中山９Ｒ 幕張ステークス 予想：本命12クリアザトラック

中山９Ｒ　幕張ステークス(16下)　芝外1600ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場

展開予想

結構面白い一戦でペース次第では結果も変わってくると思う。クラウンディバイダがハナを主張しそうで、マイネルメリエンダは番手がベストなのでクラウンを行かせて無理はしないか。ウインファビラスがハナを切る可能性も十分あるし、マイネル軍団のレース支配と考えるとウインの逃げは現実的かなと。ウインが外から言ってペースをある程度上げる、メリエンダも番手で進めて平均～ややスローぐらいまででコントロールしそう。

予想

◎12クリアザトラック
〇04チャンピオンルパン
△09ソーグリッタリング
△11ウインファビラス
×03プロディガルサン06マイネルメリエンダ
３連複◎〇軸△×流し
３連単Ｆ◎〇-◎〇△-◎〇△×

◎クリアザトラック

スローの決め手勝負では微妙だけど、少なくとも３走前の市川Ｓはかなりハイレベル戦だった中で強い競馬だったし流れれば重賞でも通用するはず。46.4-46.1と平均で流れて11.3 – 11.4 – 11.5 – 11.6 – 11.6と終始淀みない中で好位の外々から脚を使ってＬ１までしぶとく差し込んでの２着。相手も強敵だし、３着のヒーズインラブとの比較で見ても強い競馬だったと思う。前走の武庫川Ｓではスローの段階で逃げてはいたがやはり決め手勝負だとヒーズインラブには分が悪かったという感じ。全体で流れた方が良いし力の要る馬場もそこまで問題ない。厳しい流れなら一枚上だと思う。

〇チャンピオンルパン

前走の節分Ｓが意外に頑張ったなという感じ。稍重である程度の力の要る状態、47.2-46.7と平均では流れていて11.6 – 11.8 – 11.0 – 11.6 – 12.3とＬ３最速、好位の中目で窮屈ながらも上手くロジクライの直後まで持って行ってしぶとく。相手も２着がヒーズインラブなわけで、平均ペースで先行しながらいい脚を使ってきたのはこれまでと比べても収穫といえそう。ここ２走は内容も良いし噛み合えばの破壊力を持っている。２走前の市川Ｓも後方内内から11.3 – 11.4 – 11.5 – 11.6 – 11.6と前もそこまで落ちない中でＬ２で伸びかけたが少しブレーキをかけてしまったし、Ｌ１まで脚を使ってきていたからまだ消化不良。ある程度流れれば一発あっていい。

△ソーグリッタリング

ここ２走はスローの流れの中で前目からスッと抜け出しての競馬。瞬間的な加速、ギアチェンジ面は結構高いレベルにあるが、ペースが上がってどうかは未知数。４走前の500万下勝ちも強かったがあれでも47.2-46.2と１秒のスロー。ただもちろんややスローぐらいで落ち着く可能性も高いし、完全にスローになれば普通に勝ち負けできてしまうと思うので押さえとしては。

△ウインファビラス

逃げ残り軽快。ここ２走パフォーマンスを上げてきているし、前走のスピカＳも強敵相手に番手で進めて12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.2 – 11.5とキレ負けして下がりかけてＬ１まで食らいつく競馬。初音Ｓも含めこういう競馬だとどうしても難しい。強敵相手に３着したニューイヤーＳが46.8-46.7と平均ペースで２列目の内で我慢してＬ２最速で置かれつつもまでしぶとく粘ってのもの。逃げて平均で刻めれば怖い。

×プロディガルサン

馬自体はスローの決め手勝負では最上位にいるはず。ただし、今の戸崎だと…というのはあるし、どちらかというと東京新聞杯みたいに軽い馬場で極限まで溜めてトップスピードの質を高めていきたいと思うので、中山マイル？というのはあるかな。しかも内枠だしね。後方から差し損ねて３着ぐらいのイメージ。

×ショウナンライズ

ニューイヤーＳの好走で穴人気しそうで嫌だが、本質的には基礎スピードがある程度問われた方が良いと思うので平均まで上がればチャンスはある。ただここはそうなった時に強敵が多い印象。ニューイヤーＳでも47.5-47.0と平均からの11.7 – 11.8 – 11.8 – 11.5 – 11.9とＬ２最速で２列目外からここでは伸びて先頭列に並んでいたからね。一足は使えるから流れて前目からスッととなれば圏内ぐらいはチャンスはある。ただニューイヤーＳ自体はＯＰというほどのレベルではなかったかな。