競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

NHKマイルカップ 2018 出走予定馬:ルーカス&ボウマン確定

time 2018/05/04

NHKマイルカップ 2018 出走予定馬:ルーカス&ボウマン確定

第23回 NHKマイルカップ(GI)

日程:2018年5月6日()
東京芝1600m

予想用・出走予定馬一覧

ルーカス(ボウマン確定)

モーリスの全弟という看板と期待を背負ってきたルーカスがNHKマイルカップに出走予定だ。とはいえその期待に応えられているとはいいがたく、何とか賞金的に足りたものの重賞タイトルを手にすることがないままここまで来た。とはいえ兄もまだこの時点ではまだ並みの馬だった、ここからの成長曲線で兄を上回ることができるか。

スプリングSは馬場の悪いところを選んだのもあっただろうが、それにしても伸びあぐねたな…というのが率直な感想かな。このクラスで戦えるかどうかはまだめどが立っていないかな。

東京スポーツ杯2歳S(GIII)2着

東京芝1800m良 7頭7枠7番
1:47.1(+0.5) 46.5-48.1 H^2
12.4-10.9-11.4-11.8-12.0-12.3-12.0-11.8-12.0

まずはワグネリアンの2着となった東スポ杯から。まあこれ自体の評価もなかなか難しいレース。ひとまず1.6でかなりのハイではあるが、この馬の位置ではそこまで速くないし実際3-3Fなら36.9-34.9なので2秒近いスローバランス。その中でワグネリアンの後ろからの競馬で何とか2着は確保したなという感じ。

7番枠から出負けして後方から促しつつ追走も無理はしない。道中も最後方近くで前のワグネリアンをマークするような感じで進めて3角。3~4角で先に外から動いたワグネリアンの動きを待って直線でその後ろ。序盤ではワグネリアンに離され、L2の段階でようやく伸びて2列目を射程内に。L1で何とかとらえて2着と賞金を加算した。

まあこの時点でこれだけやれればモーリスと比較すればむしろ頑張っているともいえるが、とりあえずワグネリアンには完敗であると。先に動かれて直線前半~半ばで突き放されてラストも相手は流していたがほとんど詰めていない。あとは他との比較になる。カフジバンガードはちょっと前に行き過ぎた感じはするし、個人的にはシャルルマーニュが今後どうか?という期待をしていたがこれが全くダメで、となるとあまり高く評価するのは危険かなという感じ。実際走破時計も流れていたことを考えるとワグネリアン以外はそこまででもないので(雨の影響を考慮に入れても)。

ホープフルS(GI)6着

中山芝内2000m良 17頭5枠10番
2:02.4(+1.0) 59.6-61.8 H^2
12.5-10.8-12.5-11.8-12.0-12.3-12.6-12.8-11.9-12.2

2走前のホープフルSでは勝ちに行ったし厳しい流れでもあったが完敗。ペースが2.2でかなりのハイ、ラップ推移的にも3~4角で緩んでいるのでここでの押し上げ自体はかみ合っていると思うが。それでもジャンダルムあたりと比較しての完敗は確か。

10番枠から五分のスタート、そこから無理はせずに控えて好位では入っていく。1角辺りでは各馬もふらふらする中でこの馬も折り合いを重視しながら無理はしない。向こう正面でも外目である程度追走しつつ好位に近い位置で3角。3~4角で前が落としてきたのでジャンダルムと一緒に外から動いて2列目で直線。ただ序盤での伸びはいまいちでここで下がって2列目、L1でもいいところなく掲示板には遠い6着だった。

厳しい流れの中で有力馬では前の方だったが、それでもジャンダルムとはほぼ同じような位置から勝負していて甘くなっているように完敗といっていい。サンリヴァルは強敵だったにせよ、これを詰めるところまで行っていないようだとなかなか苦しい。少なくとも現時点で2000でこういう競馬では難しいだろうし、比較的タフな流れだった東スポ杯でやれたことを考えると物足りないかなと。

スプリングS(GII)9着

中山芝内1800m良 13頭2枠2番
1:49.4(+1.3) 47.8-48.5 M
12.4-11.3-11.9-12.2-11.8-12.1-12.4-12.2-11.8

前走のスプリングSでは中団の内内での競馬となったが、馬場の差があったかもしれないがそれでも全く伸びず、鞍上のミルコも途中で流していた。ペースは0.7で平均ギリギリだがこれは単騎のコスモイグナーツのもので、実質的にみれば大体49秒ぐらいの前半4F、ざっくり言えばスローからの後半3~4F戦というところだろう。

2番枠からここではまずまずのスタートを切って、そこから控えて中団という感じで無理はしない。向こう正面では少し下げるような感じで中団やや後方、コスモが単騎で逃げる中で実質スローの中で動けず3角。3~4角でも動けないので後方の内内で我慢をせざるを得ない、4角で内ががっぽり空いたのでそこを通しながら直線で外を狙うも難しく、鞭一発を入れたが反応もなくあとは流しての9着惨敗。

もちろんミルコとしても外を選択したくてできなかった段階で難しい競馬だと思っただろうし、直線で外に出そうとして出せなかったのであきらめたのかなという感じはする。ただそれにしたって手ごたえがあればという感じだろうし、実際すぐに甘くなったからね。馬場が悪かったというのもあるけど、バールドバイなんかは内から伸びてきていたから言い訳にならない。シンプルに力負けだったのかなという感じも。

2018NHKマイルカップへの展望

モーリスが勝った安田記念と同じ府中のマイル戦ではあるが、正直モーリスそのものもベストは2000にあったんじゃないかなと。最後の香港カップとかえげつなさ過ぎ。この馬も2000がベストかどうかは置いておくとしても、マイルで通用するだけの基礎スピードがあるのか?といわれると疑問。東スポ杯はワグネリアンだけ高く評価すべきだと思うし、この馬の時計だとここでは足りないと思う。マイルへの短縮となると、前半のゲートの不安定さもあるし(前走は改善したが坂スタートでもある)ホープフルSでも甘くなるのが早かった感じなので。今の段階でなかなか狙うというのは難しいかな。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第23回 NHKマイルC(G1)■

自信のペナルティ付き!もし、この
NHKマイルCを3点で獲れなければ
2018年の日本ダービーまでの
全GIを無料配信いたします

3点勝負買い目を無料公開

━━━━━━━━━━━━━━━━━

過去の勝ち馬ではシーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネ、テレグノシス、キングカメハメハ、ラインクラフト、ディープスカイ、グランプリボス、カレンブラックヒル、ミッキーアイルなど、GI戦線で活躍した素質馬が揃っている。

過去10年の人気別の成績では、1人気【6.0.0.4】、2人気【1.2.1.6】、3人気【1.2.1.6】と1人気が好成績も勝つか馬券圏外の成績となっている。また、17年リエノテソーロ(13人気2着)、16年レインボーライン(12人気3着)、14年タガノブルグ(17人気2着)、キングズオブザサン(12人気3着)、13年マイネルホウオウ(10人気1着)、12年クラレント(15人気3着)、09年ジョーカプチーノ(10人気1着)、グランプリエンゼル(13人気3着)、08年ダノンゴーゴー(14人気3着)など2桁人気が馬券圏に好走し波乱を演出している。馬連万馬券が4度、3連単では100万馬券を超える特大馬券が2度出ている。

ステップレース別では(過去10年)、最も出走頭数が多い(69頭)ニュージーランドT組みが4勝とトップ。桜花賞、毎日杯組みがそれぞれ2勝。アーリントンC、皐月賞組がそれぞれ1勝を挙げている。勝ち星こそないが、スプリングS組み(2着2回)、ファルコンS組み(2着1回)、フラワーC組み(2着1回)と連対している。

今年は朝日杯FS・3着でアーリントンCの勝ち馬タワーオブロンドン、ニュージーランドTの勝ち馬カツジ、ファルコンSの勝ち馬ミスターメロディー、クイーンCの勝ち馬テトラドラクマなどの重賞ウイナーが参戦するが、確固たる本命馬不在で混戦模様。

昨年は13人気のリエノテソーロの激走情報を入手し馬連1万7290円、3連複5万0600円の万券ダブル的中をお届けした競馬セブンでは、今年も波乱の立役者となる人気薄の激走情報を独占入手済!昨年同様、一撃で帯封獲得の大チャンス!週末情報はお見逃しの無いようご注意ください。

騎手・調教師・馬主・生産関係者と太いパイプを持ち、公にはならない裏情報を入手できる競馬セブンだからこそ、極秘情報を入手可能。今回無料登録をして頂いた方には情報は勿論のこと最終ジャッジの『天皇賞(春)・3点勝負』を特別公開。情報配信は天候・馬場状態など、馬券に直結するありとあらゆる要素を加味したうえでジャッジするため、レース当日13:30頃の配信となるのでそれまでお待ち頂きたい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第23回 NHKマイルC(G1)■

自信のペナルティ付き!もし、この
NHKマイルCを3点で獲れなければ
2018年の日本ダービーまでの
全GIを無料配信いたします

3点勝負買い目を無料公開

━━━━━━━━━━━━━━━

何悪。分析note2023



Links

%d