競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

宝塚記念 2019 出走予定馬:ノーブルマーズ&高倉騎手想定

time 2019/06/19

第60回 宝塚記念(GI)出走予定馬展望


日程:2019年6月23日(日)
コース:阪神芝内2200m

予想用・出走予定馬一覧

ノーブルマーズ(高倉騎手想定)

 昨年の宝塚記念では12番人気ながら3着、波乱の片棒を担いだノーブルマーズが今年も宝塚記念に出走予定だ。その宝塚記念以降は重賞で馬券圏内までには食い込めずにいるが、昨年と同じ舞台で今年も波乱を呼び込むことができるか。

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 今年もこのメンバー構成なら噛み合い切ればの警戒は必要かなと思う。昨年の宝塚でおやっと思い、今年の日経新春杯で再確認する形になったけど、この馬は高いレベルではタフな馬場で前半が速め、消耗したほうが良いタイプだと思う。

宝塚記念(GI)3着

阪神芝内2200m稍 16頭1枠2番
2:12.1(+0.5) 59.4-60.2 H^1
12.2 – 10.8 – 11.4 – 12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.4

 昨年の宝塚記念3着から振り返りたい。この時も稍重で時計が掛かっていて、宝塚記念は時計が速いがそれ以外で判断すればややタフな馬場にはあったと思う。その中でペースはややハイ、淡々とした流れではあるがL2最速戦。偏差は小さいものの淡々とした流れになったことで本仕掛けが宝塚にしては遅かったというのが特徴ではあると思う。

 2番枠から好発を切って押して押して前を狙うが、外の各馬が速く徐々に後退して最終的には中団の内目ぐらいで落ち着く形。道中も押しながら追走するような感じ。3~4角で中団の内内でロスなく立ち回りながら、結果的にミッキーロケットの後ろという最高の位置で4角も最短距離を通して2列目まで押し上げて直線。序盤で前のミッキーが抜け出してくれたのでそこを追うだけ。L1は甘くなって前には離されたが3着は確保した。

 ここでは単調な流れで前半からペースが上がったことで消耗しやすい流れになっている。パワー型の基礎スピードが要求された中で1~4角まですべてにおいて最短距離を通すことができた。また特に3~4角では結果的に前にミッキーロケットを置けたことで最短距離を通しながらスムーズに押し上げるという競馬ができているので、かなり噛み合ったという見方は間違いないと思う。ただし、このペースでも消耗せずに押し上げていく脚を使えたというのは事実だと思うし、この馬の場合はタフな馬場でバランス的にある程度前半にシフトした展開の方が合っていると思う。

日経新春杯(GII)4着

京都芝外2400m良 16頭6枠11番
2:26.4(+0.2) 58.3-62.4 H^4
12.6 – 10.7 – 10.8 – 11.8 – 12.4 – 12.6 – 12.9 – 12.8 – 11.9 – 12.2 – 13.1 – 12.4

 日経新春杯では4着だったが、内容的にはスムーズさを欠く中でしぶとく伸びてきたという認識。4秒近い超々ハイで消耗戦といっていい中で、途中でポジションが下がってしまう形になった。最後はジリジリと詰めていたしレベル的にも意外と高かったという印象。タイトに流れれば面白いなと。

 11番枠からまずまずのスタートから追われているのだが二の足がやはり足りずに中団ぐらいまで下げてという形になる。道中も極端なハイペースで縦長に展開される中で中団馬群の中で進めていたが各馬が向こう正面で動いていく中でワンテンポ遅れたことで後方に下がり、馬群の真ん中で包まれて動けず。3~4角でも後方馬群の中で進路がなく動けないまま直線に入ってくる。序盤で進路を外に誘導してここはスムーズだが伸びは地味。L1までジリジリと伸び続けているのだがルックには差されてシュペルミエールには届かずの4着。

 3角手前の仕掛けのタイミングでまごついて置かれてしまったというのはある。最後までジリジリと伸びてはいるが前がL2の直線地点で減速している中で進路を外に出してからそれなりには伸びているが最後まで地味な競馬にはなった。ただ前半で極めてタイトな流れになった中で中団を取っていたわけで、これなら最初から後ろだったほうが楽な競馬だったと思うし、その点ではルック辺りとの比較でそんなに悪くなかった。最後までばててはいないし、勝った相手が展開が違ったとはいえ天皇賞春でエタリオウらを千切っての2着ということを考えても面白い競馬はできている。地味なんだけど消耗しないのは宝塚記念では強みといえるだろう。

鳴尾記念(GIII)5着

阪神芝内2000m良 9頭5枠5番
2:00.0(+0.4) 60.4-59.2 S^1
12.5 – 11.5 – 12.2 – 12.2 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 11.5 – 11.5 – 12.3

 前走の鳴尾記念は開幕週の夏の阪神としては時計が掛かっていてその中でペースも1.2とややスローからの3F戦という感じ。それでも速いラップを要求されなかったのもあり、そこそこには走れたが…。やはりスローだと後半勝負では苦しいなというところ。

 5番枠から五分のスタート、押して追走しつつもやはり二の足はイマイチで結局中団からの競馬になる。道中もスローの流れで中団外目で特に変化なく3角へ。3角で外から促しつつ進出、4角でも特にポジションは変わらず直線。序盤でジリジリで外のメートルダールにあっさり。L1までばてず伸びずジリジリで5着なだれ込み。

 後半各馬に余力があるとこういう感じになる。外から動こうとしても動けないし、直線前半速いラップ地点で伸びるわけでもないが、かといってL1で減速してもバテはしないが伸びるところまでもいかない。結局は2000だと前半のペースが遅ければ決め手の質が足りないしこのパターンでもポジションを取れない。かといって流れるとバテ差してこれてもポジションが悪くなる。戦前からこの距離は短いとは思っていたがやっぱり短いなと。

宝塚記念2019への展望

 条件は合うタイプの一頭なのは間違いないと思う。ただし、後は能力面でどこまで食い込めるのか?ということを考えないといけない。昨年3着はすべてが噛み合ったのも事実。馬場も良く、ペースも良く。そして中団から勝ち馬の後ろを終始マークする形になって勝ち馬が抜け出してくれたスペースをひたすら追うだけというイージーな展開だった。あそこまで嵌って上位のミッキー・ワーザーには離されていたという事実は受け止める必要がある。ただし、ダンビュライトやサトノダイヤモンド、キセキといったところは破っているし、今回のメンバー構成でタフな馬場・ハイペースまで上がったときにミッキーロケットより強いとはっきり言える馬が果たしてどれだけいるか?ということを考えると、噛み合い切れば圏内の可能性は十分にあると思う。特に、昨年の宝塚記念だけならともかく、噛み合い切ってなかった日経新春杯の内容が良かった。あの感じなら昨年以上のハイになってくるとさらに上げてきてもという感じはある。キセキを各馬がつつくような感じで前半から完全に消耗する展開になってくればバテ差し要因としてさらに浮上するかな。今年は穴目の馬でもがっちり噛み合いそうな馬、噛み合ったときの破壊力がある馬というのがそんなにいない印象。この馬も付け入るスキはある。昨年ドハマりしたのは間違いないが、ヒモ穴として引っ掛けるというぐらいなら十分考慮に入れたい一頭。

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