2019/02/02
第80回 菊花賞(GI)出走予定馬展望
日程:2019年10月20日(日)
コース:京都芝外3000m
予想用・出走予定馬一覧
ザダル(石橋脩騎手想定)
無傷の3連勝でプリンシパルステークスを制したザダルが菊花賞に出走予定だ。ダービートライアルを勝ちながらも1週遅れの開催となりダービーには参戦できず。不運に見舞われたが逆境を乗り越えて、秋の淀で全てをぶつけたい。
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かなり際どいラインではあるかなと思う。実際セントライト記念ではこれまでにないパターンでもしっかりと脚を使って捌いてきたし、今のところどういう展開でも器用にやれているというのが最大の強み。とはいえ、同じような形でロスもあったサトノルークスとの比較で見るとやはりラストの伸びで少し見劣ったのはあるし、この条件でとなると少し運が必要だろう。馬券的に狙える範囲内にはいると思っているが。
プリンシパルS(L)1着
東京芝2000m良 14頭3枠4番
1:58.3 60.1-58.2 S^2
12.7 – 11.2 – 11.7 – 12.1 – 12.4 – 12.1 – 11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.7
プリンシパルS勝ちから振り返りたい。東京の2000m戦でペースは2秒近いかなりのスロー、そこからのL2最速で11.1とある程度トップスピード戦に近い競馬となっている。前半のポジショニング、後半は総合的に求められた。
4番枠から五分のスタート、そこから促しながら上手く内のスペースを拾って後はコントロールしながら3列目の内に控えていくという感じ。道中も楽に好位の内目をキープできていて我慢しながら3角。3~4角でも3列目の内で我慢しながら4角で少し促しつつ一つ外に出して中目を選択。序盤で追い出されるが外から閉められかけて少し狭くなる。それでもL2で弾いて上手く抜け出し単独の2番手、前で出し抜いていたエングレーバーをしっかりと捕えての勝利となった。
L1の段階ではまだ3馬身弱はあったと思うし、最後まで脚色を衰えさせずに捕え切ったのは印象的には強いかな。要所での加速もできていたし、総合力の高さをハッキリと見せていたと思う。この辺はここで3着のヒシゲッコウとの比較で見てもインパクトがあったと思うし、ラストはほぼ問題としなかったからね。もちろんエングレーバーの出し抜きには少し苦労していて最後は何とか捕え切ったという形だが底を見せなかったのは大きいかな。ただ、この日はヴィクトリアマイルと同日。つまり超超高速馬場状態だったと。それを考えると、シビアに言えば最速ラップはそこまで速くないし、時計的にもインパクトという点ではそこまででもないと。GIレベルでとなるとこれだけで無条件でというのは些か気が早いかな。
セントライト記念(GII)3着
中山芝外2200m重 18頭1枠1番
2:11.9(+0.4) 59.8-59.8 M
12.5 – 11.0 – 12.1 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.0 – 12.0
前走のセントライト記念は重とはいえそこまでタフな馬場ではなくやや高速馬場というぐらい。その中で、とはいえ全体で59.8-59.8と60秒を前後半で切ってくる平均ペースの流れに好位で乗ってしっかりと脚を使ってきたのは好感。ただ、器用にやれたけどそれでも見劣った相手がいたのは確か。
1番枠から好発を切ってハナを狙うか?というところから外のリオンリオンを行かせて2列目という感じから最終的にはリオンが控えたので3列目の内ポケットでの競馬となる。そのまま道中も好位の内でリオンリオンの直後で進めて3角。3~4角でも3列目の内でじっと我慢、リオンリオンの後ろからその外を狙って直線。結局序盤でリオンの後ろを狙う形となりしぶとく食らいつく。L1で捌き切って追撃したいが難しく、外から伸びてきたサトノルークスに最後は交わされて3着まで。
ある程度現実的な馬場という中で好位の内内、ロスなく運べたといっても前半である程度基礎スピードを求められていた中でしぶとく脚を使えたのはこれまでにないかな。基本的にスローで良さが出ていた馬なので、タイトに流れた中でもしっかりと脚を使えた点は評価できる。とはいえ、リオンリオンには完敗だし、自身の後ろから一つ外を通して最後に伸び切られたサトノルークスとの比較で見ればやはり少し見劣るという判断が必要だと思う。この流れで脚を使えたので菊花賞でもある程度前目でという選択肢が持てるし、後半のポテンシャル戦では決め手で見劣る以上そこでの勝負は必要だと思う。その点で最低限前半部分で強さを見せられたのは馬券的な選択肢に入れられるレベルではあるのかなと。
500万下戦1着
中山芝内2000m良 10頭8枠10番
2:01.2 60.1-61.1 H^1
12.6 – 11.4 – 11.8 – 12.0 – 12.3 – 12.4 – 12.7 – 12.4 – 11.5 – 12.1
3走前の500万下戦では前がある程度離して飛ばす中でそれを追いかける形で捻じ伏せてきた。一応上位勢は1勝クラスを卒業している馬がほとんどなのでそこそこレベルは高かったと思うが、その中でしっかりと動いてねじ伏せたのは評価。
10番枠から出遅れて最後方からの競馬となってしまう。そこから割と楽にリカバーして前半の段階で中団には取りつく。そのまま前3頭が離して進める中で中団の外目で進めながら仕掛けを待ちつつ。3角手前辺りから手が動いてじわっと進出、4角では激しく手が動いて外から勝負を仕掛けざるを得ない展開も、一気に2列目外まで押し上げてくる。序盤でしぶとく食らいついて抜け出しを測るレターオンザサンドに並びかける。L1でこれをしぶとく競り落としてのクビ差の勝利。
前半で出遅れて早い段階でリカバーして脚を使いつつ、それでも前3頭が離していて後半は3~4角で外々を押し上げていく選択を取った。ここで前3頭はレースラップ的にも落としているのである程度押し上げやすい展開ではあったが、それでもこの馬の1000通過が目視推定で62秒ぐらいなので後半は59秒ぐらいという感じになる。結構長く後半のポテンシャルを発揮している形にはなるのでこの競馬なら長距離適性そのものはある程度秘めてそうな感じはするんだけどね。
菊花賞2019への展望
まあ、ここ2走はしっかりとゲートを出られているし、器用に内に収まってロスなく立ち回って直線でしぶとくという競馬もできている。またセントライト記念のように全体で分散する形、基礎スピードと後半のポテンシャルをバランス良くという中でも脚を使えたし、3走前の500万下戦のように後半のポテンシャルを要求された中で外からしぶとく勝ちに行って最後まで伸び切ったという点からも、割と適性の幅は持っていると思う。どのパターンがベストなのかはまだ悩ましいが、今の段階ではプリンシパルSのトップスピード戦でのラストまでの伸びが目立ったし、ある程度速いラップを要求されたほうがいい可能性も高い。
ただ、どのパターンでもGIで勝ち負けという点ではワンパンチ足りないタイプではあるんじゃないかなと。ポテンシャルで捻じ伏せた相手もあくまで2勝クラスまで。前走のセントライト記念では普通にサトノルークスに見劣っているし、トップスピード戦では強かったと思っているがそれでも超超高速馬場で時計・ラップそのものはまずまず、という程度でインパクトには欠けると。長距離適性も感じるが、無尽蔵のポテンシャルをという感じでもない。ある程度良い位置を取れる、ある程度ポテンシャルを持っている、ある程度段階的に脚を使える。ある程度ペースが上がっても大丈夫。こういった総合的な良さを上手く引き出してバランスよく良いポジションを取れれば圏内のチャンスはある…という感じかな。それでもヴェロックスがある程度積極的な競馬をしてくれば流石に勝ち切るところまでは難しいんじゃないかなと思っている。上手く嵌ったとして3着ヒモ穴のラインで考えたい。
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