競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

根岸ステークス 2019 出走予定馬:マテラスカイ&武豊騎手想定

time 2019/01/22

根岸ステークス 2019 出走予定馬:マテラスカイ&武豊騎手想定

第33回 根岸ステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2019年1月27日(日)
コース:東京ダ1400m

予想用・出走予定馬一覧

マテラスカイ(武豊騎手想定)

 スプリント路線で快足を飛ばして台頭してきたマテラスカイと武豊のコンビが根岸ステークスに出走予定だ。前走の兵庫ゴールドトロフィーではまさかあの5着完敗。58kgのハンデもあったが結果を残せなかった。武豊に戻り、ワンターンの府中の1400で復活となるか?

 根岸ステークスは逃げ馬受難のレースなのでその時点で難しいなとは思っている。ただ前走の兵庫ゴールドトロフィーに関しては逃げられなかったのもあるし、自分のペースで進めてどこまで粘れるか。府中だが変に息を入れない方が良いかな。それと、高速ダートの方が良いと思うので当日の天気次第というところも。

プロキオンS(GIII)1着

中京ダ1400m不 14頭8枠13番
1:20.3R 33.5-35.6 H^3
11.9 – 10.7 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.2 – 12.8

 4走前のプロキオンS勝ちから振り返る。不良で高速ダートだった、とはいえここまで突き放してのレコードということを考えてもこれがベストバウトかな。ペースは2.1で超ハイ、ラップ推移的にはL3で息が入っているがL2で再加速。L1はかなり落としてもレコードだったので質の高い基礎スピードを要求される一戦だったと思う。

 13番枠から好発、促しながら内に切り込んで楽にハナを取り切る。そこからもペースを緩めず3角。3~4角でも楽な感じで仕掛けを待ちながら2馬身ほどの差で直線。序盤の坂の上りですっと加速、ここで出し抜いて後続を千切る。L1まで後続を寄せ付けず、最後は流しての圧勝。

 まあ流していたとはいえあそこまで減速ラップだと余力自体はなかったとは思う。とはいえこれだけの軽い基礎スピードを見せてきたというのは驚かされたかな。軽い馬場が合うとは思っていたけど、1200通過タイムだけで見れば1:07.5なんだよね。高速ダートとはいえここまでとなるととんでもないレベルで、芝でもやれちゃうんじゃないかと感じるぐらい。質的に強烈な基礎スピードでペースを上げきって後続はついていくこともできず、最後に一足を使われてはお手上げだったと思う。ただこれを活かせるだけの条件ではあったと思うし、かなり基礎スピードが勝っているのでやはりダートスタートの1400でとなるとちょっと長いかもしれないなあ。

JBCスプリント(JpnI)2着

京都ダ1200m良 16頭3枠5番
1:10.4(+0.0) 33.7-36.7 H^4
12.1 – 10.6 – 11.0 – 11.6 – 12.1 – 13.0

 2走前のJBCスプリントでは自分でレースを作ったが33.7-36.7と3秒で京都1200としては極端に速い。基礎スピード特化戦となったが、そこまで軽い馬場ではなかったのでL1は13.0とかなり落ちたのもその辺も影響があったかな。3着以下はある程度離している。

 5番枠から好発を切ってハナを主張、取り切って1馬身ほどのリードで入っていく。ただ道中ウインムートがかなりゴリゴリに競ってくるので息を入れられずに3角の上りでも厳しい流れで入っていく。そのまま下り以降は減速ラップと簡単ではない中で先頭をキープ、1馬身差で直線。序盤でグレイスフルリープ以外とは勝負を決めるがそのグレイスが食らいつく。L1で落としたところをグレイスフルリープに測ったように差されての2着惜敗。

 基礎スピードで押した方が良いタイプなのは確かだけど、京都1200の場合はどうしても3角の上り坂があるので極端に速いとしんどい。実際競ってきたウインムートが早々に下がってしまっているし、グレイスフルリープとこの馬以外は差し馬ばかりというのもその辺。これだけ速い中でもしぶとく粘れるぐらいに前半の基礎スピードが高いのは確かだろう。グレイスフルリープには目標にされた分もあると思うが、軽い馬場の方が合っているというのも影響したかな。

兵庫ゴールドT(JpnIII)5着

園田1400m稍 10頭8枠12番
1:27.6(+0.9) 

 前走の兵庫ゴールドTは完敗だった。外枠で58kg、ハナを取り切れなかったのもあるが…。ラップ推移が無いので何とも言えないが、この馬の上りから考えてもハイペースは間違いないだろう。稍重だが時計を見てもわかるようにやはり時計が掛かっていた。

 12番枠からまずまずのスタート、外から一気に切り込んでハナを主張していくが、最内のサクセスエナジーに楽に抵抗されたので番手で我慢する選択。道中も流れているのだが促しながらで追走に苦労している感じで3角へ。3~4角でも押して押してで何とか食らいつくが直線であっさり下がって5着完敗。

 ワンターンの1200~1400ではなく1周コースの園田というのもよくなかったかなという感じはある。もちろん斤量も58kgで園田の時計がかかるダート、1400でも芝スタートで良さが出ていたこの馬としては基礎スピードの高さをあまり活かせない条件だったかなと思う。

根岸ステークス2019への展望

 やはり府中の1400というのが一つカギにはなると思う。1400でも芝スタートで持ち味の軽い基礎スピードを武器に引き上げきって良さが出る感じ。プロキオンSでは不良馬場で高速ダート化したのも大きいし、それに合わせて豊もペースを強気に作っていった。この辺を考えると府中の1400はなかなか難しいんじゃないかな。もちろん斤量が57kgで済むのはいいし、ワンターンの1400に替わるほうが良いのも確かで、豊に戻ることもあるし買い材料も少なくはない。ただ高いパフォーマンスをみせているのは概ね1200m戦だし、プロキオンSは前述の通り1400としてはかなり特殊な馬場状態になったからね。根岸Sもそうだが東京1400は施工されている中央の1400m戦では唯一のダートスタートだし、単調な基礎スピードタイプが苦戦しがち。

 後は雨が降ってくれればというところだろう…。軽いダートなら怖さも出てくる。プロキオンSは芝スタートもあったがそれにしたって1200通過が1:07.5が示す通りかなり強烈な基礎スピードを見せてきて後続を0.7も千切っているし、ウインムートやサクセスエナジーをここでは撃破しているわけでね。条件が揃えば押さえとしては必要かな。ただ冬場である程度時計がかかりやすいのがベース、そのうえでダートスタート。逃げ馬が苦戦しているレースということを考えても悪い材料が多い。現時点では消す可能性の方が高いかな。

PR’大魔神佐々木主浩氏の予想はこちら↓

何悪。分析note2020



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