本命18ヨシノイースター＠北九州記念2025予想

北九州記念2025予想

小倉11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：西北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場はやや高速ぐらい、例年の小倉と比べれば相対的に重い、という感じ。風は西北西からなので４角地点が完全追い風、HSも追い風に近い。

展開予想

　展開的にはクラスペディアがハナを切る形になりそうかなと。これを見ながら外のヨシノイースターやシロン辺りも絡んで競っていく形。これを見ながらロードフォアエースもついて行きつつ好位の外を取れればという感じかな。内からはレッドヒルシューズ辺りが先行しつつ２，３列目狙い。モズメイメイはゲートが甘くなりがちなので出負けしつつ中団の内目のスペースを狙う、最内のヤマニンアンフィル辺りの方が前かな。アブキールベイ辺りは外主体の先行争いを行かせつつ中団の外目ぐらいまでを想定。

　小倉1200だし流石に意識的にある程度高いレベルでは上がると思う。ただ激流まではどうかな。33.0-34.5ぐらいで想定。かなりのハイ前後で1:07.5辺りを中心に置いておく。

予想

◎18ヨシノイースター
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△07クラスペディア
△17キタノエクスプレス
×05モズメイメイ10タマモブラックタイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヨシノイースター

　本命はヨシノイースターにした。難しい時は逆にシンプルに。外枠だけどちょっと読みにくいメンバー構成だし、３角までが長いのでじわっと入りつつ上手く良いところに収められる可能性もあるので。

　昨年の北九州記念は今回のメンツでは一枚上のパフォーマンスで、やはり小倉は良いと思う。小倉1200の稍重で32.3-35.6と超々ハイからの11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6と単調な基礎スピード特化戦。これで大外枠からじわっと流れに乗りつつ上手く３列目の外につけてきた。３～４角では一つ外程度から２番手に上がって直線で粘るピューロマジックにしぶとく食らいついて半馬身差の２着。３着モズメイメイに１馬身3/4差と余裕を持って粘っていたし、ここの７着がメイショウソラフネと小倉1200ｍらしい競馬でここでの強敵を正攻法で撃破できているのは普通に評価したい材料。

　前走の春雷Sでも中山1200の稍重で33.5-34.5とややハイ、12.1 – 10.4 – 11.0 – 11.3 – 11.1 – 12.1のラップ推移でL3-2再加速。これで２列目外になって３～４角でもロードフォアエースの外から並びかけて直線加速で食らいつきつつL1でしぶとく捻じ伏せての１馬身半差。このペースでロードはもちろんだがティニアやショウナンハクラクをほぼ問題としていないのも強い。

　今回は３歳勢も新興勢力もいるが、はっきり古馬スプリント路線の基礎スピード勝負に対応できる馬ってのは少ないと思うので。シンプルに適性とパフォーマンスで最上位と判断したヨシノイースターから勝負したい。

○？

▲？

△クラスペディア

　連下にクラスペディア。まあ小倉1200の激流でもやれるかはあるが、３角手前の上り坂がきつい京都の1200でゴリゴリに持っていけたのは面白い。葵Sでペースは33.5-34.8とかなりのハイ、12.0 – 10.6 – 10.9 – 10.9 – 11.5 – 12.4と単調な基礎スピード戦に持ち込んでしぶとく粘っての２着。最後に甘くなったんだが、このレースでは最序盤外から内に切ってというところで右手前でずっと入っていてそのまま３～４角も右手前でコーナリングとかなり負荷が掛かっていたと思う。朝日杯ではちゃんと左手前でゲートを出ていたし、小倉1200で３角までが長い直線、上手く左手前を使いながらペースを引き上げていければもうちょっと踏ん張れても面白いかなと。葵Sのスタッツ的にそこまでなので、まあそこからの伸びしろと小倉1200で面白いかもというところに54kgで連下に。

△キタノエクスプレス

　連下にした。まあ当初はこれを重い印を共思ったんだけどね。ただ枠がイマイチで３～４角で中団外々になりそうだなと。今の小倉は時計はそこそこ掛かるんだけどまだ前目内目が有利ではあると思うので。３走前の北九州短距離Sでは小倉1200ｍで33.9-34.6とややハイから11.8 – 10.7 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.4。コーナーで緩んでのL1加速で好位で流れにの追ってロードフォアエースを目標にL1でこれを捕えてきた。ロードはこの形では結構強いので、このペースで加速というところで捕えたのは大きい。それと、バーデンバーデンC勝ちが福島1200ｍで32.4-34.6と超ハイ、11.7 – 10.1 – 10.6 – 11.1 – 11.6 – 11.9と単調な基礎スピード特化戦。これで好位の内目から４角で外に誘導しながらしっかりと抜け出しての勝利。基礎スピード戦にも対応できているのでそこは強み。ただどうしてもそこまで位置を取れる馬ではないのでペースが上がり切らずに３～４角で外外となったときがポイントかな。連下までにした。

×モズメイメイ

　後は昨年３着の夏馬モズメイメイを。昨年も夏まではさっぱりだったけど夏に連続して走っているわけでね。あんまり気にしても仕方がない。北九州記念では32.3-35.6と超超ハイ、11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6のラップ推移で出負けしつつも中団の内目のスペースを拾いながらしぶとく差し込んでの３着。ヨシノイースターには２馬身近く差があったのでそこはシビアに評価しての×までだが、この条件で穴目では拾いたい。

×タマモブラックタイ

　大穴タマモブラックタイを最後に拾う。まあ読みにくい馬だけど、割とシンプルな基礎スピード戦は合うと思う。オパールS４着が結構悪くなくて、京都1200にしては33.6-34.5と割と流れたし、そこで好位の内目で進めながらしぶとく。11.9 – 10.7 – 11.0 – 11.2 – 11.3 – 12.0のラップ推移。３～４角で進路を取れずに結構我慢する形になって、直線半ばで進路を取ってからの伸びが良く最後はジリっとだが４着まで上がってきた。シンプルな競馬で縦長になり、前にスペースが広がる状況で上手く中団ぐらいから差し込めれば面白い一頭だと思う。

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「里見正人の競馬ブログ」より