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宝塚記念 2018 出走予定馬:キセキ&M.デムーロ確定

time 2018/06/21

宝塚記念 2018 出走予定馬:キセキ&M.デムーロ確定

第59回 宝塚記念(GI)出走予定馬展望

日程:2018年6月24日()
コース:阪神芝内2200m

予想用・出走予定馬一覧

キセキ(M.デムーロ確定)

昨年の菊花賞では強烈な雨、強烈な不良馬場による消耗戦を制してクラシックホースとなったキセキが宝塚記念に出走予定だ。香港ヴァーズ、今年の日経賞と安定感を欠く走りとなってしまった。ただもちろんクラシックホースの意地がある。菊花賞馬キセキの名を再度ここで轟かせたい。

日経賞は緩い流れを嫌って動いていってのロンスパで崩れた。香港ヴァーズも同様。この馬のポテンシャル自体はある程度高いレベルにあるとは思っているが、菊花賞がド不良でタフな競馬となった中で反動があった可能性は考えないといけない。

菊花賞(GI)1着

京都芝外3000m不 18頭7枠13番
3:18.9 64.1-68.8(FA13.76)-66.0 H^2
13.2-12.6-12.0-13.1-13.2-13.5-14.5-14.3-13.5-13.0-13.1-12.9-13.4-12.7-13.9

あまり参考にしづらい面もあるがド不良だった菊花賞から振り返っておきたい。勝ち時計がまともな馬場の天皇賞春より遅いぐらい。ルメールが4000m走ったような感じと言っていたと思うが、まあそこまで行かないにせよ耐久という点で3200m以上を走ったぐらいの感覚は間違いないと思う。ペースはハイペースだが中盤では少し緩んでいる。後半は一応加速する余力はあったようだがL2最速12.7でもL1は13.9と大きく落としている。消耗しているのは間違いないし、純粋なスタミナ面(敢えて言えば3000mド不良で求められたパワー型の基礎スピード)が問われたかなと。

13番枠から出負けして最後方近くの位置からまずは入っていく。3~4角で外からじわっとリカバーしつつ、スタンド前で中団の後ろに取り付いていく感じ。向こう正面でも割と一団となった中で後方外から中団外まで取りついていって3角。3角下りで促しながら、馬場が悪くて内外大きく広がっていく流れの中で大外を追走、4角で3列目に近い位置で直線。序盤でしぶとく食らいつくが一瞬の脚ではミッキースワローと互角レベルで先頭列に近いところ。しかしL1でしっかりと抜け出しての完勝だった。

基本的にはこれだけの消耗戦となるとラップの偏差がほとんど生まれないので、いわゆるマラソンレースといってよかったと思う。その中でも外から動いて最後までばてずに抜け出し切ったのは高く評価したい。一方でこういうレースはかなり特殊で、どこを評価してよいのか?というのが意外と難しいのはある。あえて言えば前述に繋がるがマラソンレース、力の要る馬場での中で有酸素運動を最後まで続けることができたという点で、やはりパワー型の基礎スピードが高かったとみるべきなんだろうか。力の要る馬場で速いラップを要求されなかった、各馬が3角の地点で余力があまり残っていなかったことからもポジション差がそこまで影響しなかったのもある。それと評価とはちょっと違う見方として、やはりこれだけの消耗戦を走り切っていることを考えると、反動面は考えるべきなのかなと。ここ2走を見ると感じるところはある。

香港ヴァーズ(GI)9着

シャティン芝2400m良 12頭3番枠
2:27.73(+1.50) 62.88-58.45 S^3
25.66-24.32-25.80-23.74-23.56-23.15

2走前の香港ヴァーズで積極的な動きを見せたものの良さが出ず、失速したという感じ。ペース自体は見ての通り超スローで、そこから向こう正面ぐらいで11秒代後半に入っているが、それでも最速区間はL2-1の直線地点でハロン平均11.58。ただ2列目が少し離れていたので3~4角地点で差が詰まっていたことを考えると実質的には4Fで11秒半ばぐらいを連続するような競馬になっているかもしれない。なので3~4角のロスは結構響いたとみているが、それでも大きく崩れたのはちょっと不満があるかな。上手く立ち回ったとはいえトーセンバジルレベルでもそこそこやれているからね。

3番枠から出負けして最後方近くからの競馬、そこから下げ切って最後方で進めていく。前半は極端に緩い流れ、これを嫌ったこともあってミルコらしく香港でも向こう正面でスーッと動いて押し上げながら3角へ。3~4角で後続がある程度取り付く中で中団列の大外をぶん回して直線。序盤でそこから伸びきれず、L1まで下がってしまった。

内容的には京都大賞典のトーセンバジルとシュヴァルグランの関係性に近いと思う。トーセンがロスなく立ち回った中で、こちらは外から押しあげて、実質的に3~4角である程度速いラップも直線でも維持できていてコーナーでそこまで極端に速いラップではなかった、という共通点があると。その中でシュヴァルグランのパフォーマンスはトーセンバジル相手に相当なロスがあってもL1まで食い込んできていたが、このキセキはここで下がってしまっている。これをどう判断するかだろう。まともな状態であるかどうかがまず一つポイントにあるし、まともだったとすれば後半のロンスパで物足りなかったと判断するしかなくなる。少なくともトーセンバジルを物差しにしてシュヴァルグランとのパフォーマンス比較でかなり見劣る。香港遠征の影響、さらに言えば菊花賞の不良馬場の反動、という面を考える必要があるというのももちろんある。

日経賞(GII)9着

中山芝内2500m良 15頭8枠14番
2:34.6(+0.7) 62.8-60.4 S^2
7.1-12.1-11.8-12.4-12.7-13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5

前走の日経賞もこれまた判断が非常に難しいレースとなっている。なにせ7Fのロンスパを2角過ぎから敢行してきているわけで。ただし、ロンスパで捲り切ったことで3~4角ではある程度内目、馬場のいいところを選択できていた。それに4角の地点ではキセキも並んできていたので目標ができた状況で直線に入れている。ラストまで大きくばてたわけではないんだが。

14番枠から出負けして後方からの競馬はいつも通り。前半からそんなに出していったわけではなくサクラアンプルールの後ろで折合をつけながら進めようとしていた。ただスタンド前に入ってきた段階でかなりかかっていたし、ゴール板ぐらいでサクラの外に出して動くことを選択。そのまま緩い地点で一気に押し上げて先頭に立ち切る。道中も3馬身ほどのリード、馬場のいい中目の馬場を選択して3角。3角で少し息を入れてここで内からガンコが来る。4角で仕掛けを待ちながらガンコを先に前に出させて目標を作って番手で直線。ただそこからの伸びはなく、最後まで大きくはばてないものの9着完敗だった。

ここでは香港遠征からの初戦という難しい状況でもあったし、何より前述しているように超ロンスパを自ら仕掛ける形になった。流石にこれではしんどかったのかな、というのもあるしある程度仕方のない負け方ではあったと。ただ、よく言えば言い訳できる材料はあるが、悪く言えば…というより現実的にみて菊花賞の反動から立て直せたという証明にはなっていない。これは香港でのパフォーマンスも低かったということからこの2走から一気にパフォーマンスを戻してくるというのは冷静に懐疑的にみるべきかなと。

2018宝塚記念への展望

ヒシミラクルのイメージと被るといえば被るんだが、ミラクルの場合は菊花賞からその後不調でも天皇賞春でしっかり復活してきたし、それがまだ信用されてない状況での宝塚記念制覇。こちらはまだ人気も落ちそうにないし、ここ2走の内容があまりよくない状況でここで一気に変わってこれるかが問われる。菊花賞は極端な競馬になったしあれは良くも悪くも参考にしにくいし、神戸新聞杯ではレイデオロに4F戦で内容的に完敗。そして香港ヴァーズで甘かったことからも日経賞はともかく割と中間的な脚を連続するのがそこまで得意とは思わないかな。新潟の信濃川特別の勝ちっぷりが印象的で超高速馬場なら11秒台前半を長く維持してきてさらにもう一段、というような競馬ができるが馬場が極端でなければそこまで長く使えない印象。菊花賞が特殊な馬場過ぎて何とも言えないのが評価を難しくさせているし、ここ2走のパフォーマンスが低いのも菊花賞の反動も考えられる。この判断を完璧にするのは非常に難しいのは間違いない。加えて厄介なのがゲートが拙いのに折り合いが下手、というところ。コントロールするのが非常に難しい印象で、特にここ2走はそこで苦労している感はある。またそういった性格を考えての調整になるので、強く負荷をかけにくいというのもどうか。直前追い切りも悪くはないが良いころに比べると…というのもあるし、過程としては入念に乗り込まれているが下河辺牧場で非社台としては割と設備も整っているとは思うがそれでも外厩でノーザンほどの調整ができるとは考えないほうがいいと思う。宝塚記念はタイトな流れになりやすいので折り合い面はそんなに気にしていないが、当然ゲートが拙ければ押し上げるのは緩みにくい分自分で上げていかないといけない。ポテンシャル面で日経賞、香港ヴァーズでさほど高いレベルのものを見せられなかったことから考えたときに、今のこの馬を狙うというのは正直リスクとリターンが割に合わないかなと。怖さがないといえば嘘になるが、馬券的には手を出したくない。

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JRA馬主:佐々木主浩プロフィール
 ”大魔神”の愛称でお馴染み。横浜ベイスターズを38年ぶりの日本一に導き、メジャーリーグでもア・リーグ新人王、オールスター出場など、名ストッパーとして輝かしい実績を残す。
 06年にJRA馬主となり、ヴィルシーナ号で13~14年ヴィクトリアマイル(G1)を連覇。ヴィブロス号で16年秋華賞(G1)、優勝賞金4億円で世界最高峰の一戦・17年ドバイターフ(G1)を制覇。シュヴァルグラン号では、17年ジャパンカップでキタサンブラックを見事破りG1制覇を遂げた。
 血統に深く精通していて、その相馬眼も確か。日本最大のサラブレッド市場・セレクトセールの常連で競馬関係者との親交も幅広い。馬券勝負においても自身の実績に勝るとも劣らない豪快さを誇る。
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