本命02シンエンペラー＠有馬記念2025予想

有馬記念2025予想

中山11R 芝内2500ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：北北東2m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜を見る限り軽くはない。当日馬場造園課がどの程度弄るかに依るが…一応標準馬場と見ておく必要があるかな。風は北北東からなので３角地点が完全追い風、HSは向かい風と言って良い。

展開予想

　う～ん、難しいところ。折り合い折り合いのメイショウタバルだがそれでもソロッとハナを狙うだろう。これに対して外のミステリーウェイと松本君が思い切ってハナを切れるかどうか、正直意識さえあればハナは切れると思うが豊が最序盤は速く中盤で緩めてくる逃げの手を打ってきた場合は難しい。シンエンペラーもある程度配置を取りそうで、エキサイトバイオとの兼ね合いが内枠のポジション争い。外からはエルトンバローズやアドマイヤテラ、マイネルエンペラーといったところが先行策。レガレイラは中団内目でシンエンペラー辺りをマークする形になるかな。大外タスティエーラも外枠の先行勢が多い中でどこまで切って位置を取るかちょっと難しいところ。

　ペースは微妙だが、外からミステリーウェイが単騎に近い形になるか、メイショウタバルが逃げるとしてスローに落とすかというところだろう。61.5-59.0ぐらいで想定。かなりのスローで２段階加速的になるかな、馬場が軽くはないので仕掛け切る意識がそこまで働くか？というところ。ちょっと展望で想定していた状況からシフトした予想をせざるを得なくなった。

予想

◎02シンエンペラー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03ジャスティンパレス
△05レガレイラ
×01エキサイトバイオ12マイネルエンペラー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎シンエンペラー

　う～ん…かなり悩んだが本命をシンエンペラーにする。馬場が想定より重い中である程度馬場が重い中でのパフォーマンスも掘り起こして予想した。海外遠征がダメダメだったので悩むところだが、そこを除いてシンプルにパフォーマンス的に見ればチャンスはある。

　まずシンエンペラーは高いパフォーマンスはいずれも府中2400ｍでいずれもドスローだった。昨年ジャパンカップは62.2-58.5と超超スローで12.6 – 12.5 – 11.5 – 10.8 – 11.1とL2最速で10.8とギアチェンジ＋トップスピード特化戦。これで逃げて進めていたがドゥレッツァに捲られて２列目内から直線での競馬。加速で少し苦労しつつもL1で伸びてきてドゥレッツァに並びかけ、ドウデュースとの差も詰めてきたのは結構なインパクト。ドスローでのギアチェンジ特化で思った以上にやれたなと。

　もともとダービーを高く評価していて、これが62.2-56.8とドスローで12.7 – 11.7 – 11.3 – 11.1 – 11.2 – 11.5とロングスプリント特化。これで中団の中目から多少ロスがありつつも直線ジリジリと伸びてL1でしぶとく前のジャスティンミラノとの差も詰めてきて３着。ここの５着がレガレイラで、この世代はロングスプリント特化戦ではかなり高いレベルにあると思っている。個人的には本当にサンライズアースの故障は辛いな…

　そのうえでだが、弥生賞が悪くないなと。中山2000ｍで良馬場だが雨の影響が残って、60.4-59.4とややスローでそれなりには流れた。12.2 – 12.1 – 11.7 – 11.4 – 12.0と後半L2最速で好位の中目からジリジリと進めつつ直線しぶとく伸びて２着。コスモキュランダらに捲られてそれを追いかける形でのL2最速でジリっぽかったがそれでも最後までしぶとく伸びてきたのは良い。

　個人的には東京2400でのパフォーマンス上昇もあるんだけど、ペースが遅くなったことで楽に位置を取ってより後半の素材を質量で高めてきたというのがダービーとJCの好走だと思う。右回りは問題ない馬だし、むしろペースが遅い中で内枠で前目内目を取れてしまえば。ロンスパにも対応するしギアチェンジも持っている。もっとやれて良い馬だし、前走のJCは状態面を心配した割には57.6-59.1とややハイでかなり流れた中で難しい形で崩れなかった。追い切りの動きは良く感じたので、後はこの枠でスローで楽に前目、上手く収まれば。

○？

▲？

△ジャスティンパレス

　後はジャスティンパレスを連下に。もともと春天の勝ち馬だし、適性の幅は広い。馬場が軽くない中で今なら位置取りもある程度狙えるし対応してきても。宝塚記念３着も59.1-59.8と平均で11.9 – 11.9 – 11.8 – 11.7 – 12.5と後半はポテンシャル戦。これで後方からラストはしぶとく差し込んできてベラジオオペラにクビ差まで迫っての３着。メイショウタバルは手ごわかったがこのタフな競馬でも崩れずに差し込んでくる辺りがジャスティンパレスの良さの一つ。前走のジャパンカップは57.6-59.1とややハイで流れてしまったし、それで後方で進め過ぎてちょっと苦しくなったのもある。この枠の並びである程度目標を作りながら良い位置に潜り込める条件ではあると思うので、警戒しておきたい。

△レガレイラ

　連下にレガレイラ。この世代は難しいところで、結構噛み合い切る馬が勝つことが多い。昨年有馬はレガレイラにとっては完璧に嵌ったとは思う。62.9-57.9とドスローだが12.0 – 11.3 – 11.4 – 11.6 – 11.5 – 12.1とL5最速でこれは仕掛けが相当強い。その分だけL1が消耗して落ち込んでいるし、コーナーで速いラップ。これで好位の内内で我慢して最短距離に近い形を通せているし、そこから直線捌いてしぶとく差し切った。もともとダービーでもL1の伸びは良かった馬だが、位置取りを取ったうえで展開が完璧に嵌り切ったのが大きい。エリ女は59.9-59.0とややスローで12.3 – 11.8 – 11.6 – 11.6 – 11.7とL3最速タイというのもあったが中団外から伸び始め良くL2でしっかり伸びてきた。まあ右回りの方が合うと思うし、そのうえで要所の伸びはそこそこ。とはいえ出し切る形がベストの馬なのでその辺を踏まえて昨年レベルで嵌るか？というところやね。連下までにしたい。

×エキサイトバイオ

　後は軽めにエキサイトバイオ。まあ悩むところだが、ひとまず菊花賞でポテンシャル戦に対応してきたのは侮れない要素やね。京都3000ｍで60.8-63.8-59.4とややスロー、中弛みは結構あった、そこからの12.0 – 12.1 – 11.9 – 11.5 – 11.9とL2最速。後半は向こう正面で分散しつつのL2最速で好位外から向こう正面で仕掛けて一旦先頭には立ってきた。エネルジコには抜け出されたけどエリキングに3/4差３着で何とか粘った。この辺りは警戒しておきたい。枠も良いし前目内目を狙えそうでもある、２段階加速も出来た、この辺かな。

×マイネルエンペラー

　悩んでマイネルエンペラー。ワンパンチ足りないかなとは思うが、春天で結構やれたのは自分としては警戒しておきたいところかなと。京都3200ｍで60.7-73.7-59.6とややスロー、淀みも小さい中で12.2 – 12.1 – 11.8 – 12.2 – 11.8 – 11.7と後半このラップで上位２頭は強かった。ただ強気の仕掛けでしぶとく粘ってサンライズアースからは１馬身1/4差での５着、ジャスティンパレスはクビ差で振り切った。この辺りは結構侮れんなと。日経賞でタフな馬場、ポテンシャル戦でしぶとく勝ち切ったし、結構ここ３走は舐めてはいけない所はある。後は骨折明けでどこまで、かな。

sponsored link

で、「うまとみらいと」の何が凄いの？

↑無料登録できるので、私自身も使って試してみました。

「里見正人の競馬ブログ」より