを捕えて内で粘っているワールドプレミアに襲い掛かるがクビ差及ばず2着。

 ワールドエースの呪いなのかどうかは知らんが、このパターンが多い気がせんでもない。ただ、3~4角でタガノディアマンテが外から動いていった中でその後ろからの競馬になるわけで、ポテンシャルに頼った競馬をしているしこれで最後まで伸び続けたことを考えると後半のポテンシャルという観点では実は一番のパフォーマンスをしているということになる。ヴェロックスも今回はロスを少なく立ち回っていたのでそれを外からの正攻法でというのは意外だったかな。上手く立ち回ってというイメージだったので。皐月賞もダービーも超高速馬場で急かされて甘くなっていた可能性も高いし、前走のセントライト記念では内をロスなく立ち回ったのもあるが前半そこまで無理をせずに済んだのも良かったのかな。質的な基礎スピードをあまり要求されなかったことで後半のポテンシャルが引き出せた形だと思う。ただ、こればかりは正直やってみないと読めない面が強かったから難しいね。ここまで高いパフォーマンスを見せてくるとは思ってなかった。外差し傾向だった馬場もあるとは思うんだが…それでも強かったなあ。この世代のレベルがまだつかみきれない面はあるけど、この競馬なら有馬記念とかも適性的にはフィットしそうではある。

3着13ヴェロックス(川田)

 まずまずのスタートを切って様子を見ながらの先行策、緩すぎて掛かり気味になっていたのと外から一気に来られたので好位の中目のスペースに潜り込んで我慢。最序盤はちょっとかかり気味だったがスタンド前では馬の中に入ってある程度折り合って進め、ヴァン家ドミンゴの後ろで1~2角を通過。道中も好位の中目で我慢しながらで、3~4角で外から各馬が動いたタイミングで2頭分外の進路を確保して仕掛けて直線。序盤で追い出されるが伸びが地味で内からワールドプレミアに前に出られて2列目。L1でさらに外からサトノルークスに交わされて何とか3着は確保もクラシックに手が届かず。

 う~ん…この馬が一番これまでで後半要素のポテンシャル面で良さを見せていたとは思う。だけど、結果としてみたときにやはり上手く良い位置で進めてくれて3~4角での進路取りもスムーズで直線で追い出すという理想的な競馬をしながら伸びずばてず。外から勢いをつけてポテンシャルで伸びてきたサトノルークスとの比較で見ると、この条件では力負けだったと認めざるを得ないと思う。端的に言えば川田は上手く乗ってくれたけど、馬が足りなかったということになる。

 う~ん…難しいんだけど、一つはやっぱり距離が長かった可能性は考えないといけないと。皐月もダービーも全体では流れた中でのもの。後半型のポテンシャルで勝負していたとはいえ超高速馬場ではあった。今回は前中盤で一貫してスローだったので後半特化といえば特化で、それもほぼポテンシャル特化になった。個人的にはこれでもこれまでのパフォーマンスが違ったので問題なく、と思っていたんだけどそうではなかったと。基礎スピードが前半である程度問われている中でのもの、という判断が結構難しいんだよね。ダービーとかかなり強い競馬をしているのは間違いない。単純に距離というだけでなく、実は馬場適性面で超高速馬場の方がいいタイプかもしれんね。どちらもの可能性もあるし、ちょっとこれは個人的にはがっかりな負け方だったかな…。

4着06ディバインフォース(横山典)

 出負けして二の足も遅く促されていたが普通に最後方まで下がる。そのまま道中も最後方で進めるがペースが遅いので割と一団、先頭までとの差はそこまで広がっていない状況でスタンド前からノリらしく外からじわっと進出開始。そのまま向こう正面ではタガノディアマンテの後ろで上手く立ち回って3角手前でタガノが動いたタイミングでじわっと手を動かし追撃開始。3~4角でもポテンシャルを活かして仕掛けるもタガノの後ろから少し置かれ始めて中団外。序盤でサトノルークスの外から食らいつくも少し離される。それでもL1でしぶとくバテ差してなだれ込んでの4着。

 ノリらしいなという感じ。基礎スピード的に足りない馬をペースが遅い段階で押し上げてしまってスイッチャーといえるタガノディアマンテを当てにしてその後ろから出し切る選択。この競馬でしっかりと後半特化の形に持ってこれたのが大きいと思うし、多少ロスがあっても3角までにある程度の位置から勝負に行けたというのが大きい。ノリの良いところはあまり既成概念にとらわれずに動けるときに動いてしまえる柔軟さがあるのがいいよね。基礎スピードがない馬でポジションを取るにはどこかで緩んだところで押し上げるのが理想だし、結果的に見ても前中盤で一貫してスローだったわけでね。馬としてはポテンシャルは底を見せていなかった馬ではあるが、それでもここまでやれるとはかなり驚きやね。ヒーリングマインドが出ていたらどうだったかなとは感じる。

5着08メロディーレーン(坂井瑠)

 まずまずのスタートからじわっと下げていく形で中団から後方馬群の中目で進めていく。スタンド前では後方馬群の中である程度出入りがある流れだが無理せずサトノルークスの後ろで我慢。道中はそこからさらに一列下げて後方で進めて向こう正面で外からじわっと追走して3角でディバインフォースらが外から動く中で中目に拘って我慢、4角でも窮屈になりながらもロスを少なくして直線で外。序盤で追い出されるがここでは伸びは地味。それでもL1で持ち前のポテンシャルを発揮し外から最後まで伸び続けてディバインフォースに並びかけての5着と健闘した。

 典型的なステイヤー型でエンジンのかかりが良くない代わりに掛かってしまえばばてないという感じ。3~4角で前がある程度動いていて最速ではないにせよ最速に近いラップ。その流れで中目を通しながら直線で外というのも良かったと思うが、L1の伸びを見るともうちょっと強気の競馬でどこかで動いてしまっても良かったのか。まあ難しいところだけど、この馬の持ち味であるポテンシャルを高いレベルで見せてくれたというのは確かかな。小器用さは今のところ全くといっていいほど感じないので、こういった速いラップや加速を求められない競馬のほうがいいと思う。前走も馬場というより淡々としたマラソンレースだったのが大きいと思うからね。

9着02ニシノデイジー(ルメール)

 五分のスタートを切っていたがワールドプレミアの方がスタートが良く、促しつつ入っていったが無理で中団での競馬となる。そこから内の馬が下がってきたので無理せず中団やや後ろでザダルを前に置くような感じ。スタンド前でも折り合いはさほど問題なく前にスペースを置きながら。向こう正面である程度手が動いて促しながら3角に。3~4角では中団馬群の中を通してロスを小さくしつつ直線。序盤で3列目勢が壁となるので内に進路を切るが伸びがそもそも地味。L1まで内からジリジリとは伸びてくるのだが外差しの勢いが良く最後は甘くなって9着完敗。

 内の馬場が思ったより良くなかったのかなとも思うが、それでもワールドプレミアは内目からしっかりと伸びてきていたからね。そう考えるとちょっと負け過ぎの感はある。適性面での問題かなあ。距離もあったと思うし力の要る馬場がフィットしていなかったのもあるかもしれない。まあタガノディアマンテ辺りと比較するとそんなに悪くないけど、タガノは外からの競馬になっているのもあるし。その辺も踏まえて外差し傾向だったのかな。高速馬場で内目でという競馬ならもうちょっと面白かったかもしれないけど、このレベルまでくると馬場が重かった気がするね。弥生賞がいまいちだったし。

10着07ヒシゲッコウ(スミヨン)

 やや出負け、そこから内の様子を見て積極的にポジションを取ろうとするが前の馬がポジションダウンしてきたのでそれに巻き込まれて結局中団馬群の中目で進めていく。道中も中団馬群の中でじっと我慢しサトノルークスの後ろぐらいで後方に近い位置。向こう正面で中団馬群の内目のスペースを拾いながら3角に入る。3~4角で馬群がかなり凝縮していてそこで狭い内内を通し、4角で中目からヴェロックスの後ろまで持って行って合図を送って直線。序盤でそこからヴェロックスの直後に絞って追われるがさほど伸びない。L1までジリジリと下がっての10着完敗。

 前半はちょっと不運もあったかな。内で好位のスペースを狙いに行ったが結果的にそこから前が下がってきたことでそれに巻き込まれて中団やや後ろとポジションを取れなかった。まあこの馬自身二の足が遅いところはあったのでその辺りがどうしてもこの大一番では響いたかな。ワールドプレミアなんかはここでこれまでにないほどのいいスタートを決めてきたわけで。そう考えるといかに前半のポジション取りが大事だったかというところ。ただ、そこからの後半の伸びそのものも物足りなかった。ここではちょっと力が足りなかったのかなという感じはある。

11着15ホウオウサーベル(蛯名)

 やや出負け、そこから押して押しての先行策で外から内に切りつつ押し上げていくが少しかかり気味。最終的に外からメイショウテンゲンが競ってきたのでここで控えてというところでかなり手綱を引っ張ってコントロールに苦労している状況となる。スタンド前でようやく落ち着いて、メイショウの後ろで折り合わせつつ向こう正面。ここでもじっと動かず進めて3角。3~4角でメイショウの外から手が動いて鞭も入って追われるが反応が鈍く、4角でも外からタガノに捲られて食らいつくのに精いっぱいで2列目で直線。序盤でそこから後退、最後は余力もなく鞍上も諦めていた。

 最序盤の入り方が難しかったかな…思った以上にペースが遅かったのでゲートがいまいちでも盛り返せたが3角の下りの地点でブレーキしたいところで馬がエキサイトして掛かってしまったパターンになる。終始スローだったしそこまで影響したのかは微妙だが、それでも最初の3~4角での掛かりっぷりは目立ってしまったからね。そこからは言うほど悪くはないが、3~4角で食らいついて直線で余力がなかったという感じ。蛯名も諦めが早すぎるかなとも思うけど、4角出口の感じから直線入りで置かれた時点で余力がなかったんだろうと。もうちょっとスムーズならとは思うんだけど、それでも勝負になる可能性の片鱗を見せられたわけでもないからね。前半の難しさも含めてまだこのレベルでは難しかったのかなあ。馬場も軽いほうが良かった可能性もあるから、高速馬場で見直したい馬ではあるかな。

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