2018七夕賞の予想

福島11R　七夕賞(GIII)　芝2000ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定

展開予想

大雨の影響で豊岡市全体に大雨特別警報、なんというか城崎にいて豊岡まで車で行けない状況なので今日もブックはありませぬ…。というかどっちにせよ豊岡に多分競馬専門紙は来てないと思うし諦めるか…。

馬場想定は土曜を見る限り時計が少し掛かっているのは間違いない。明日はあまり雨が降らないっぽい？ので良まで回復も考えるが一応稍重想定で、ややタフぐらいなイメージで入っていく。展開予想はコメントが見られないので何とも。ただおそらくミラノが外枠を引いたのでこれが二の足が遅いなりに押して主張してハナを取ってくるか番手。これを見ながら大外のシルクドリーマー辺りも先行できればだが2000がカギ。内からはマイネルフロストがおそらくミラノを行かせて２列目内で我慢という競馬を展開しそうで、レース自体はこれで落ち着くと思う。ただそれでもミラノが作るわけだし今の馬場だと出ても59秒台半ばぐらいかなと思うので、60で入っても平均ぐらいだろうと。多分だけど59.5-60.0ぐらいのバランスになるんじゃないかなと思っている。一応平均から前後させるけど、ややハイよりのイメージかな。

予想

◎04メドウラーク
○03マイネルフロスト
▲02キンショーユキヒメ
△06サーブルオール
△11マイネルミラノ
×05マイネルサージュ10レイホーロマンス
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

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◎メドウラーク

ここはもう大穴狙いで良いかなと。条件自体は結構面白いと思う。この馬はまず道悪が得意で結構最後まで伸びてくる。５走前のアンドロメダＳでも重馬場で明確に時計がかかる中、60.9-60.5と平均、12.5 – 12.7 – 12.0 – 11.7 – 11.9 – 12.2とＬ３最速のポテンシャル戦で最後方内内から４角で中目に誘導してそのまま外に出す。そこからしぶとく伸びて２着ストロングタイタンとの差は決定的に詰めてきての３着。そこそこ流れた中でも脚を温存してしっかりと引き出してきた。もともとこの馬は2400辺りで結果を残している馬なわけで、前走の米子Ｓなんかは超高速に近い中で1:31.9の勝ち時計の流れについていくのも苦しかったはず。道悪では高いレベルでやれているし、時計がかかる2000なら十分にチャンスがある。加えて土曜を見る限り時計はかかるが結構内がいい感じで、最内から伸びることも多かった。３～４角で内内で我慢できる立場だし丸田なのでインズバ狙いをしてきそうというのも良い。福島は４角で各馬が外に膨らみがちなので、内のスペースをうまく拾い切れればズドンまで警戒。

○マイネルフロスト

相手はこの馬に。2000なら基礎スピードは高いレベルで持っている馬なのでそこは心配していないし、内での立ち回りが上手いのも魅力。ここではあまり当てはまらないが、昨年の鳴尾記念が阪神2000で61.6-57.8と超超スローからの12.0 – 11.7 – 11.5 – 11.0 – 11.6とＬ２最速、２列目ポケットで我慢しながら加速が問われてもしっかりと反応して一足は使ってきていると。この馬は要所である程度動ける方だしコーナーで内を立ち回れるのも魅力。３走前の福島2000七夕賞では58.0-60.2とかなりのハイ、そこからの12.0 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 12.9とＬ４最速の流れを離れた３列目から３角手前で勝負に行ってのもの。厳しい流れから早仕掛けで押し切れるし、福島特有のスパイラルカーブで勝負に行きやすいというのも魅力。前走のエプソムＣがちょっと物足りないのはあるので本命にはしなかったけど、枠の並びも良いし、ミラノが動く中で３～４角で２，３列目内内から勢いに乗せていける条件も良いだろう。

▲キンショーユキヒメ

軽い馬場だと難しいと思っていたけど、高速馬場にはまずないのでそうなると一気に浮上させても面白い。２走前の福島牝馬Ｓ勝ちが内容的に面白くて、これまではスローロンスパで良さがというところ、47.2-47.8と基礎スピードが問われた中で11.8 – 11.7 – 12.2 – 11.7 – 12.2と後半のポテンシャル戦、疑似的な二段階加速になっているとはいえ後方外から正攻法で捻じ伏せてきた。トップスピードが問われなければ長く脚を使えるタイプだし、前走のマーメイドＳが物足りなかったけど少し中弛みの面もあったし、高いレベルまでくると前半の基礎スピードが問われた中での方がいいかもしれない。２走前を高く評価してと、ミラノ・フロストの早仕掛けにかみ合いそうな馬、という点でこの馬かな。

△サーブルオール

前走のエプソムＣを一応評価しておくべきかなと。東京1800で重馬場、47.7-47.8と平均からの11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 12.5とＬ３最速のポテンシャル戦、馬場の良い中団の外目を回せたといっても上位勢相手に最後までそれなりに食い込んできた。また基礎スピードを問われた中での差し込みなのでその点でも福島2000でバランス的にペースが上がったなかでの対応にめどは立ててきたと思う。美浦Ｓでは12.7 – 12.3 – 11.7 – 11.9 – 11.4 – 12.2と中弛みで押し上げる形で３角までには先頭列に近いところにいたのでこれを丸々評価は難しいが、ここ２走は悪くない。ただここで１番人気に推されるほど？という内容でもないと思うので、適性的に大きな不安はないけど一応連下で押さえておくという感じ。

△マイネルミラノ

ミラノはバランス的にみてポテンシャル戦だと結構長く脚を使えてトップスピードが問われると一瞬しか脚を使えないがコーナーで強烈に鋭く脚を使える。今回は多分トップスピード戦にはならないと思うし、恐らく自分でレースを作っていける。枠の並びとしてみてもやりやすい。二の足がちょっと遅くなってきているので、外枠を引けたのは好材料。そのうえでＡＪＣＣでもそうだが61.3-60.0とややスローも縦長に持ち込んで12.2 – 11.8 – 11.8 – 12.1 – 12.1とポテンシャル戦でそこそこしぶとく粘っての３着。コーナーで勝負を仕掛けて良さが出る馬ではあるので、全体を遅すぎないペースに持ち込む、平均でも問題ない馬だし引き上げたうえで３角で仕掛けての粘り込みを警戒。田辺がどう乗るのかにも注目したい。

×マイネルサージュ

前走の福島民報杯で58.1-62.7と極端なハイペースの消耗戦を最後方近くで我慢してしぶとく直線で差し切った形。マイスタイルが五稜郭Ｓで勝ったというのもあるけど、マイスタイルは少し息を入れたほうがいいと思っているので、ここに入ってどこまでやれるか？というのはあるかな。白富士Ｓの内容もまずまず良かったのでその点も踏まえてこの評価。

×レイホーロマンス

追い切りが良かったのでひっかける、という感じ。ただ２走前の福島牝馬Ｓでも47.2-47.8と流れた中で３～４角少し窮屈な面もあったが直線では進路が開けていた中で伸びあぐねていたし基礎スピード面への課題はあると思う。前走のマーメイドＳもちょっと物足りないのでこの評価。