本命02スリールミニョン＠ターコイズステークス2025予想

ターコイズステークス2025予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北西2m/s想定

馬場・風向き

　馬場は一応超高速馬場としておく。超高速～高速ぐらいの範囲で。この時期で先週が雨で時計はちょっと掛かっていた。そこからの回復でどうなるかだが、土曜は降っても小雨まで、クッション値は10はある。その辺を総合的に見て。風は北西からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開もちょっと読みにくいところはある。内からスリールミニョンがハナを狙いつつだが外の各馬がどの程度来るかが読みにくい。ソルトクィーンも先行策を取るだろうがマイルで脚さえ溜まればと言ってるので逃げる感じではないか。ドロップオブライトも逃げたい馬では無いので内の出方を見つつ番手外から２列目内狙い。ノリノカピリナがどう出るかが一番読めなくて、ノリはこれ進言してマイルに延ばしてるんだよね（しかも一度も乗っているわけでもないのに。）。前を狙う可能性は結構高いとは思う。この辺が前目をというところで内からリラボニートやシングザットソング、中目からビップデイジー、外からフィールシンパシー辺りが好位～中団でポジション取り。チェルビアットはこの枠で後ろからになる可能性が高いし、ボンドガールも中団～後方というところかな。

　ペースが読みづらいが…そこまで上がり切るか？という感覚ではある。一応46.0-46.2ぐらいで想定、少し中弛みありつつの1:32.2前後。まあでも馬場も展開も読みにくいので、結構幅は持たせた予想。

予想

◎02スリールミニョン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06ウンブライル
△08ドロップオブライト
×03シングザットソング13ソーダズリング
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎スリールミニョン

　ん～まあちょっと悩んだんだけど、枠の並びや先週の馬場の感じから前目内目を取れる馬から入る方が良いかな、というところもあった。その中でスリールミニョンから勝負したいと。

　まず最大の評価のポイントはチャーチルダウンズCの４着。阪神マイルで46.1-46.1と平均ペース。超高速馬場ではあったがこの流れから11.7 – 11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.7と中弛みでのL2最速で11.1。これで五分のスタートだが折り合い重視で画家マンして中団の中目で包まれる。３～４角でもペースダウンで我慢しつつ直線だが、ここで進路確保が甘くて下げ気味に外に誘導しての仕掛け。そこからジリジリと伸びてL1でしぶとく前との差を詰めてきて２着争い２頭に半馬身差まで詰めてきた。２着がアルテヴェローチェ、３着がミニトランザット、ランスオブカオスが勝っているわけでハイレベルな一戦。ここで仕掛けで後手からでも伸びてきたし、ギアの上げ下げに対応した。ここがまず前提で、マイルの総合力勝負は良さそう。

　そのうえで前走の長岡京S勝ちが結構面白い。そんなに長く脚を使える印象では無かったけど、京都1400ｍで35.0-34.1とややスローで11.6 – 11.1 – 11.2 – 11.1 – 11.8とL4最速タイで３角下りからのロングスプリントを展開。これでしぶとく粘ってクビ差の勝利。これがベストか？はともかくだが、逃げて支配して目標がいない中でコーナー勝負でロングスプリントできているので、多少仕掛けが強くなっても対応できそう。

　個人的には逃げの手を打つつもりで進めつつ、外から何かが行くなら行かせて折り合い重視で良いと思う。要所での動きもある程度期待できるし、ロングスプリントになっても前目内目でロスなく運べれば、という素材面は見せている。前目内目が原則だけどそれが狙えそうな枠の並びで、基礎スピードもある程度持っているので余程ハイペースでついていくとかで無ければだし、重賞レベルでL2最速で後手を踏んでも食らいつけているなら要所は動けると思う。総合力が高くそれでいて結構人気薄なので、読みにくい馬場ながら前目内目が良さそう、という馬場状態を踏まえるとここから勝負したいね。

○？

▲？

△ウンブライル

　重い印で長々と書きすぎたのでここからはシンプルに。ウンブライルはパフォーマンスは最上位だが適性があれ。富士Sは東京マイルで46.7-45.0とかなりのスローで11.6 – 11.6 – 11.2 – 11.0 – 11.2とトップスピード戦で中団からそこそこ伸びてきた。ジュンブロッサムには内から見劣ったがこのレベルでやれているのでね。ただ基礎スピード戦が今のところ合っている感じはないので中山マイルはカギ。連下まで。

△ドロップオブライト

　まあ京成杯AHは超超高速馬場で特殊とはいえ番手外と正攻法での２着だからね。46.1-45.2とややスローからの11.5 – 11.3 – 11.3 – 11.0 – 11.6とL2最速。番手外からL2でスッと。L1で内から捌いてきたホウオウラスカーズには差されたけど後傾で鋭く一足を、ができているのは良い。相手関係は強化されるが重の阪神マイルでも対応しているし馬場そのものは気にならん。まあそれに京成杯AHほどでは無いにせよ恐らく軽い馬場だと思うので。楽に前目を取れるメンバー構成なので連下では警戒したい。

×シングザットソング

　後は軽めにシングザットソング。悩ましいところだが、本来シンプルな競馬が一番合っている馬なので中山マイルみたいに単調な流れになりがちで内枠ならってのはあるね。愛知杯２着は極端すぎるとはいえ32.7-36.0と超々ハイ、10.6 – 11.5 – 11.9 – 12.1 – 12.0と単調。これで中団内から振動流れでも消耗せずにしぶとく差し込んで２着には来たと。前走まほろばSは京都マイルで46.3-46.2と平均で流れて内枠から３列目の内となって直線11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.4とL1最速だがそこまで速いラップでも無い、という中でジリジリ食らいついた。３着が強敵ニホンピロキーフではあるし、２列目を取れたところで４かくでちょっと下がってしまったのがもったいなかったのもある。流れにしつこく食らいつけば圏内ぐらいは。

×ソーダズリング

　ん～悩んでソーダズリングを押さえる。内枠ならなあ…。ただ武史だしある程度位置を狙いつつ中団の内内ぐらいには突っ込んでくるかもってのはある。割と総合力が良い馬で、流れた中での良さが良い馬。特に京都牝馬S勝ちは1400ではかなり手強いナムラクレアを撃破。34.5-34.5と流れて11.2 – 11.3 – 11.6 – 11.5 – 11.4とL4最速だがこれで中団外からL2でスッと伸びてきてL1でナムラとの叩き合いをクビ差で粘った形。マイルはこのレベルだとちょっと長いとは思うんだが、通用するなら流れやすい中山だと思うんだよね。これで内枠で好位～中団で進められれば面白かったけど、まあ押さえまで。

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「里見正人の競馬ブログ」より