競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アルゼンチン共和国杯 2018 出走予定馬:ガンコ&三浦騎手想定

time 2018/10/31

アルゼンチン共和国杯 2018 出走予定馬:ガンコ&三浦騎手想定

第56回 アルゼンチン共和国杯(GII)出走予定馬展望

日程:2018年11月4日()
コース:東京芝2500m

予想用・出走予定馬一覧

ガンコ(三浦騎手想定)

ダート路線から芝に転戦し、今年は日経賞を制したガンコがアルゼンチン共和国杯に出走予定だ。前走のオールカマーでは7着と完敗を喫し、今回は初めての府中となる。持ち前の先行力を活かして再浮上のきっかけとしたい。

ポテンシャル面とそこからのもう一段の脚を持っているタイプだと思う。ただし、トップギアに入れるとすぐに甘くなるイメージなので、いかにそれを最後まで取っておけるか。

日経賞(GII)1着

中山芝内2500m良 15頭7枠12番
2:33.9 62.8-60.4 S^2
7.1-12.1-11.8-12.4-12.7-13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5

日経賞勝ちから振り返る。ペースは2.4でかなりのスローだが、遅すぎたのでキセキが1~2角で捲り切っての超ロンスパ、ただし3~4角でまた息が入ってL2で再加速と2段階加速的な競馬にはなっている。

12番枠からまずまずのスタートを切って楽に先行争い、様子を見ながらロードヴァンドールを行かせて番手で進めていく。スタンド前では1馬身半~2馬身ほど後ろで様子を見ながら。キセキが捲り切ってからはロードの前で番手で進める形になり、キセキから3馬身ほど離れた位置で3角へ。3~4角でキセキの内からロスなく押し上げて先頭列に並びかける、じわっと仕掛けながら4角で肩鞭が入ってL2でスッと抜け出し1馬身差リードで直線。序盤で一足を使って1馬身半ほどのリード、L1で外から各馬が差し込んでくるがこれを3/4馬身差保って退けた。

このレースでは顕著にスローでキセキが動いたことで超ロンスパにはなった。ただ上がり切ったわけではなくてL2でもう一段の加速が要求された。ここで一足をしっかりと使って抜け出して、L1はちょっと甘くなったが封じ込めることができた。基本的には最初の仕掛けが早くなるのはOKだけど、本仕掛けはできるだけ最後に取っておきたいタイプという感じかな。2段階加速的な競馬が合っているんだと思う。それと、やはり根本的には前目で仕掛けを待つ立場が理想で、ここでは2番手から3~4角で内目を通せたのも良かったと思う。

オールカマー(GII)7着

中山芝外2200m良 12頭3枠3番
2:12.0(+0.8) 60.5-59.0 S^1
12.6-10.6-12.7-12.3-12.3-11.7-11.8-11.9-11.8-11.5-12.0

前走のオールカマーでは1.5とかなりのスローから2段階の加速でこの馬としては悪くない展開だったと思う。ただし、位置取りが悪かったことで先に仕掛ける形になったのが響いた。

3番枠から五分のスタートだが少し接触も受けたので前は獲れず、ちゅうだんぐらいでの競馬となってしまう。道中も中団の中目で我慢しながら3角。徐々にペースが上がってという中で好位の外まで押し上げつつ、4角でアルアインの外から動いていく形になって直線。序盤でちょっと甘くなってL1で伸びあぐねた。

L3の4角地点の脚色は結構よかったんだけど、ここで良い脚を使ってしまったのでL2でもう一段の脚を問われたときに甘くなったという感覚。理想を言えばアルアインの競馬をすべきで、後続が後ろから押し上げてくる中で内内で立ち回って仕掛けを待って直線で一足。3~4角で前と差がある状況を詰めるのに外から脚を使うというのはこの馬には難しい、という感じかな。

日経新春杯(GII)3着

京都芝外2400m良 12頭7枠9番
2:26.5(+0.2) 62.0-59.4 S^3
12.9-11.4-11.7-13.0-13.0-12.6-12.3-12.5-12.3-11.6-11.4-11.6

日経新春杯は台頭した一戦といえるが今振り返るとやはりラストの甘さが気になるし、どちらかというとL2の最速地点で伸びた。力の要る馬場ではあったがペースは2.6なので超スロー、L2最速戦だがL3の段階でも11.6とある程度速いラップを要求された。終い勝負に特化した一戦。

9番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと先行して番手につけて逃げるロードヴァンドールをマーク。道中もスローで淡々と進む流れで番手でキープ。3~4角でも楽な感じで番手をキープして直線。序盤の最速地点で追い出されるとここで半馬身差の差をじわっと詰めて先頭列に近いところまでくる。しかしここからL1で甘くなって最後はロードヴァンドールにも1馬身1/4差まで広げられての3着だった。

この時は52kgという軽ハンデを背負っていたにもかかわらず、L1では甘くなってしまった。L2の最速地点では結構来ていたのにL1で甘くという点を考えると本当に良い脚は一瞬しかないと考えるほうがいいと思う。ロードヴァンドールは割と長く脚を使う方のタイプではあるが、瞬間的な切れ味という観点ではこちらの方が上だったと思う。

アルゼンチン共和国杯2018への展望

重要なのは枠とポジション、そして当日の馬場だろう。外枠からポジションを取り切れない展開だと今の高速府中ではまず苦戦すると思う。瞬間的な切れ味も日経新春杯で見せたとはいえあれは力の要る馬場でレースラップでの11.4ということを考えてもせいぜい11.3ぐらいだと思う。その程度では微妙。何より本当に良い脚は一瞬しか使えていない。なのでスローの段階で前目内目をとってしまって3~4角では最内をロスなく立ち回って入らないといけないかな。昨年のような展開ならば前目内目を取れれば結構踏ん張ってくれるかな?とも思うが、今年は超高速馬場のままAコースは終了した。今週からBコースに替わるが、それでもこの傾向は続きそうなので速いラップを連続することが要求される可能性が高いと思う。3~4角で好位~中団外からという形では追走で脚を使ってしまうと思うしそうなるとオールカマーからも難しいかな。

ベストは雨で時計がかかり標準ぐらいの馬場まで落ちること、そしてその中で序盤のうちに前目をとってしまって3~4角でロスなく立ち回って直線半ばで本仕掛けを、という形。これぐらい嵌れば一瞬の脚は日経新春杯や日経賞の内容からも通用していい。バランス的にはペースは速くても良いが、基礎スピードの質的な観点でみてあまり軽いとこのメンツではポジションをとっていけないリスクもあるので渋ってほしいというのはその辺。馬場にかかわらず、内枠が欲しいしそこで2列目ポケットが個人的にはベストなポジションだと思う。多少前半が速くてもリスクをとって攻めてほしい。現時点で良馬場だとすれば馬券的には手を出さないつもりだが、内枠を引いて並びが良ければ少し考えるかも。後は馬場や枠の並び次第。

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昨年の勝ち馬スワーヴリチャードは大阪杯で初GI制覇、一昨年の勝ち馬シュヴァルグランは17年天皇賞・春2着、17年ジャパンC優勝、18年天皇賞・春2着、さらに15年の勝ち馬ゴールドアクターは有馬記念1着、宝塚記念2着とアルゼンチン共和国杯をステップにGI競走で主力となっている。

過去10年の上位人気馬の成績は1人気[3.1.1.5]、2人気[3.2.0.5]、3人気[2.1.5.2]と安定した成績を残している。平均配当では、馬連2960円、3連複1万6850円、3連単11万5740円と3連系で高配当が出ている。近年では大荒れ傾向はないが、09年には11人気ミヤビランベリが1着、10人気ヒカルカザブエが3着で92万馬券が出ているように荒れるハンデ重賞でもある。

今年は宝塚記念3着馬ノーブルマーズ、昨年の菊花賞3着馬ポポカテペトル、条件戦3連勝中のムイトオブリガードやミッキースワロー、パフォーマプロミス、プレスジャーニーなどが参戦。出世レースとして毎年GI馬を輩出しているハンデ重賞だが、今年はどの馬が勝ち名乗りを挙げるのか。

一昨年のアルゼンチン共和国杯は4人気◎アルバートから○シュヴァルグラン馬連1点目1110円、3連複1690円、3連単8290円パーフェクト的中!15年も◎ゴールドアクターから馬連1460円、3連複3990円、3連単1万4570円パーフェクト的中!14年も◎フェームゲームから馬連1510円、3連複3310円、3連単1万4480円パーフェクト的中、12年も◎ルルーシュから馬連1060円、3連複3130円、3連単1万2740円パーフェクト的中とここ6年で4度的中ドル箱重賞。今年も確信の本命馬◎から万券獲り宣言!

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