競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

皐月賞 2018 レース回顧・結果:エポカドーロ、離れた4番手から4角で馬場のいいところを選んで堂々突き抜けた!

time 2018/04/15

毎週日曜の22:00からツイキャスで皐月賞など重賞回顧ライブを行います。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!

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2018皐月賞:レース回顧・結果

2:00.8 59.2-61.6 H^2
12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4-12.7-12.2

これは離れたアイトーンら前3頭のペースで、実質的にエポカドーロ、サンリヴァルの位置で考えていくと、1000通過が目視推定で恐らく61秒ぐらい。ちなみに勝ち馬のエポカドーロの上がり3Fで逆算すれば、離れた4番手にいたエポカドーロの1400通過タイムが1:25.7となるので、大体だが61(FA12.2)-24.7(FA12.35)ぐらいの感じで進めて、そこからの3F35.1(FA11.7)。こうしてみると、実は1400まで割と淀みなく適度なスローからの3F戦なんじゃないか、というのも強ち間違ってないのかなと。実質は61-59.8という感じで遅すぎない感じ、意外と後ろは出し切れていない可能性が高いし、4角でペースが上がった中で大外を回しすぎた馬には苦しくなったかもしれない。

1着07エポカドーロ(戸崎)

まずまずのスタートから様子を見るような感じで、内からゴリゴリに押してくるアイトーンを行かせて様子を見る、最終的にはジェネラーレウーノ辺りがいったので控えて離れた4番手で進めていく。道中も楽に折り合ってペースをコントロールし離れた4番手で実質的にペースを作りややスロー、3角でも後続の動きがないので仕掛けを待ちながら、4角で徐々に加速して馬場のいい外に誘導し、嘘路の馬にさらに外を回させて直線。序盤で4番手、5馬身差から一気に詰めて2馬身差ほど。L1でしぶとく伸びて突き抜けた。

戸崎ホントありがとうやで。まあ特に奇策なく普通に乗ったし馬の力をしっかりと引き出してくれたのはありがたい。正直メンタル的にかなり際どいところの勝負で、やっぱ桜花賞で本命にして出遅れて(まあ出遅れのリスク自体ある馬だったのは確かだが)戸崎との相性がどうしてもよくないから、馬自体は雨で自信があってもなかなか本命にしようかどうか踏ん切りがつかなかった。サンリヴァルも外枠だったしかなり悩んでこちらを本命にしたんだが、戸崎というので嫌ってたら多分相当へこんだと思う。自分にとっては春シーズンの分岐点になった一戦だったかな。まあ3着拾えてないから完璧ではないけど予想の質的には満足していいはず。この馬のいいところはやっぱりペースの適性の幅が非常に広い。スローでもこうやって動き出しを待って4角でしっかりと加速して出し抜ける。同タイプのサンリヴァルに目標にされてどの地点でも優位性を与えていないので総合的に一枚上、この馬場なら完全上位互換と言っていい存在だったと思う。この馬はあすなろ賞でもペースに緩急をつけて後半も底をみせないポテンシャル、速いラップを踏まなければ強いとは思っていたがそれにしても誰も寄せ付けなかったんだから完勝といっていいでしょうと。もちろん恵まれた面はある。さっきのワグネリアンの敗因分析と逆のことがいえて、あの位置をとったからこそ3~4角で一番いい馬場を選択しながら、かつ最小限のロスで進められた。それによって後続に4角で脚を使わせることができた、それが最後まで踏ん張れたことにもつながると思う。馬としてはやっぱり基礎スピードを高いレベルで持っていて、ポテンシャルも高いレベルで持っている、ペースコントロールも上手いので2000からさらに長い距離になってもやれると思うけど、瞬間的なトップスピード面にはまだ疑問が多い。ダービーではそういったところを意識して強気のレースメイクができるかどうかやね。皐月賞はその点では恵まれたと思うし馬場も渋ったので進めやすかったと思う。

2着14サンリヴァル(藤岡佑)

五分のスタートから馬なりでじわっと取り付いてまずは様子を見ていく。前3頭が引き離していくのを見てエポカドーロを見ながら離れた3列目で進めていく。3~4角でエポカドーロの外から追走もエポカが馬場のいい外をとるのでその外に誘導しながら直線。序盤でそこからエポカドーロに置かれてしまうがそれでも他と比べれば伸びてくる。L1でもしぶとく踏ん張っての2着だった。

初めて要所で見劣ったかなという感じ。まあそれはエポカドーロをほめるべきで、この馬でもL2の地点ではしっかりと反応できたし、L1も寄せ付けなかった。要所の加速が得意な馬だったので実質ややスローと遅すぎない流れで支配してエポカドーロと同じような競馬ができたのが最大の好走要因だと思う。本来強い馬だとは思っていたし、ホープフルSではハイペースで前に行って中弛みが顕著過ぎてしんどかったし、ホープフル組の中ではかなり評価していた一頭。弥生賞でもスローで前で残れなかったというが、あまりにも単騎になったことで引き付けすぎて後ろは勢いをつけて直線に入ってきてのヨーイドンでそれでもL2の最速地点ではダノンに見劣ったものの悪くなかった。今回は力の要る馬場でトップスピードが問われなかったのでそういう競馬ではエポカドーロに完敗を喫したけど、軽い高速馬場のダービーなら結構面白い、逆転のチャンスは十分あると思う。この馬は総合力が非常に高く、基礎スピード、ペースダウンが得意、ギアチェンジも得意でトップスピードの質も高い、持続力がちょっと甘い。今回のようにポテンシャル戦もやれた。この馬がこの世代の評価の軸にはなると思うね。この馬に対して素材で圧倒できた馬が世代の中心に入ってくると思う。これまでも強い競馬をしてきて、弥生賞組からダノン以外とは逆転のチャンスはあると思っていたし、ダービーでも同様で、枠次第では重い印を打ってもいいと思う一頭かな。今回はスロー自体が良かったかはともかく、終始淡々とスローで中弛みで取り付かれるとかそういう無駄のない競馬になったからシンプルに力が出たという感じはする。ここ2走は個人的には物理的なロスが多かったと思うしね。

3着10ジェネラーレウーノ(戸崎)

まずまずのスタートから押して先行策、様子を見ながら先行して最終的には4番低下を離して進めていく。道中もアイトーンを見ながら番手で進めて後続を引き離して3角。3角で手が動いて必死に追走、4角で鞭が入ってアイトーンの外から追走して2番手で直線。序盤で交わして一旦先頭に立つが、L1で一気にエポカドーロ、サンリヴァルに交わされ、最後は首の皮一枚残して3着を死守した。

う~ん…まあ馬券的にエポカドーロ、サンリヴァルが予想の軸という中で前が残るっていう選択はなかなかとりにくい。ただハイペース適性が高かった中で選択としては理想的だったかもしれない。京成杯でも厳しい流れで先行してしぶとかったし、今回はおそらく4着以下は脚を余す形になったとは思うんだが、この馬としては出し切る形で最後はお釣りなく何とか残せたという感じではあると思う。もうちょっとエポカドーロやサンリヴァルが動くのが早ければ危うかったとは思うので、その点ではまあ少しはまった面もあるのかなと。ただ追い切りがいまいちだと思っていたのでその点で狙いづらかったかなあ。まあ個人的には上位の中で評価は一番下になる。ダービーではトップスピード面を問われるのも課題になるし、基礎スピードでハイペースまで持ち込んで粘り切るというのは東京2400では難しい。総合力という観点で見てエポカドーロやサンリヴァルには見劣るのがなあ。

4着15ステルヴィオ(ルメール)

やや出負けして前半はある程度促していたが無理はせずに後方外で進めていく。道中もワグネリアンをマークするような位置で進めながら3角でも我慢。3~4角でも前がそこまで動かない、我慢の展開で4角でエポカドーロが徐々に仕掛けてここで後方の中目のスペースを詰めながらロスを少なくうまくワグネリアンの前に出て直線進路確保。序盤でそこから追い出されてじりじりと伸びてくる。L1でも差を詰め切りたかったがなかなか決定的には伸びきれず、ばてたジェネラーレウーノには肉薄も届かなかった。

う~ん…やっぱり時計的に掛かった中でとなると難しかったのか。雨で渋ったのが多少影響したかもしれんね。流れとしては3~4角で我慢する展開、4角でペースが上がっていく中で前にスペースを作れていてそこを押し上げながら流れるように外に出してとここでの立ち回りは流石ルメールというところを見せたし、これならエンジンのかかりが微妙なこの馬でも直線までの入り方としては良かったと思う。ロスも少なく外に持っていけた感じ。結構悪くない競馬だったと思うんだが、それでも伸びきれなかったのは多分ポテンシャル戦でトップスピードを問われなかったことかなと。コスモス賞が勝ったとはいえ物足りなかったし、あの時ほど悪い馬場ではなかったと思うがそれでも適性的にみると軽い馬場の方がいいだろうね。個人的にはダービーである程度狙って良い馬だと思っているので、ここでこういう負け方をしてくれた方がいいかな。トップスピード戦ならもうちょっとやれていいと思う。

5着05キタノコマンドール(M.デムーロ)

5番枠からまずまずのスタートを切っていたが少し接触があって嫌って下げるような感じで中団で進めていく。向こう正面では後方に下げる形でステルヴィオの外から最後方近くで3角に入っていく。3~4角でもまだ仕掛けの意識を持てずに後方外から、4角でペースが上がったところでワグネリアンの外から勝負する羽目になる。序盤でうまく立ち回ったステルヴィオに前に出られるが、L1までしぶとく脚を使ってきて最後は3着争い際どいところでの一角はキープしての5着。

ん~…まあやっぱテン乗りだとどうしても馬自身に信頼を置けないからあの展開で動けなかったかな、ミルコもという感じ。正直良い騎乗ではなかった。結果的にみてもそうだが離れたエポカドーロの位置でそこまで速くはないだろうとは思っていたし(割と凝縮していたからね)そこで向こう正面で判断できなかったということからもミルコとしては動くきっかけを作れなかった。3~4角で前が馬場のいいところをとっていけば外々になってしまうし。ミルコってその辺の意識をうまく持ってくれると期待していたんだけど、今年に関してはそこのバランスのとり方があまりよくないかも。道中の位置取りから動きの意識全てにおいてよくなかった。馬に関しては一番ロスの多いところを通して正攻法で進めるしかない中で最後まで脚を使ってきたのは大きいし、何よりポテンシャル戦で長く脚を使ってきたのはダービーに向けては大きい材料。おそらくある程度トップスピードを問われたほうがいいだろうからね。長く脚を使いながらもう一段のギア、というタイプになると思うから皐月賞でこれだけやれたら個人的には話題先行の馬、というだけでは済まされないかな。オウケンムーンとかダービーで面白そうな馬も多いから今の段階で決めるのは難しいけどね。

7着ワグネリアンは別枠にて

9着03ジャンダルム(武豊)

出負けして後方からの競馬となるが、進路を外目に誘導して何とか下げすぎないで中団ぐらいでは進めていく。道中もタイムフライヤーの後ろを意識するような感じで3角に入っていく。3~4角ではタイムフライヤーの後ろから4角でその地を選択し、ギャンブル気味に馬場の悪い方をとる。序盤でそこからうまく馬場のいい外を狙って追い出されると一瞬いい脚を使うがサンリヴァルらのほうがいい。L1で甘くなって完敗となった。

結局は位置取りの差が響いていると思う。サンリヴァルとの比較でみたときにもホープフルSでは4角の段階で取り付けたがこれは前が一気に落としたことで取り付けたもの。しかし、今回は実質ペースでみるとエポカドーロやサンリヴァルは淡々とスローだったし、その中で3角でかなり差があった。もちろん豊も外から動いて同行という馬でないことはわかっていたと思うのでギャンブル覚悟で馬場の悪い内目を立ち回ってコーナーワークで我慢しつつ直線入りで脚を使ったと。ただホープフルSと違うのはサンリヴァルは理想的にゆったり入って直線までに余力をたっぷり残していた。そこの差が直線入りでも出ていたし、L1ではどうしても3~4角で馬場の悪いところを押し上げてきていた分甘くなってしまったかなと。最序盤出負けした段階でこういうタイプの馬ではリカバーが難しい。それでも出負けしたらしたで、どこかで取り返したいという工夫は感じたしこのあたりは武豊らしいというところ。出負けを除けば悪くなかったと思う。馬はやっぱりギアチェンジが最大の武器だから前受けできないとこうなっちゃうかな。

10着01タイムフライヤー(内田博)

好発を切ってそこから様子を見ながら控えて中団の内内で進めていく。道中もそこから折り合わせて中団馬群の中目で進めていく。道中も中団馬群の中で悪くないポジションで3角。3~4角でも中団馬群の中目からエポカドーロを意識できるような位置で入っていたが4角出口で置かれて直線。序盤でそのままじりじりと伸びずばてず。良いところなくの10着完敗だった。

ん~まあ正直ホープフルSの場合は前がペースを引き上げて、3~4角で一気にペースダウンしたところで一番後ろにいたから思い切って押し上げられた。今回は実質スローから4角でペースを引き上げていく前の流れに対してこちらはスローで馬群の中から動けなかったという感じ。まあそれだけでなくやっぱりホープフルSは嵌った可能性が極めて高いし、ラップ推移的にもそう思う。若葉Sの段階で足りなかったとシビアに判断しないといけないかな。もちろんかなり評価は落としたけど、この3着ヒモをジェネラーレウーノに打てていたら(打てたかどうかは別だが)違ったわけで。まあ仕方ないけどステルヴィオを外すことはできない以上こちらを切るべきだったとは思う。

12着09オウケンムーン(北村宏)

出負けして後方からの競馬となってしまい、そこから後方内の方に入って我慢の展開に。向こう正面でも少しずつ内から上げていってタイムフライヤーの後ろぐらいから中団馬群の中まで押し上げていく。3~4角でも最内のスペースが空いたので馬場の悪い中でギャンブル的に押し上げて直線。序盤でそこから内を突くがやはり伸びが甘くなる。最後まで良い脚を使えないまま完敗だった。

まあああなった以上内を突くという選択はありだと思う。結果として内の馬場が悪く4番手以降の各馬は余力があった中で馬場のいいところを通せた馬が上位に来たと思うし、苦しい競馬だったかな。ただ、それだけならアイトーンが内内で粘っているからね。それだけではなく雨が降ったことでトップスピード勝負にならなかったというのも影響している可能性が高い。共同通信杯は牝馬限定とはいえ初音Sと同レベル、準OPクラスと互角だったのでこのメンバー構成で地力だけなら通用していいはず。それがここまで甘くなった、内を通したアイトーンを差せなかったのならばシンプルに馬場適性、ポテンシャル面に課題があったのかもしれないと。ダービーで楽しみな一頭だけど、ちょっと不安がある負け方にはなったかな。内の馬場が悪かったにせよ内を立ち回ったアイトーンを差せなかったとなると悲観的にならざるを得ない。

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