競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

チューリップ賞 2018 出走予定馬:ラッキーライラック&石橋脩想定

time 2018/02/26

チューリップ賞 2018 出走予定馬:ラッキーライラック&石橋脩想定

第25回 チューリップ賞(GII)

日程:2018年3月3日()
コース:阪神芝外1600m

チューリップ賞の出走予定・登録馬一覧

ラッキーライラック(石橋脩)

期待の新種牡馬オルフェーヴル産駒として新馬、アルテミスステークス、阪神ジュベナイルフィリーズと3連勝でGIを制した実力馬ラッキーライラックがチューリップ賞に出走予定だ。阪神ジュベナイルフィリーズの再戦となりそうなメンバー構成だけに、前哨戦といえどもここは負けられないところ。4月の桜に向けて、まずはここで連勝を4に伸ばしたい。

総合的に見ると現時点では一番だと思っているが、JFの上位のレベルを考えると抜きん出てはいないと思う。ここは再戦が中心になるので崩れる心配はしていないけど、自身が休み明けで叩き台ということも含めて新星台頭の可能性はあり得るレベルかな。 総合的に見て崩れる心配は薄いと思うが。

新馬戦1着

新潟芝外1600m良 18頭4枠8番
1:36.4 49.6-46.8 S^3
12.9-11.2-12.3-13.2-13.4-11.9-10.5-11.0

まずは新馬戦から。新潟のマイル戦なので当てにしづらいがドスローからのL2最速10.5、強烈なラップを踏んでL1も落とさなかった。3着以下はぶっちぎっているのでここではレベルが違ったと。

8番枠からまずまずのスタートでそこから促しながら2列目、道中も折り合い面では問題なく進め、3~4角で2列目の真ん中で我慢して直線。序盤で進路確保で苦労して外に持ち出してからL2。そこから追いだされるとしっかりと抜け出し先頭に。L1で外からくるラヴァクールも寄せ付けずの完勝だった。

2着のラヴァクールが勝てなかったり4着のハーレムラインが2勝したりとレベルの判断が難しいが、トップスピードの質、持続力で高いパフォーマンスを見せたといっていいと思う。ただ、非常に軽い馬場状態で、村上特別なんかは1:33.9で勝ち馬の上がりが32.1だから、比較としてみて古馬500万下と比べて見劣っているので何とも言い難い。

アルテミスステークス(GIII)1着

東京芝1600m良 15頭7枠13番
1:34.9 47.5-47.4 M
12.4-11.2-11.8-12.1-12.3-11.4-11.5-12.2

2走前のアルテミスSも時計的には微妙なんだが、この時は途中からまとまった雨が降っていたので恐らく馬場に影響が出ていたんじゃないかなと。ペースは平均だが中盤少し息が入る。それでもL3最速なので仕掛けそのものは早く出し切りやすい展開だった。基礎スピード面とポテンシャルをバランスよく問われた。

13番枠から好発、無理せずに2列目の外で様子を見ながら進めて折り合い面もやや前掛かりだがそう苦労せず前にスペースを取っていく。3~4角で前も緩めてきたので2列目外で少しハミを噛む感じも我慢を利かせて好位で直線。序盤で追い出されてしっかりと伸びてくるとL2で2列目から抜け出しサヤカチャンに並びかける。L1でそのまましっかりと抜け出して1馬身弱の完勝だった。

基礎スピードをある程度問われた中でしっかりと前を取って、そこからペースダウンで息を入れて、早仕掛けでもしっかりと最後まで抜け出す脚を引き出せた。総合的に良さが出たと思うし、こういったある程度厳しい流れでやれたのは大きいかなと。

阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)1着

阪神芝外1600m良 18頭6枠11番
1:34.3 47.7-46.6 S^1
12.4-11.3-11.6-12.4-12.2-11.9-11.0-11.5

JFでは強い競馬できっちりとGIを勝ち切ってきた。上位3頭が抜けていた内容だが、ペースは1.1でスロー、ただ中弛みが結構あって12.4-12.2、そしてポイントとなるL3が11.9と遅かったし仕掛けのタイミングが遅くある程度ギアチェンジやトップスピードの質が問われている印象。

11番枠から五分には出た、という感じでそこから促しつつ最終的には好位の外目で入っていく。道中は折り合い面でもほとんど抑える必要もなく追走して3角。3~4角でも好位の外々からリリーノーブルの後ろを通して好位で直線。序盤でそこからしぶとく伸びてリリーに近づき先頭列。L1でリリーノーブルを捕えてしっかりと1馬身弱の差を作っての完勝だった。

器用に動けるリリーを目標にしてL2最速、ギアチェンジが問われる中で差し切ってきたのだからこれは対リリーでは一枚上だったとみて間違いないと思う。一方で3着のマウレアは少し待たされる格好になったのはある。まあそれでも総合的に1枚上だったかなと。なので少なくともアルテミスS~JF路線の馬との比較なら最上位で良いと思う。

2018チューリップ賞への展望

相手関係との比較になるかな。スローでも平均ペースでも脚を引き出せているし、ポジションの自由度も高い。折り合い面も比較的コントロールできている方なので序盤からある程度ポジションを取りに行っても大丈夫だろう。トップスピード戦でもJFで最上位、ギアチェンジもある程度もっているしアルテミスSでは基礎スピード、ペースダウン、L3最速で長く脚を使ってきた。この馬がこのレースの予想においての軸になるのは間違いないだろう。後は新星が出てくるかどうか?というぐらいだろう。しっかりとその辺りを見て最終的に判断したい。本命視せざるを得ないかなあ…。桜花賞では絶対とは思っていないんだけど。

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チューリップ賞

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