阪神11R アンドロメダステークス予想：本命10プレシャスブルー

time 2021/11/20

アンドロメダステークス(L)予想

阪神11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：北3m/s想定

展開予想

　馬場は先週のイメージで、ややタフぐらいを想定したい。風は北からなので３～４角中間地点が完全追い風になる。この感じだと仕掛けが早まる可能性が高くなるかな。

　展開予想だが、逃げて強かったグレンガリーが今回も主張するのかどうかやね。これがとりあえずハナを狙い、外からベレヌスやシフルマンと言ったところも先行してくる。グレンガリーが前走通りのイメージで運ぶならある程度流れる形になるとは思うし、ダノンマジェスティ辺りもゲートを出れば突いて行くと思うし、というところ。馬場が重いと思うし、自分的には59.5-60.5で2:00.0前後かなという感じで見ている。パワー型基礎スピードをやや強めに要求されるイメージなのと、風向からも３～４角で早めの仕掛けで消耗戦に近い形になる可能性が高いかなという想定で入りたい。

予想

◎10プレシャスブルー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ウインアグライア
△12ボッケリーニ
×02アールスター13シフルマン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎プレシャスブルー

　プレシャスブルーに関しては前走でも馬場の想定さえ間違えなければ狙えたんだけどなあ…という感覚でいる。追いかける感じになるが、今回も馬場は時計が掛かる想定なのと、ある程度前が引っ張って消耗する形になる可能性が高いのは良いんじゃないかな。

　前走のオクトーバーＳはパンサラッサが59.3-60.7とハイペースで引っ張ってという中で離れた後方で脚を温存しながら12.2 – 12.6 – 11.4 – 11.8 – 12.7のラップ推移でパンサラッサが少し４角で緩めたのもあるにせよ後方外から脚を使って直線唯一最後まで末脚を発揮してきた。タフな馬場でロングスプリントを引き出しつつ、直線での減速でもしぶとくポテンシャルを発揮してという感じで突っ込み切れている点を評価したい。タフな馬場の阪神内回りだと３～４角中間からの競馬になりやすいし、前が引っ張っていてここで外から動いて最後までというポテンシャル面が必要だがそこを見せたのは良い材料。

　個人的には３走前の七夕賞の内容も良いと思う。福島の2000で稍重、時計もかなりかかっていて60.8-61.4と平均、12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.2 – 12.8と後半もポテンシャル勝負で中団外外から正攻法で押し上げながらジリジリとなだれ込んできた。

　この辺からも完全ポテンシャル特化になっても対応できるとは思うが、理想は後半でロングスプリントを要求されつつも消耗する感じ。阪神内回りは割と３～４角で速いラップを踏むことが多いし、北風でそれをフォローする形で速度が出て、そこから直線消耗する形になれば差し込んでくるかなと。ペースがある程度落ちても馬場が重くて仕掛けが早ければ突っ込めるタイプだし、福島民報杯みたいな超絶ハイペースの消耗戦でも前がばてれば届く。時計が掛かる馬場なら基本的に狙っていい馬だと思う。

○？

▲？

△ウインアグライア

　３走前の若駒Ｓほどタフな馬場ではないが、それでもパワー型の馬場での有酸素運動の競馬で結果を出せているのと、オークスはかわいそうだったという点で。中京2000の重馬場で61.5-62.3とややハイから12.1 – 12.6 – 12.3 – 12.5 – 12.8と単調な流れに近い形。これで２列目で進めてしぶとく伸びて外から伸びてきたヴァリアメンテをクビ差で振り切った。このヴァリアメンテが２勝クラスも勝ち上がってきたし、楽な相手ではなかったからね。オークスは59.9-59.4と平均で進んでいたが、12.6 – 12.4 – 12.1 – 11.3 – 11.7 – 11.9と中弛み顕著で内内で包まれてギアチェンジを求められて甘くなったのはあるかなと。この条件で見直したい。

△ボッケリーニ

　ボッケリーニは前半の基礎スピード面はもっていると思うし良いんだけど、本当にいい脚は一瞬タイプだと思っているので、仮に全体で分散しても阪神内回りだと３～４角からの競馬になる可能性が高いのでそこやね。イメージ的にはカシオペアＳ２着で、京都1800で47.1-46.7と平均でも12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.1 – 12.1と中弛みからのＬ２最速で好位で進めながら直線内からしっかりと反応してランブリングアレーに食らいついての２着。要所でのギアチェンジと基礎スピードを持っている総合力型ではあると思う。ただ、新潟大賞典でも57.1-62.2と極端なハイペースで12.1 – 12.5 – 12.0 – 12.3 – 13.3と消耗するがＬ３最速という中でＬ２地点までは広がった先頭列付近に割ってくる末脚を見せていながらＬ１は甘かったように、個人的には消耗戦まで行くと踏ん張り切れない要素があると。その点で外枠で浜中で割と強引に進めそうなので、そこで脚を使ってというリスクはあるかな。まあ相手関係は楽になるのでここなら馬券圏内の期待はという感じ。

×アールスター

　本音を言えば軽い馬場の方が合っているけど、前半の基礎スピードはもっているので流れた中で自分のリズムで運べればなだれ込んできていい。小倉記念を勝った時は超高速馬場で58.1-59.4とハイペース、12.2 – 12.0 – 11.5 – 11.7 – 12.0のラップ推移で中団内内で脚を温存しながらラストで内から突っ込み切る競馬。基礎スピードはもっているのでペースが上がってくれればやね。七夕賞でちょっと甘かったしその点での比較でプレシャスブルーより上は取れないなという感じで×まで。

×シフルマン

　３走前の京橋Ｓが結構面白い。阪神2000で58.8-59.7とややハイから12.2 – 12.1 – 11.9 – 11.6 – 11.9のとＬ２最速。流れた中での一足勝負という感じで逃げたプライドランドが押し切ったんだが、これで２列目内で進めながらしぶとく踏ん張っての４着。ここでは上位勢が手ごわかったというのもあるし、３着がアカイイトで５着がソフトフルート。２着のイズジョーノキセキも含めてエリ女でそこそこやれた各馬になる。まあエリ女は前目に行った有力馬が撃沈した形だとは思っているけど、この中での４着なら悪くはないなと。前走みたいにスローのロングスプリントがベストかなというところもあるが、流れた中でやれているのは強みかな。押さえておきたい。