競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

秋華賞 2018 出走予定馬:サラキア&池添騎手確定

time 2018/10/12

秋華賞 2018 出走予定馬:サラキア&池添騎手確定

第23回 秋華賞(GI)出走予定馬展望

日程:2018年10月14日()
コース:京都芝内2000m

予想用・出走予定馬一覧

サラキア(池添騎手確定)

出遅れ癖という難儀な弱点を抱えつつも、前走ローズステークスで中団からしぶとく差し込み2着のサラキアが秋華賞に出走予定だ。しっかりと流れに乗ってラストまでしぶとく伸びた前走で地力は証明。あとは何としても五分にゲートを出て流れに乗って乾坤一擲の一撃を決めたい。

もともと素材はかなり高いレベルにある馬だし、単純な決め手だけでみれば春の3頭の次ぐらいには入ってきていたと思う。ただしどうしてもゲートが拙くいつも後方から。これを解消して流れが厳しくなったときに嵌れば。2走前の青島特別の内容も面白かったが、人気はするしゲートも不安はある。フローラSではパイオニアバイオに先着を許しているので2000でどこまで強気に狙えるか…

ローズステークス(GII)2着

阪神芝外1800m良 15頭3枠5番
1:45.9(+0.2) 47.5-45.8 S^2
12.7-11.0-11.5-12.3-12.4-12.2-11.0-10.8-11.8

前走のローズS2着から振り返る。阪神の1800m戦でペースは1.7とかなりのスロー、そこからの3F勝負という流れでL2最速10.8とここでトップスピードの質を問われた。ただL3の地点でも11.0とかなり速いしL1は落ちているのでTS持続で差し込む余地も十分にあったかな。

5番枠から出負けして後方からの競馬となるが、それも織り込み済みで二の足でリカバーして中団につけていく。そこからはスローの流れで壁を作りながらなんとか折り合わせて3角へ。3~4角でも中団外目からL3地点でもロスがあって直線。序盤で中団外からじりじりと伸びはじめて好位列から2列目までくる。L1で2列目から抜け出す脚は見せたが前との差はなかなか詰め切れずの1馬身1/4差で2着完敗。

内容的にみるとこの馬もロスをしていたがカンタービレも4角で外から動いていてロスが少しあった中で、L1で詰め切れなかったのだから完敗ではあると思う。前半出負けしてリカバーして脚を使った、というのもあるが個人的にはそこよりも出していってコントロールするという形にこれまでもなるのは不安かなと。ここでも少し折り合い面の意識を強くせざるを得なかったと思うし、ペースが遅かったので取り付けたけど前半から流れて取り付けるのか?というのも未知数。割とうまくリカバー出来た中での2着、完敗だと思うのでカンタービレとの比較でみるとやはり物足りなさが残るのは確かかな。悪くはないけど完成度も含めると明確に見劣ったと思う。

青島特別(5下)1着

小倉芝1700m良 10頭7枠7番
1:39.5R 47.4-46.3 S^1
7.1-11.1-11.8-11.6-11.6-11.6-11.7-11.4-11.6

2走前の青島特別が500万下戦でも強い競馬でレコード勝ち。ラップ推移を見ても終始11秒半ばを刻み続けるような感じで淡々とした競馬。バランスとしては前半が遅めでややスローだが、基礎スピード面と後半のポテンシャルの両面をバランスよく問われたと思う。動くにしたって緩んでいないので自分で動く脚を使う必要があった。いわゆる嵌った捲りではない。

7番枠から出負けして最後方からの競馬、前も淡々とペースを作っていくのである程度縦長の状態で向こう正面に入っていく。向こう正面で外から動いていったテイエムリボーの後ろから押し上げて好位の外で3角。3~4角でもペースが落ちない中で好位の外でロスの多い競馬、4角で少しコーナリングで苦労しつつも2列目で直線。序盤の早い段階で抜け出すと後は余裕たっぷり、最後は流してもラップを大きく落とさなかった。

かなり強かったなと思う。単調に流れた中で3~4角で外、ロスも多かったし何よりかなりスピードに乗った状態でコーナリングでも少し苦しそうな感じで、それでも最後までばてずに余力があった。後半のポテンシャル面で46.3を外からねじ伏せるってのは印象としては強いかな。ただ超高速馬場ではあったし、レースレベルは今の段階では平凡なのであまり見た目のイメージほど評価するのは危険かも。ただ流れた中で動いてねじ伏せたからね。適性的にも単調な流れの中で脚を引き出してくる可能性はあるかな。

フローラS(GII)4着

東京芝2000m良 15頭1枠1番
1:59.7(+0.2) 61.1-58.4 S^3
13.1-12.0-11.8-12.1-12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7

4走前のフローラSでは2000m戦で後方からの競馬となって馬群を裁きながらも4着までたどり着いたという感じ。ペースは2.7で超スロー、ラップ推移的には中盤以降はそこまで緩まず淡々と12秒前後から3F勝負でL2最速。中盤であまり活きが入らなかったこともあってそこまで速いラップをL2で要求されなかった。

1番枠からやや出負け、二の足も遅く後方馬群のう内目、さらに中団列の内の馬が下がってきたので後方からしか難しい競馬に。そのまま道中も淡々とした流れで内内で我慢の展開。3~4角でも後方の最内で我慢、先に外からサトノワルキューレが上がっていくという中で最後方列に近い位置で直線。序盤で馬群を捌いて内目に切り込んで好位列まで伸びる。L1でそこから進路を外に誘導しつつも最後は伸びきれず。

上手く直線ではスペースを探りながら上がってきていたが、L1はそこまで伸びきれなかったかなという感じ。後方で脚を残す形にはなったし、3~4角ではロスなく立ち回れた、要所の反応自体は結構良かったので思ったより伸びきれなかったかもしれない。捌きながらになったのも影響したかもしれないけどね。トップスピード戦では前走のローズSでもそうだが、インパクトとしてやはり春のトップクラスを脅かすほどではないかな、とも。

秋華賞2018への展望

少なくともトップスピード戦では難しいと思っている。一つはゲートが安定して下手。そしてそれを覆すだけのトップスピードの持続力を持っているとはいいがたい、という点。ローズSでは割とうまくリカバーしたしスローでもあった。それでもカンタービレが外からねじ伏せる競馬をした後に外からL1でジリッと差し込んできただけ、ともいえる。3着がラテュロスやゴージャスランチレベルと考えると流石にトップクラスとは差がある。春からの成長を期待したんだが、少なくともトップスピードの質・持続力に関してはさほど変化はなかったように感じた。あとは2走前の小倉1700で見せた単調な流れの中で良さが出てくれば…というところ。タイトな流れでの爆発に期待、というのもあるが2走前の青島特別も超高速馬場での淡々とした1700m戦ではあるし、後半長くロングスパートで結果を出したといっても相手が平凡ではある。映像的には強いなと感じたが、実際強く狙うには相手関係の比較でみないといけないし相手関係からかなり強化されるので簡単ではないかな。この馬も馬券的には当落線上にあるとは思うし難しいところ。ローズSで完敗したカンタービレもフラワーCでは少し力の要る2段階加速でやれているからね。同じようにタイトなマイル前後の流れで結果を出してきたプリモシーンはフェアリーSでも結構やれている。流石にフェアリーSの相手関係と比べると青島特別は明確に見劣るからね…。なので比較対象としてはプリモシーンとどちらを上位に取るか、という点ではプリモシーンを上に取るべきだろうかと。圏内に入ってくる可能性はあると思うけど、リスクと比較して穴人気するなら切るのも手、というところ。

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