2019/02/02
第13回 ヴィクトリアマイル(GI)出走予定馬展望
日程:2018年5月13日(日)
コース:東京芝1600m
予想用・出走予定馬一覧
レッドアヴァンセ(北村友確定)
昨年のユートピアステークスで強敵フロンテアクイーンを撃破、前走の阪神牝馬ステークスでも2着に入ったレッドアヴァンセがヴィクトリアマイルに出走予定だ。スローで強烈な決め手を引き出してきているだけに、課題となるのはやはりペース。くず馬をほとんど出さない名繁殖牝馬エリモピクシーの仔が2週続けて府中のマイルで好走となるか。
レッドヴェイロンやクラレントといったところが東京マイルGIで3着しているようにこういう舞台での怖さはある血統。ただ今の段階ではペースが上がってどうなのか?というのが難しいかな。単純な決め手だけでもそこそこやれるとは思うが強敵が多い。流れたときにどちらに振れるか、というのがポイントになるかも。
ユートピアS(16下)1着
東京芝1600m良 13頭2枠2番
1:34.7 49.0-45.7 S^3
12.9-11.5-12.3-12.3-12.0-11.2-11.1-11.4
2走前のユートピアSから振り返る。ペースは見ての通りで3.3と超スロー。ラップ推移的にみても3F勝負に特化していてL1が11.4とそこまで落ち込んでいない。トップスピードの質と持続力を相当高いレベルで問われている。
2番枠から五分のスタート、そこからある程度促してまずは2列目ぐらいから、今度は逆にコントロールして3列目で進める形になる。3~4角でも仕掛けを待ちながら3列目のポケットで進めて直線で外目に誘導。序盤で追い出されてからの反応はそこまでよくないが、逆にその間に外まで誘導してしまう。L2で進路確保から2列目に並びかけると、L1でしぶとく伸びてきっちりと抜け出した。
一応L4-3では結構なギアチェンジを問われていて、ここでの反応はそこまでよくなかった。ただ反応が良くないので逆に前のスペースを詰めずに済んだし、その分だけ外に出すのがスムーズだったかなという、やや運も味方した感はある。ただドスローの中で後半の決め手勝負でフロンテアクイーンやミエノサクシードを相手に楽に勝ち切ったのは評価したい。良い位置を取れたのも大きい。
阪神牝馬ステークス(GII)2着
阪神芝外1600m良 13頭7枠10番
1:34.8(+0.0) 49.1-45.7 S^3
12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7
前走の阪神牝馬Sはさらにポジションを上げてきた。ペース自体は3.4で超スローとバランス的にはユートピアSと近い流れ。その中でミスパンテールとともに前目でレースをドスローに支配してのL3最速TS持続特化戦で粘り込んできた。
10番枠から五分には出たという程度。ただそこからミスパンテールが内に切り込んでレースをスローに支配する流れにうまく乗って外からスーッと早い段階で番手まで押し上げていく。途中でソウルも絡んできたので3角辺りからじわっと加速もそれでも11.9。そこからもペースをコントロールして4角でミスパンテールにじわっと並びかけていきながら直線。序盤で先頭列に並びかけてミスパンテールとの勝負となるがL2では少し見劣って首ほど前に出られる。L1でも食らいついてここで結構差のないところまで持ち込みアタマ差の2着だった。
L3の地点で一つ外というのはこの着差を考えると惜しかった、という感じ。上がりも誤差だがミスパンテールよりこちらの方が速いように単純な末脚の絶対量は見劣っていない。リスグラシューやアドマイヤリードの追撃を振り切れたというのも一つ大きな材料だろう。もちろんスローの流れに恵まれた面は多分にあるが。
清水ステークス(16下)5着
京都芝外1600m良 11頭8枠10番
1:35.3(+0.3) 49.4-45.6 S^4
12.7-11.9-12.4-12.4-11.8-11.6-11.1-11.1
3走前の清水Sではミスパンテール比較で完敗を喫している。特殊なレースではあり超超スローと遅いだけでなく、L4からの2段階加速だが直線2Fで11.1-11.1と前が落としていない。その中で質的にはもちろんなのだが、要所で加速するギアチェンジが問われている。
10番枠からここでは好発を切っていてそこから促しつつ前目を意識も先行争いが雁行状態になったので下げながら好位の外。3~4角で前が一段階目の加速をする中で推しながら好位の外で立ち回って直線。序盤で3列目から追い出されるがここですっと内の各馬に出し抜かれる感じでジリジリとなる。L1で窮屈ながらもそれなりにはなだれ込むがいまいち伸びきれずの完敗。
これはユートピアS辺りとも被るんだが、結局エンジンのかかりが遅いので本仕掛けがL2の直線地点でとなると加速性能でちょっと置かれてしまう。し、L1も11.1なので落ちていない中で差すというのは苦しかった感じはある。11秒前後を長く維持することはできるけど、そこまで持って行くギアチェンジはあまり得意ではない印象だし、ペースはともかくとしても仕掛けは早くないとなかなか出し切れない感じはある。ここ2走は前目から比較的L3の段階で速いラップを踏んでいたのも良かったかなと。
2018ヴィクトリアマイルへの展望
こういう馬が一番厄介ではある。血統的にはクラレントにせよレッドアリオンにせよ、先週のNHKマイルカップでも3着に入ったレッドヴェイロンにせよ、結構流れた中でやれる血統。この馬の場合はそういう実績がないのが厄介。もちろん今の段階で高速馬場での時計勝負に対応できるのかは未知数だけど、タイプとしてエンジンのかかりが悪いのは確かなので、むしろ全体である程度流れてくれた方がそこはフォローできる。後は流れて基礎スピードを問われてやれるのかどうか、純粋にそこだけかな。バランス的には新春S2着時が47.0-47.6で2F戦で少し置かれたがL1までじりじりでトーキングドラムの2着だから悪くはないが、この馬場だと46-46ぐらいがベースになるからね…。スローだとギアチェンジ面での課題があるし、前走の阪神牝馬Sから条件的にも強敵が増えてくるので簡単ではない。前走は色々かみ合ってあの位置だし、前半のレースの進め方という点ではミスパンテールの方が2枚ほど上、ギアチェンジも含めてスローのL2最速戦だと多分他にも強敵が多く苦しい。スローでもTS持続を出し切れる形が合っていると思う。本質的には1800ぐらいの方がかみ合いそうでその辺りをどう判断するか。噛み合えば怖いが、前走の感じからもスローで府中のマイルならミスパンテールが総合的に上だと思う。ギャンブル的に血統から流れて出し切って良さが出るという方に賭けて、という方が個人的にはアリかもしれない。結構扱いが難しくて、枠順の兼ね合いやほかの馬の評価の上下次第でもしかしたらギャンブル的に穴目で狙うかも、という感じ。
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【昨年】伏兵馬が1~3着を独占!
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1着:アドマイヤリード(6人気)
2着:デンコウアンジュ(11人気)
3着:ジュールポレール(7人気)
【馬 連】 4万2710円
【3連複】12万3870円
【3連単】91万8700円
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【2015年】3単はGI史上1位の超々高配当
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1着:ストレイトガール(5人気)
2着:ケイアイエレガント(12人気)
3着:ミナレット(18人気)
【馬 連】 3万6880円
【3連複】 286万0480円
【3連単】2070万5810円
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1着:ヴィルシーナ(11人気)
2着:メイショウマンボ(3人気)
3着:ストレイトガール(6人気)
【馬 連】 8450円
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