競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

安田記念 2018 出走予定馬:リアルスティール&岩田確定

time 2018/06/01

安田記念 2018 出走予定馬:リアルスティール&岩田確定

第68回 安田記念(GI)出走予定馬展望

日程:2018年6月3日()
コース:東京1600m

予想用・出走予定馬一覧

リアルスティール(岩田確定)

一昨年のドバイターフでは異国の地で見事にGIタイトルを手中に収めたリアルスティールが安田記念に出走予定だ。ただこの安田記念では一昨年に11着と涙を呑む結果となった。毎日王冠で見せた府中での切れ味をマイルの舞台で引き出せるかが焦点、国内GIタイトルを何としても手中に収めたい。

個人的にはマイルはずっと短いと思っていて、この条件で勝負するなら展開面で恵まれないと難しいかな。今の充実度を踏まえても、この馬を狙うのであればスワーヴリチャードの方が面白いかもと感じる部分もある。いずれにせよ前半無理していいタイプではないだろう。

毎日王冠(GII)1着

東京芝1800m良 12頭6枠8番
1:45.6 47.8-45.6 S^2
12.8-11.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.1-10.7-11.7

少なくとも古馬になってからはこの馬の表の顔はこの毎日王冠や天皇賞秋の2着だと思っている。ペースは2.2とかなりのスローで3~4角でも12秒台を刻んで直線半ばで最速10.7と非常に速いラップを踏んでいると。トップスピード勝負になっている。

8番枠から五分のスタート、そこからじわっと追走も先行策は難しく、無理せず下げて中団で進めていく。3~4角でも中団馬群の外目でウインブライトの後ろから直線でまだ我慢。序盤でもまだ追い出しを待ち、L2で追い出されてから外のサトノアラジンに対してここでしぶとく寄せ付けない。ラストはもう一度来られたがそれでも要所の脚の鋭さはしっかりと見せての勝利だった。

緩い流れから直線坂の上りで一気に伸びるというのがこの馬の持ち味で、3歳時は皐月賞や菊花賞でもタフな流れでやれていたと思うが本質はこのトップスピードの質を活かしたい、というのはある。古馬になってからは特にこの傾向が顕著で、勝った時のドバイターフもスローからのトップスピード戦の中で突き抜けたしね。

ドバイターフ(GI)3着

メイダン芝1800m良 15頭8番枠
1:46.6(+0.6) 47.55-47.12 M
14.02-11.20-11.11-11.22-11.35-11.63-11.91-11.67-11.91

このドバイターフの負け方でやっぱり1800以下だと流れると難しいかなと感じた。ペースは日本式で補正しても46.6-47.1ぐらいだし、ラップ推移でみてもわかる通りでよどみがなかった。

8番枠から五分のスタート、そこから無理せずに好位の中目から中団に下げつつ入っていく。道中も前のベンバトルが引っ張る流れの中で中団馬群の中で折り合わせながら3角へ。3~4角でも中団馬群の中から直線でうまくさばいてすぐに反応、L2の地点では2番手に上がるのだがL1で甘くなって最後は接戦の末何とかディアドラと同着の3着だった。

パフォーマンスとしてみたときに、やはりベンバトルにここまで突き放されたこともあるし、ヴィブロスはともかくディアドラとの比較で結構苦しかったことからも基礎スピードが問われてあまりよさが出なかった感はある。2000以上なら皐月賞でも流れた中でやれているが、1800のトップレベルでとなるとこの流れで脚を削がれてしまった感は強いかな。

安田記念(GI)11着

東京芝1600m良 12頭8枠11番
1:34.0(+1.0) 47.0-46.0 S^1
12.3-11.0-11.7-12.0-12.1-11.3-10.9-11.7

一昨年の安田記念の惨敗も振り返っておきたい。ペースは1.0でスローなんだがこのレベルのGIとしては、という話。リアルスティールにとってこれが本当に楽なペースだったかどうかというのはある。折り合い面で苦労して前目で入ってしまったのもあるしね。

11番枠からまずまずのスタートを切ってじわっと促しながら様子を見ていたがロゴタイプがペースをコントロールしたことで2F目ぐらいから掛かって2列目の外。頭を上げてコントロールに苦しみつつ2列目の外で前目の流れに乗っていく。3~4角でも2列目の外で進めながら直線。序盤で追い出されるがここではそれなりでモーリスに食らいつくがL2の坂の上りの最速地点で明らかに置かれる。そのままラストまで下がっての惨敗だった。

折り合い面で苦労したというのはもちろんあるし、外枠で壁を作れなかったことで難しい競馬にはなった。ただペース自体は決して早くはなかったわけで、この流れの中で入っていって甘くなったのが顕著という点から考えても基礎スピード面での不安は当然出てくると思う。これだけならもちろん折り合い面が、ということも言えたが前走のドバイターフで伸びきれなかった要因が平均ペースに依るところならマイルのこの流れでもそこそこ速い中で掛かって前に行ってしまったのが響いたとみるべきかなと。

2018安田記念への展望

まず3つ考えておきたい点がある。一つはこの馬の全盛期をキープできているのかどうかと、マイルが本当に会うのかどうか、折り合い面からのポジション取りの難しさであると。気性面からマイルなら折り合いがというのはもちろん考えられるところだが、安田で大敗したときのようにマイルで出していって前にコントロールされると掛かるリスクはある。かといって序盤攻めずに進めるとポジションが悪くなりかねない。内枠を引ければいいがその辺りがポイント。それに折り合いは楽になってもリアルスティールは今のところ1800以下でも基礎スピード戦では結果を出していないのは確かで、古馬となってから結果が出ているのは4歳時のドバイターフ、毎日王冠、天皇賞秋といずれもスローからの後半のトップスピード戦となっている。安田記念の傾向的にも前半からある程度流れやすいし、その流れの中でこの馬のトップスピードの質を引き出してくるか?といわれるとそれは疑問かなと。個人的にはこの馬の適性だけでみれば本当は中長距離がベストで、折り合いが難しいというところが難儀な馬。どうしても人気をしてしまうんだが、正直マイルで来られたら仕方がないというぐらいの気持ちで馬券的には切りたい。息が入りやすく後半のトップスピードの質勝負になりやすいワンターンの1800~2000の方がマイルよりはいいと思うし、ベスト距離は折り合いだけの問題でもうちょっと長いところにあると思うんだけどなあ。加速してトップスピードに乗るところまでは長く脚を使っていけるからね。能力は評価するけど適性的にマイラーではないと思っている。

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何悪。分析note2023



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