競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

京都記念2018 出走予定馬:レイデオロ、ルメールの騎乗停止で代打バルジュー…実力馬が差し損ねることが多いレースも力で捻じ伏せられるか?

time 2018/02/05

京都記念2018 出走予定馬:レイデオロ、ルメールの騎乗停止で代打バルジュー…実力馬が差し損ねることが多いレースも力で捻じ伏せられるか?

日程:2月11日()
第111回 京都記念(GII)
京都芝外2200m
予想用・出走予定馬一覧

昨年の日本ダービーを制し3歳の頂点に、そしてジャパンカップも強い競馬で2着と古馬相手に力を証明したレイデオロが2018年初戦は京都記念に出走予定だ。デビュー以来手綱を握ってきたクリストフ・ルメールが騎乗停止によって乗れない状況の中、ダリオ・バルジューが代打騎乗。力はすでに現役最強を窺う勢い、鞍上を選ばず力で捻じ伏せたい。

京都は初めてとなるが、基本的には出し切った方が良いタイプだしトップスピードの質で勝負するというよりはどこまでも伸びていくTS持続を活かしたい。そういう意味では合うと思う。ただ、やはり京都記念はトップレベルの馬でも差し損ねることが多いレース。その辺りも経験が薄いというか、あまり信用できないバルジュー…というのはなあ。ルメールならこの馬に対して全幅の信頼を置いて進めてくれたと思うんだけど。

神戸新聞杯(GII) 1着 14頭5枠8番
阪神芝外2400m良 2:24.6 61.4-58.6 S^3
12.9-11.8-12.2-12.4-12.1-12.3-12.3-12.2-11.9-11.3-11.4-11.8

まずは神戸新聞杯を見ておきたい。ダービーでも良いがこちらも直近でトップクラス相手に戦っているし何より展開的に紛れのない流れでより地力が証明できていたかなと。ペースは2.8で超スロー、ラップ推移的には中盤もさほど緩まず後半の4F戦気味、L3最速となったのでTS持続寄り。4Fで分散している感じなのでそこまで速い脚は問われなかったが。

8番枠からまずまずのスタートを切ってそこからは控えながら様子を見つつ先行争いを窺いつつ好位馬群の中、1角辺りではまだ頭を上げていたが2角過ぎでは落ち着いて4番手で進めていく。道中は超スローではあったが楽に追走してダンビュライトについていく意識。3~4角でもダンビュライトの後ろで我慢して極力ロスの無い競馬、最速地点の4角でも外に出さずに待って直線。序盤でそこから抜け出しを図るダンビュライトにジリッと並びかけて先頭列だがスパッとは切れない。L1の減速地点で堂々と抜け出して後続の追撃を楽に封じ切っての完勝だった。

正直ダービーが捲りで完璧に噛み合った競馬をしたと思っていたのでこの時点でのこの馬の評価はまだまだ未知数だった。その中で正攻法でダンビュライトを潰しに行ってねじ伏せたのだから強かった、というところだろう。ダンビュライトは個人的にはスローではイマイチだと思っているが、キセキを楽に撃破しているわけでこれは評価せざるを得ない。高いレベルの話として敢えて言えばやはりスパッと切れたというわけではない、TS持続型の馬だと思う。

ジャパンC(GI) 2着 17頭1枠2番
東京芝2400m良 2:23.9(+0.2) 60.2-59.1 S^1
13.0-11.2-12.1-12.1-11.8-12.1-12.3-12.2-11.8-11.3-11.8-12.0

前走のジャパンカップは当時現役最強だったキタサンブラックを撃破しての2着とダービー馬の存在感は存分に発揮した。もちろんシュヴァルグランには届かなかったが内容的には互角以上といっていいと思う。ペースは1.1でややスローだがそこそこには流れていた、そして仕掛けも早くL3最速戦となってL2地点では11.8と結構遅いラップを踏んでいたので出し切りやすい展開だしこの距離での基礎スピードをそこそこ問われている。

2番枠からまずまずのスタートを切ったが流石に二の足で見劣り少し挟まる形で中団の内に下げる形、それでもシュヴァルグランの直後と悪くない位置で1角に入っていく。そこから少しポジションをダウンしブームタイムに前に入られて中団内内で3角。3~4角ではそこから外に出しながら押し上げる意識、4角ではマカヒキの後ろまで持って行って中団で直線。序盤で外に出してから追いだされるとしぶとく伸びてL2の地点で一気に3番手まで上がりシュヴァルグランに襲い掛かる。L1でシュヴァルグランには詰めきれないがキタサンブラックを捕えて2着を確保した。

シュヴァルグランの後ろをキープできていたらまた違ったかも、というのはあるがひとまず3~4角でも外々を回す形になったしそれでいて最後まで良い脚を維持してきての2着というのは立派だと思う。2400である程度の流れになってもしっかりと脚を引き出せているのも好感だ。この時点でトップレベルにあると判断すべき、という結論かな。やはりここ2走を見ても出し切っての良さ、というのがこの馬の魅力なのは確かだろうと。

皐月賞(GI) 5着 18頭3枠5番
中山芝内2000m良 1:58.2(+0.4) 59.0-58.8 M
12.1-10.8-12.2-11.7-12.2-12.4-11.9-11.4-11.4-11.7

一応負けパターンとして皐月賞も見ておこう。まあ勿論展開だけでなく休み明け初戦ということもあったし藤沢師特有のダービーへのたたき台仕様の仕上げ、という感じもあったかもしれない。それでも5着に敗れているのはやはりペースが平均、そして2000mのスピード勝負で流れ的に苦しんだところがあると思う。

5番枠から出負けして後方からの競馬となってしまう。道中もかなり流れた中で後方馬群の中目で進めながらで、内から押し上げていったペルシアンナイトらと比べると位置的にはかなり後ろで3角。3~4角でも内内を追走、カデナを当てにしながら直線に入ってくる。序盤で各馬が結構外に行ったので内のスペースががっぽり空いていて追うだけの状況だがなかなか伸びない。ラストまでジリジリとはなだれ込んできたが及ばずだった。

この皐月賞の場合、当日が超高速状態になっていて、実はこの皐月賞もペースは平均だが中盤が少し緩んでいるというぐらい、それでL1も11.7とあまり落ちていない様に高速馬場でそこまで消耗していたわけではないというのはある。もちろんファンディーナの仕掛けによって全体の仕掛けが早かったのもあるし内内を立ち回ってのバテ差し自体は狙えたと思うが、それでもL1がそこまで落ちてこない中でこの馬としては前半も追走に苦労したし唯一動くチャンスだった向こう正面では内で押し上げていく馬が多く乗り損ねた。まあその反省がダービーに活かされている感じはするが、ここでは基礎スピード面で苦しんでいいポジションを取れなかった、逆に言えばこの距離は本来短いというところだろう。本質は2400~2500辺りが良いんじゃないかな。高速馬場自体はダービーで勝っているわけで問題ないはずだしね。

●2018京都記念に向けてのポイント

意外と厄介な馬が多い印象でもちろんこのメンバー構成でぶっ飛ぶというのはあまり考えにくいんだが、勝ち切れるかどうか?というラインで考えれば結構侮れない馬が多い。京都の2200はエリ女もそうだが比較的ペースが落ち着きやすいわりに縦長になりやすく、前目の馬がスローでリードを保った状態で仕掛けを待てるケースは少なくない。そうなると要所でスッと一脚を使ってくるタイプが案外残る、というのは考えておく必要はある。それと、単純に単騎逃げでリードを作っていく馬に対してしっかりと動いて捕まえに行けるかどうかも京都の2200は難しい。馬は強いと思うが鞍上の意識が遅れることで差し損ねる可能性というのは無くはないと思う。休み明け自体は神戸新聞杯を見る限りそう心配していないが、良い位置を取ることができるかどうか、逃げ馬含め前に対してどうプレッシャーをかけられるか。モズカッチャン・クロコスミアら一脚を使える牝馬、積極策のクリンチャーがペースを引き上げていく流れについていったケースのアルアインがどうか?という感じかな。後ろの馬に対しては今の淀ならそう不安はない。トップスピードに乗ってしまえば持続力はトップレベルにあるし力の要る馬場の方が良いぐらいだと思うしね。ここでどういう競馬ができるか期待したいが、バルジューが悩みの種かな…。

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