競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

金鯱賞 2019 出走予定馬:エアウィンザー&武豊騎手想定

time 2019/03/04

金鯱賞 2019 出走予定馬:エアウィンザー&武豊騎手想定

第55回 金鯱賞(GII)出走予定馬展望

日程:2019年3月10日(日)
コース:中京芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

エアウィンザー(武豊騎手想定)

 兄とは違いなかなか順調にはいかなかったが昨年春からは快進撃の4連勝でチャレンジカップまで制したエアウィンザーが武豊とのコンビで金鯱賞に出走予定だ。今回はGI馬がずらっと居並ぶ豪華メンバーをはじめ大きな壁が立ちはだかるが、ぶち破って5連勝となるか。

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 こちらの想像を超える成長ぶりを見せてきている。これまでは使える脚があんまり長くない、そこまで切れない、基礎スピード面で少し不安があったのでイメージとしては兄のエアスピネルとはちょっとタイプが違うなと思っていた。もちろん今もタイプは違うと思っているけど、ロングスパートの流れから鋭さを引き出せているので、長距離色が案外強くなってきている感はある。金鯱賞は適性的にはマッチしそうなので、あとは相手関係と仕掛け一つ。強敵が多いからね…。

チャレンジC(GIII)1着

阪神芝内2000m良 12頭7枠9番
1:58.3 59.7-58.6 S^1
12.7 – 11.4 – 12.3 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.5 – 12.0

 前走のチャレンジCから振り返る。高速馬場だった開幕週の阪神ではあるが、ペースは1.1でスローだが前が飛ばしてのもの。集団の先頭だった3番手でみて大体61秒前半ぐらい。恐らく実質は超スロー。中盤以降11秒台という感じでL1は12.0とそれなりに落としているが後半ロンスパ気味の競馬になっている。

 9番枠から五分のスタート、促されて二の足良く楽に2列目の外までもっていく。向こう正面で前2頭が離す形になって、そこから離れた好位外目、マウントゴールドを意識しながら3角に入っていく。3~4角で前のマウントの外に並びかけて前2頭を追撃、追い出しながら直線。序盤で楽に先頭に立ってそのまま後続との差をほとんど詰めさせず、圧勝だった。

 長く脚を使ってきたけど、そのうえで突き詰めればもう一段上のギアを引き出せたし鋭かった。本質的にこの馬の武器はそこになると思っている。離れた3番手の位置で実質ペースを取れば、大体だが61.2-57.1ぐらいになってしまうと思う。極端なスローバランス。その中でL2で相当切れたなと。なので後半に分散しながらもう一段の鋭さを引き出してきたという見方をしている。

 具体的に言えば4角終盤のL2の地点で先頭とは4馬身近くはあったと思うのだが、それを11.5の地点で捕えているとなると10秒台に入ってくる。この馬自身の上がり5Fが推定で57秒前後は間違いないわけで、平均11.6からL2で11.0を引き出せているという。この辺はどちらかという長距離型の適性だと思っている。この一瞬の切れをロンスパで各馬の脚を削いでいる状況でも引き出せたのは収穫かな。ただし、軽い馬場だったので、力のいる馬場でもこれができるのかどか?というのは今後の課題にはなる。

西宮S(16下)1着

阪神芝内2000m良 8頭8枠8番
2:02.3 63.2-59.1 S^4
12.9 – 12.1 – 12.7 – 12.8 – 12.7 – 12.7 – 12.2 – 11.4 – 11.3 – 11.5

 3走前の西宮Sは勝ち切ったけど、そこまでのインパクトはなかった。休み明け初戦ということもあっただろうが、ペースは4.1で超超スロー、仕掛けが遅く3F勝負となってしまっている。

 8番枠からやや出負け、そこから促して二の足で好位の外から入っていくという感じ。道中もドスローの流れの中で好位外でじっとしているが折り合い面は全く問題なく。3~4角でも2列目の外から4角で先頭列に並びかけて直線。序盤で底から追い出されるがいまいち切れず、一応先頭には立つが外からサトノケンシロウにくらいつかれて最後は何とか粘り切ったという感じ。

 この時はそこまで時計も出にくい状況だったが、それでもドスローの3F勝負としてみて最速ラップも遅いし、その地点での伸びも平凡極まりなかった。勝ったとはいえ相手のサトノケンシロウもそこまでの強敵ではないし、この一戦は地味。恐らく3F勝負に特化したことで各馬末脚を引き出す余力自体があった、という感じだしその中でトップスピードの質が絶対的に高いわけではない、という解釈かな。逆に言えば前走のチャレンジCであれだけ後半仕掛けが早い展開になりながらでも鋭さを落とさなかったことからも、早めに仕掛けていく意識が必要なタイプだと思う。仕掛けが遅く瞬間的な切れ味だけでの勝負では足りないタイプだろう。

カシオペアS(OP)1着

京都芝外1800m良 12頭7枠10番
1:47.5 48.3-47.2 S^1
12.8 – 11.5 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 12.3 – 11.5 – 11.6

 2走前のカシオペアSでも爆発しているが、力のいる馬場で全体である程度流れつつ、という中ではじけた。ペースは1.1でスローではあるが単騎気味、それでも中盤以降は12秒前後でそこまで遅くないし、L2最速でも11.5とそこまで速いラップではなかったが切れた。

 10番枠から五分のスタート、無理はせずに中団馬群の中目で進めていく。道中も中団の外目で前が離す流れの中で無理はせず。3~4角で中団の中目から追走して直線。序盤で外から追い出されて強烈に切れる。L1でそのまま突き抜け切った。

 この前日がスワンSということを考えても週を通して時計は結構かかっていた。その中で一頭だけ明確にL2で切れている。これも具体的に見ていくが、L2の入りではかなり前とは離れていて、目視にはなるが6馬身はあったと思う。これをL2の地点だけで一気に5馬身は詰めてきて、L1で突き放した。これをそのまま計算すれば、L2では10.7ぐらいになるし、これはかなり強烈といえる。力のいる馬場で良い足を使えたのは相当な強み。それと、これは今のところのイメージではあるが、エンジンのかかりが実はそこまでいいタイプではなくて、ある程度のところまではゆったりと加速してやる必要があるのかなと。西宮Sが物足りなかったのも3F勝負で加速を要求されたというのもあると思う。ここ2走はいずれも前が離していてそれを捕えにある程度早めに動いているという前提がある。個人的にはそういう競馬が望ましいのかなと。

金鯱賞2019への展望

 イメージ的には2段階加速タイプで、前半の基礎スピードと一足で良さを出していた兄のエアスピネルと比べるとこちらの方が本格派タイプだと思う。有馬記念とかに出てきても面白いタイプかなと。金鯱賞も展開次第ではチャンスはあると思っているが、やはりカギとなるのは展開。相手関係も手ごわいけど、この馬自身スローからの上がり勝負で各馬が余力を持っている競馬では質、持続力でそこまで高いレベルのものは見せていない。一方でやはりここ2走は圧巻。馬場を問わないし、そのうえで前が離していて追いかけながら勢いに載せて直線に入ってくるとどちらもL2の地点で他を問題としない切れ味を見せていた。早めに仕掛けても鋭さを引き出せるタイプだと思うので、力を信じて強気の競馬をしたほうが良いんじゃないかな。

 後は相手関係。展開として一番厄介なのはスローに支配されてギアチェンジで一気に出し抜かれるパターン。むらさき賞が進路確保で後手からの外差しで悪くなかったのでそのパターンでもスムーズなら?とは思うんだけど、今回はトップスピード戦である程度動ける馬が多いからね。あとは決め手の絶対量でリスグラシューは強敵、モズカッチャンは前受けできれば手ごわいし、まともな状態ならダノンプレミアムは相当厄介。アルアインはペースを引き上げてくると厄介だがそれは鞍上的にはないだろうから、これらとの比較で見て最終的に判断したい。ただ重い印を視野に入れるべきかな。強くなっているし、素材的な面で高めてきているから軽視はできない。


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