競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ユニコーンステークス 2018 出走予定馬:セイウンクールガイ&江田照確定

time 2018/06/15

ユニコーンステークス 2018 出走予定馬:セイウンクールガイ&江田照確定

第23回 ユニコーンステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年6月17日()
コース:東京ダ1600m

予想用・出走予定馬一覧

セイウンクールガイ(江田照確定)

沈丁花賞では左回りの1400m戦で鮮やかに番手から抜け出し完勝、セイウンクールガイがユニコーンステークスに出走予定。前走の葵ステークスでは芝で果敢にチャレンジもやはり前半から流れに乗れず苦労した。今度はダートに戻すがマイルへの延長と再びチャレンジ。穴男江田照男とともにクールに出し抜きを決めたい。

穴候補の筆頭だと思っているが、2走前の感じならあまりポジションにこだわらず、ペースに合わせて良い位置をというぐらいで良いと思う。マイルへの延長自体は問題ないと思っているので、とにかく前半の激流にあまり巻き込まれない位置で入ってほしいかな。

沈丁花賞(5下)1着

中京ダ1400m良 15頭8枠14番
1:25.4 36.4-36.3 M
12.5-11.7-12.2-12.7-12.6-11.6-12.1

個人的にはこの2走前の沈丁花賞のインパクトが強い。これができれば東京マイルでも問題ないだろうと思っているが、前半がゆったり目で入れたというのが一つ。そして中盤が12.7-12.6と落としていてそこからのL2最速11.6と1秒のギアチェンジを問われていると。かなり器用さが問われた一戦だし、ペースをコントロールしないといけなかったので割とマイル寄りの競馬になっているとみている。

14番枠からまずまずのスタート、そこから押して先行策、逃げ馬もコントロールしたので楽に番手を確保できた。道中も緩めの流れで折り合わせて3角。3角の下りでさらにペースダウンする中でそれに合わせて我慢、4角でもまだ手綱を動かさず、というところで外から並ばれてからの仕掛けとなる。序盤の坂の上りでそれでもすっと反応して外の各馬を振り切ってしぶとく伸び、L1で粘るスターリーウォリアを競り落としての勝利となった。

2着のスターリーウォリアがあまり結果を出せていないのはあるが、それでもこの時の中京のダートで最速ラップが11.6というのはかなり速い。ペースも遅いわりに時計がそこそこなのは後半が速いからで、前半無理せず入って後半要素を伸ばしてきた可能性が高いだろうと。スターリーウォリアが東京マイルで結果が出なかったのはハイペースであがりきったというのもあるかもしれない。離した3着のシヴァージは500万下を勝ちあがっているし、レベル的にはまずまず高かったと思う。その中で仕掛けを待ってすっと反応できたというのは良い材料で、この内容なら中弛みしやすい東京マイルでというのはある。条件付きだが。

500万下2着

東京ダ1400m良 16頭7枠13番
1:26.0(+0.3) 35.2-37.8 H^3
12.6-11.0-11.6-12.7-12.9-12.4-12.5

この500万下戦も個人的にはかなりしんどい競馬になった中でよく踏ん張ったなという感じ。この時はかなり時計が掛かっていて、前半3Fは35.2と速いが中盤で12.7-12.9とかなり落としてしまってまた加速しないといけない、という流れ。これを35.2-25.6という淀みの極端な流れで入るより、1000をフラットに60.8で入った方が断然楽で差し馬有利の展開だったと思っている。ちなみに勝ち馬と同日1000万下大島特別の時計が全く同じなのでレベルは高かったと思っている。

13番枠からまずまずのスタート、そこから押して押してハナを主張し割と激流の中でハナを取り切った。そこからも縦長の展開になった中で3~4角でペースを落として直線に入ってくる。序盤でそこからも仕掛けを待ちながらでL2で激しく追い出されてここで加速ラップを踏むがさすがに貯金がない。ラストは外から緩みで取り付いてきたレピアーウィットに交わされての2着も3着以下は突き放している。

これでも十分強いと思っているが、前半でかなり速く入ってしまったことで後続がしんどくなったし3~4角でその分どうしてもペースをコントロールする意識が働いてしまった。レピアーウィットなんかは追走に苦労していたが3~4角で外から押し上げることで取り付けたしここが緩んでいた地点。この2頭が次元の違う競馬をしたといっていいが、負けはしたものの流れの中で苦しかったのはこちらの方だと思っている。強い2着といっていいし、時計的にも1000万下とほとんど遜色ない、しかも理想的なペースではなかった中でL1も自身で12.8ならかなり踏ん張れている。

未勝利6着

中山ダ1200m良 16頭4枠7番
1:13.3(+0.7) 34.0-38.6 H^4
11.9-10.5-11.6-12.7-12.7-13.2

5走前の未勝利6着は中山1200らしい基礎スピード特化戦。4.6と超超ハイでラップ推移的にみてもよどみない消耗戦となっている。

7番枠から五分のスタートから押して押しての先行策で流れに乗っていき、先手争い雁行状態の中で2列目の外。3~4角でも2列目外で進めて直線で先頭に並びかけるが外から一気に交わされ2番手。L1で失速しての完敗だった。

1200の芝スタートでここまで極端に速い流れだと難しかったという感じ。1200でもダートスタートの4走前中京1200で楽だったように、やはり質的に前半速いペースを求められると難しいと思うし、3走前の東京1400みたいにバランス的にハイペースでもダートスタート35.2で済めば何とか踏ん張れているという感じはある。個人的にはあまり前半のポジショニングにこだわりすぎないほうがいいかもしれないと。

2018ユニコーンステークスへの展望

タイプ的には東京マイルで面白い馬で、この条件なら無理をしなければ基礎スピード的にはクリアできているし、緩い流れから一気に加速ができるのと、中京の沈丁花賞で見せているように坂の上りでの加速ができるのでL2最速戦になりやすいユニコーンステークスの傾向でみればもろに合致する一頭。またシンプルに最速ラップで11.6をたたき出しているように、トップスピード面を引き出せているのも強みといっていいので、1400で基礎スピードを活かして単調なタイプという認識ではないほうがいい。500万下の2着も強かったけど、どちらかというと後半型でパフォーマンスを上げる余地が残っているので距離もマイルに延びること自体はプラスになる可能性は十分にある。血統的にはどうしても短距離色強いヨハネスの仔なので難しいが、個体でみれば距離は心配していないのと東京マイルならというのはある。総合力が高いタイプで、その中でも要所で加速する競馬が合っている。あとは芝スタートなのでハイペースになると入りが34秒台も十分にあるだけに、前半の立ち回りが重要。前半が速ければ中盤が緩む可能性が高くなるレースなので、そこで取り付くぐらいの気持ちで様子を見ながら入っていければいいなと。基礎スピード自体は高いレベルで持っているけど、こういうタイプだけにあまり前と決めつけてしまってのオーバーペースが一番の心配材料かな。馬券的には面白い一頭で、単穴では狙いたいなと思っている。枠を見てから決めたいけど、気持ちの上ではグリムとセイウンクールガイの両軸で3連複…というのが実馬券かもしれない。

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過去10年の優勝馬で、17年ダッシングブレイズ、15年エイシンヒカリ、14年ディサイファ、12年トーセンレーヴ、11年ダークシャドウ、08年サイライズマックスの6頭がエプソムCで初重賞制覇しているように、同レースで重賞初優勝馬となる馬も多く出ている。また、エイシンヒカリ、ディサイファはその後も活躍し重賞4勝の成績を残している。

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何悪。分析note2023



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