2019/02/02
セントライト記念2019の予想
中山11R 芝外2200m
馬場想定:不、かなりタフな馬場想定
展開予想
追記…とてもじゃないが雨の影響をほとんど感じさせない午後の馬場、メイショウテンゲンのレースにはなりそうもない。15:10に最終的に変更する予告です。
追追記…15:10変更で確定しました。時間がないので文章は軽く、すみません。流石にこの馬場は読めんわ。直前で変えるように今年夏からしているけど、メイショウテンゲンでは難しい。
朝から注視していて、芝のレースを見てからにしようかな…と思ったが、すでにダートは水が浮いていたし、その後も断続的に大雨が降り続きそうでこの感じだと恐らく高速馬場の線は全くなくなったと思う。レース前にやめばよかったが開催中でも降り続けると悪化しやすいと思うし。想定から考えると6~7段階ぐらい馬場がずれてくる(ほぼ真逆やね)とみて、これは修正しないといけないぞと。ちょっと文章を書く時間が足りなくなりそうなので、すみませんがいつもよりは簡素にします。それと、高速馬場想定での予想も残しておきます。
再変更後の予想(確定)
◎18ランフォザローゼス
○08リオンリオン
▲06モズベッロ
△01ザダル
△12ニシノデイジー
×05シークレットラン15タガノディアマンテ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
時間がないので全体像を軽く。高速馬場に戻りつつある中で騎手の意識がすぐには追いつかん。白井特別は特殊過ぎるラップで、あれで感づく騎手もいるだろうがそんなにはいないだろう。ノリが上手くレースを作りやすい状況にはなったのでリオンリオンを浮上、逆に出し切れなくなりそうなニシノデイジーを少し下げた。本当はもうちょっと弄りたいけど流石に時間がないのでこれで。サトノルークスがポジション次第でちょっと怖いね。リオンリオンの後ろをマークする形を取ってくると不気味。押さえても良いかなと思える一頭かな。
◎11メイショウテンゲン
○18ランフォザローゼス
▲06モズベッロ
△07オセアグレイト
△08リオンリオン
×05シークレットラン15タガノディアマンテ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎メイショウテンゲン
開幕週を見て相当雨でも降らないと難しいやろ…と思ってみていたんだが、その相当雨が降らないと…という条件がもろに合致したと。この馬は意外と前後半でバランスを問われたほうがいいタイプで、かつ質ではなくパワーが問われないといけない。弥生賞が噛み合ったのは単純に重馬場が良かったというのもあると思うが、61.8-61.5と平均で進んだうえで12.4 – 12.3 – 12.2 – 12.1 – 12.3 – 12.6と淡々と12秒台を刻み続けるシンプルな競馬で最後までばてずにL1の坂で抜け出すことができた。
もう一つは、これだけ時計が掛かったのでこの馬の前半の質の低さをパワーでカバーしてポジションを押し上げることができたと。道悪になることで前半部分が押し上げられると。2200に延びることで前半はもっと楽になると思うし、弥生賞の感じならポテンシャルそのものは高いレベルにある。3着のブレイキングドーンが不良のラジニケ賞を制しているわけで、全体のレベルを考えるとタフな馬場での弥生賞というのは比較的ハイレベルだったと思っている。なので、雨の程度次第では…と思っていたがこの雨の降り方ならメイショウテンゲンから行くべきと判断した。大きく変更する。
〇ランフォザローゼス
この馬に関してはもともと本命にしていたが、適性的に仮に雨が降ってずぶずぶになってもある程度は対応してくると思っていたのでさほど評価は変えず。青葉賞が稍重でも雨が降り続いていて59.9-61.0、ハイペースで流れに乗ってL1で消耗するところを決定的に差し込んできた。この感じならパワー型の平均ペースは対応できる可能性が高いと思うし、リオンリオンは今回は目標になることを考えれば外枠から様子を見ながら運べるのもいい。後は基本的に前日予想の段階で書いているのでここまでにしておく。
▲モズベッロ
前走は普通に強いと思うし、これは道悪でも良いと思っていたので事前の予想から据え置き。ただ、弥生賞のメイショウテンゲンの方が道悪でのパフォーマンスは高いと思っている。
△オセアグレイト
道悪で浮上させた一頭。前走は信夫山特別で、福島2600m戦で61.0-60.9と平均ペース、13.1 – 12.4 – 12.1 – 12.4 – 12.0 – 12.0と後半もポテンシャル戦でL1まで落とさない中を単騎逃げ馬を捕まえに動いてねじ伏せていったのは立派。ポテンシャルは良いものを持っているし今年の3歳世代はクラシック路線は低調だと思っているので、2勝クラスで素材の良さを出してきた、血統的にも道悪は歓迎できそうで、実際稲城特別で強い競馬だし、3着がキタサンバルカンなら青葉賞組と比較してもそう差はないだろう。全体で流れても対応してくる。この馬は抑えておきたい。
△リオンリオン
こちらはどちらかというと渋ったことで信頼度は少し増しそうな感じはする。高速馬場だとちょっと危ういというか、ノリが相当うまくバランスを取らないとと思っていたが、この馬場ならそんなに無理をしなくても良いと思う。青葉賞の感じからもパワー型の基礎スピードを持っていて59.9-61.0のバランスで後続の足を削いできた。まあそれでもランフォザローゼスには決定的に来られたし、他との比較で見ても手ごわい馬は多いけど、まあそれでもノリとしてはこの馬場の方がバランスはとりやすいと思う。番手でも恐らく後ろの馬は足を削がれるだろうし、純粋なマラソン的なスタミナ(パワー型の基礎スピードが最も近いかもしれない)は青葉賞から持ち合わせていると思うからね。押さえておきたい。
×シークレットラン
これはそのまま。タイプ的には出し切っていい感じではあるんだが、葉牡丹賞の内容や未勝利勝ちとの比較で見たときにこの馬自身は高速馬場の方がパフォーマンスが高いのかな?という感じはある。まあランフォザ比較で見て過小評価されている馬ではあるからね。一応ベースの評価は事前予想の方で書いているので割愛。
×タガノディアマンテ
これもそのまま。もともと力の要る馬場でもいいとは思っていたし、スプリングSが平均ペースを後方から進めてポテンシャル戦で外からそれなりに脚を使ってきていた。京都新聞杯が甘く前半で基礎スピードを求められる流れに入っていくといまいちだったのと、案外使える脚がそこまで長いわけではないのでその辺かな。押さえまでとしておきたい。
セントライト記念2019の予想(以前)
中山11R 芝外2200m
馬場想定:良~重、高速馬場想定
展開予想
まあ正直天気が全く今の段階では読めないので、雨の程度次第では変えるかもしれません。ご了承ください。明日の正午過ぎまでに決断します。一応雨はそれなりに降るだろうとは思っているけど、多少雨が降っても今の中山の硬さならそこまで変わってこないと思う。流石に極端な高速馬場ではないと思うが、それでも普通の高速馬場では収まると思う。
展開予想だがリオンリオンのノリの出方が全てかなと思う。本来そこまで出足が速い馬ではないので、行く気をハッキリと見せる馬がいたときにどういう競馬をするか。それに関わらずひとまずマテリアルワールドが主張してくるとは思う。これもそんなに速いわけではないので、この2頭が最序盤でどうなるか。ノリは雨が降って稍重~重表記まできたら恐らくある程度離してくると思うし、それでも先行勢もある程度今回はリオンリオンをマークしていきそう。外のランフォザローゼスも後ろからの競馬になるのも嫌だろうし、このメンバー構成ならある程度前を取りそう。また内からサトノルークス辺りも先行策、ルヴォルグ辺りですらある程度好位~中団まで入れちゃいそうかなと。少し縦長気味にはなると思うが、それでもペースはそこまでは上がらないかな。リオンリオンのノリがどこまで飛ばすか次第だけどリオンで59.5ぐらい、離れた番手で60.5ぐらいの感じで、後半は実質59.5ぐらいには入ってくるんじゃないかな。ある程度基礎スピードも求められると思うが、3~4角で縦長で前を捕まえに行く形にもなるのでポテンシャルも含めて総合的に判断したほうが良さそう。
予想
◎18ランフォザローゼス
○12ニシノデイジー
▲06モズベッロ
△01ザダル
△08リオンリオン
×05シークレットラン15タガノディアマンテ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎ランフォザローゼス
このセントライト記念はかなり難しい予想だと思っているけど、前提として今年の3歳牡馬はあまりレベルが高くないと思っている。まあサートゥルナーリアに関してはダービーはかなり厳しい競馬になっていたので何とも、ロジャーは引退してわからんがダービー4強で測ってもそこまでのレベルではないと思う。ダノンキングリーは多分2400は高いレベルでは長いと思うし。
そんな中でランフォザローゼスを本命にしたのは、前走の札幌記念を除けば普通に本命に適しているから、というのが答え。ダービーではハイレベルとは言えないも、それでも57.8-60.5、実質ロジャーで見てややハイ~平均ぐらい、12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.0とレースラップ的に終始12秒前後というような中で外枠から中団馬群の中に入れるまで、そこから3~4角でも中目を通してロスがありながらしぶとく食らいついて掲示板争いの一角には残せていた。ニシノデイジーにはL1で交わされたがニシノは3~4角で完璧に立ち回っていたからね。高速馬場で基礎スピードを求められてもポテンシャルを求められてもこの世代では高いレベルでやれた。
また青葉賞では雨が降って力の要る稍重、59.9-61.0とハイペースをリオンリオンが刻む中でそこまで離れず3列目で入って12.3 – 12.2 – 12.5 – 11.6 – 11.8 – 12.9とL3最速の流れでしぶとく食らいついてL1の減速で決定的に伸びてきた。この感じからも2400でパワー型の基礎スピードを見せてくれたと思う。ただ、前走の札幌記念では59.9-60.2と平均ペースで流れに乗っていけず3角辺りから手ごたえが悪くて早々に下がった。個人的には本質的に2000はちょっと短い?というのもあったし、古馬のトップレベル相手には厳しかったという感覚も。京成杯なんかでも61.1-60.1とややスローだが12.9 – 13.0 – 11.8 – 11.8 – 11.4 – 12.1と中弛からの4F戦で番手からしぶとくラストドラフトに食らいついてきたと。息が入ったほうが良さそうな感じはある。高速馬場でも分散すればやれているし、前半に本来はポジションを取れる。今回福永がどう乗るか次第だが、前目を取って流れに乗ってくれれば今回の力関係ならやれていいはず。2200に延びるのはプラスだと思うし、今回は低調なメンバー構成だと思っているので思い切って本命にしたい。適性面の不安は中団~後方にならなければあまりないと思っている。
○ニシノデイジー
対抗はかなり悩んだんだけどね、ニシノデイジーにした。まず全体のレベルは正直世代の中でもさほど高くないメンバー構成だと思う。素材的にはヴェロックス、完成度でダノンキングリー、バランス的にサートゥルが一歩上、それらを基礎スピードで潰して粘り切ったロジャーバローズ…というぐらいの混戦世代レベルだが、この4強からは素材面で一歩見劣るのだが、それでも2番手グループの中で素材はそこそこ高く特に高速馬場でのロングスプリント能力はなかなか。
なんだかんだ言っても東スポ杯は相手が強敵ヴェロックスで、48.5-46.2とかなりのスローからの11.9 – 11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.6と5F戦に近い中で中団馬群の内で進めてゴータイミングの仕掛けで3~4角でペースが上がる中で完璧に立ち回って直線捌いてしぶとく伸びてきたと。4頭大接戦の中でも上手くかみ合い切ったほうなので評価が難しいが、それでもスローバランスから後半のロングスプリントなら安定。皐月賞では59.1-59.0と流れた中で中団でそれに乗ったことで明らかに甘くなった。一方でダービーでは57.8-60.5と超ハイをリオンリオンが刻んでいたが、集団の後ろで無理をせずに入ったことで後半のロングスプリントの競馬でそれなりに差し込んできた。L1ではランフォザローゼスを上回ってきたが、これは3~4角でのロスが小さかったこともあるし難しい。折り合いが難しい馬でどうしても序盤は探りながらになるし、その点での不安はあるが前が離れている状況で各馬が動き出しの意識を強く持てばこの馬の良さが出やすい。ただ重馬場でも弥生賞のパターンがあるので、あまり極端に渋ってくると評価を下げたいので天気次第では変える可能性はある一頭。
▲モズベッロ
今回のセントライト記念は力関係の把握自体は割としやすいと思っているんだが、世代の注目馬が意外と古馬相手に苦戦していることが多い印象で、その中で古馬相手に強い競馬ができたモズベッロかオセアグレイトかで馬場を考えるとモズベッロを強く狙いたい(オセアは馬場が明確に渋れば穴目で狙いたいが、想定通りの馬場なら切る)。モズベッロは意外とポテンシャルを持っている馬で、若葉Sでも要所で置かれていたがL1でジリジリ伸びかけていた。62.2-59.9とかなりのスローからの12.4 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.2と3F勝負ではあるが力の要る馬場で後方外から直線入りで少し置かれつつもL1までジリジリ着ていた。3着がシフルマンと強敵だし、それとの比較で見ればL1での伸びは悪くない。
前走の1勝クラスでも重馬場での消耗戦で圧倒的だったしバランス的には流れた中でもやれる。出石特別は1800がちょっと短かったかなという印象で、白百合Sが12.5 – 12.0 – 11.6 – 10.7 – 11.5とL2最速でここで伸びきれないもののL1でジリジリ。トップスピード戦でも対応はしているし、エンジンが掛かってからのほうが良さそう。その点でもミルコは良いと思うし、何より馬場が読みにくいときにミルコの戦略眼の幅広さは噛み合うことが多いからね。人馬共に怖い。
△ザダル
まあ難しいところだけど、プリンシパルS組の中ではトップスピードの持続力で底を見せていないという点で評価はできる。60.1-58.2とかなりのスローからの12.1 – 11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.7とL2最速の流れで好位の内からしぶとく捌いてL1で抜け出していたエングレーバーを捕えていると。ただヴィクトリアマイルの当日、ということを考えると時計・ラップはさほどでもないし、その中ではL1で伸びてきたという点で素材的に。後は内枠なのである程度良い位置を取ってくれれば。後半ある程度分散しても対応はしてくれると思う。ただ現時点だが1番人気は正直押し出されたな、という感じかな。
△リオンリオン
個人的にはここは危険なパターンに入ってくるとは思う。この馬は使える脚が短いタイプで、なので前受して仕掛けを極力待つか青葉賞みたいに脚を使わせる絶妙なバランスのペースに持ち込むか。青葉賞は稍重でも雨が降り続いていて力の要る馬場状態で59.9-61.0とややハイまで上手く持ち込んだことで12.2 – 12.5 – 11.6 – 11.8 – 12.9と後半速いラップを要求させずにそのまま粘り切った。ただこの競馬は力の要る馬場になっていたので後続の足を削げた形で、ダービーみたいになると57.8で進めても他が59ぐらいで平均になってしまうとこっちがオーバーペースになってしまうと。今回はノリなので恐らくそこまでペースは上げてこず、想定通りなら60秒を切るかどうかぐらい。それだと後続はそこまで脚を削がれないので早めの仕掛けになった時に一瞬しか脚が使えないのがどう出るかやね。この馬は明確に雨が降って時計が掛かり始めたほうがいいと思う。
×シークレットラン
どうしても少し位置取りが悪いので難しいのと、トップスピード戦でもろに甘かったプリンシパルSがいまいちなんだが、中山だと分散しているので安定しやすい。葉牡丹賞はレコード勝ちだがこれは少し嵌った面もある。60.1-59.5と平均で流れていて12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.4 – 12.0と逆に仕掛けが遅くての2F戦で後方から動く形で先に出し切ってそのまま突き抜けた。ただ高速馬場そのものは良いし、L2の最速地点で伸びて先頭列にきているので11秒前半は確実に使えていると。ランフォザローゼスはここで少し包まれて仕掛けが遅れたのはあるが、個人的にはこの競馬ができるなら2200は良いと思うし、後は長く脚を使う形になれば。
×タガノディアマンテ
ん~京都新聞杯がなあ。60.0-59.5と流れた中で先行して要所でいい脚を使ったけどL1で明確に甘くなった。あの感じは嫌ではある。ただダービーでも直線で下がってきた馬を交わせていればという脚は使えていたし、ニシノデイジーやランフォザローゼスが上位勢と判断するならこの馬も圏内には十分チャンスはある。皐月賞も59.1-59.0と平均で流れた中で後方外から脚を使ってそれなりには伸びてきていた。個人的にはできればある程度の位置を取ってほしいと思っているが、まあ今回のメンバー構成なら。