競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

本命18サトノシャイニング@日本ダービー2025予想

time 2025/06/01

日本ダービー2025予想

東京11R 芝2400m
馬場想定:良~稍、ややタフな馬場想定
風向想定:北4m/s想定

馬場・風向き

 馬場は土曜の段階ではかなりタフな馬場まで悪化していると思う。葉山特別が2勝クラスのマイルで48.0-47.9で最速11.6、L1が12.4と消耗。これが土曜最後の芝のレースだが、9Rの落雷経過観察の中断時に相当降ったと思うし、そこで更に2段ほど落ちたかなという感覚ではある。開催時に雨が降って芝を使って流石に路盤も掘れていたと思うし、そこで一時的に結構な雨が降ったので悪化したかなと。これをどこまで良くしてくるか、ここからは降らないっぽいので馬場造園課の本気が怖い。まあでも、現実的に見て頑張っても標準まで戻すのは難しいと思うんだけどね。オークスの時よりは一段重いと考える。良くてややタフ、馬場造園課ならこれぐらいはやってくるという見立て。風は北からなので3~4角中間地点が完全向かい風で、例年のダービーの風向きとは逆なのがどう出るかやね。

展開予想

 展開予想もカオス。動画で出しているけど、今となっても正直カオスやね。何が逃げるかが全く読めない。一応このメンツで先行馬である程度前取らんとってのはホウオウアートマンになるとは思う。内からショウヘイ辺りも前を狙ってくるかなとは思うが、この辺がとりあえず。その中で折り合い面で難しさを見せているサトノシャイニングと武豊がどこまで前を取っていくのかが一つ目のポイント。この辺を行かせつつクロワデュノールは割と先行に近い位置になると思う。ジョバンニ辺りも前を狙ってきそうか、エムズも前に行かないとというところ。エリキングはゲートは遅いがこの枠の並びで川田ならショウヘイ辺りをマークしてくる可能性が高い。動画でも語ってるけど、正直ミュージアムマイルは枠の並びが良くないと思う。そして後ろから行くファウストラーゼンが捲るのかどうか、捲れる展開となるのかどうかが二つ目のポイントと。

 ペースはどうだろうね、ちょっと読みにくいが案外遅くはならんかもな、と思っている。60.5-60.0ぐらいで平均ペース~ややスローを想定。2:24.7前後で見ておく。土曜の馬場だと25秒台もしんどいかなと思うが、そこから1,2段は馬場造園課が上げてくるという見立て。なお、動画でも言っているけど、日曜の馬場を見て全然変わっていたら補正予想を出すかもしれない。

予想

◎18サトノシャイニング
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△07ミュージアムマイル
△15ファウストラーゼン
×09ジョバンニ17マスカレードボール
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サトノシャイニング

 まあ悩んだけど、頭の中を一回リセットして、冷静にシンプルに詰めて行ったらこうなった。皐月賞で本命を打ったのは、皐月賞向きだと思ったから。間違えたのは今年の皐月賞はダービー向きの競馬になったというところ。だから悔やんだわけでね。となると、じゃあダービーがダービーっぽくないのであれば、狙えるなってのも出てくるわけでね。もちろん2400がどうかは正直何とも言えん部分もあるが、現時点では前半の基礎スピード面を活かした方がいい。後は豊がこの枠で難しい馬で思い切ってリズムを優先して前を取ってくれるかに尽きる。

 きさらぎ賞はやっぱり冷静に見ても出色のパフォーマンスだと思う。当日の馬場はかなり時計が掛かっていて稍重でタフ馬場と言っていいと思う。これで46.1-48.3とかなりのハイから12.6 – 12.6 – 12.5 – 11.6 – 11.6と2F戦。前半のパワー型基礎スピードをかなり求められたし、テンは12.4-10.6と速い中でコントロールしながら中団に下げる形だったし、本来もう少し流れに乗れて良い馬。そこからギアの上げ下げを求められての要所の加速で直線で違いを作った。ラストのラップを落とさず突き抜けているしまだ余力があったのと、ギアの上げ下げで良さが出たので個人的には距離延長が良いなと。適度な馬場の皐月賞で59-59なら噛み合いそうやな、と思っていたら…

 その皐月賞が59.3-57.7でかなりのスローでの1:57.0の勝ち時計。12.3 – 11.4 – 11.5 – 11.8 – 11.4 – 11.6とロングスプリントで後半57秒台。大外枠で普通には出ていたんだが大外枠で入りが12.1-10.2と速かったので西村も日和って中団。だがこれでかなりのスローだし、向こう正面で上がってクロワを追いかけながら外外でどうこうって馬ではない。個人的にはこれで思ったよりやれたので距離自体は2400mでもと感じたかな。もちろん前半で前を取れよとは思っている。

 今回のダービーで求められるのはやはり有酸素運動要素にはなると思うんだよね。先週のオークスの感じだと、流石に一日で馬場を一気に回復させるまでは流石に無理だと思う。府中開催はずっと雨に見舞われているし、徐々に劣化してきていると見るべき。そのなかできさらぎ賞の感じなら前半で脚を使ってもギアの上げ下げに対応して勝負所で余力を持てていたしL1までラップを優秀でまとめてきている。当時の重い馬場としてはこの時計とラスト2Fのラップは相当だなと。皐月賞でも例年通りの常識の範囲内の高速馬場なら59で流れれば後半良くて58後半ぐらい。それならまた違ったと思うんだよね。スローでダメな馬でもないってのは新馬と東スポ杯から見せている、ペースが速くて対応できる、ギアの上げ下げができる、位置取りは本来いいところを取れるが皐月賞は枠が悪かった。ダービーでこの枠はいつものダービーなら嫌だが、逆に今年のカオスならダービーなら運びやすい。皐月賞をダービー向きと見ながらも本命に拘って切り替え切れずに涙を呑んだけど、今回のダービーは例年のダービーとはちょっと違うと思う。ならば、総合的に隙を見せていないサトノシャイニングで行こうと。豊にはとにかくこの馬らしさをしっかり引き出してほしい。今年の豊のイマイチさを見て正直ここで勝負するのはちょっと悩んだんだけどね…でも、土曜を見て、日曜の馬場が極端に回復してなければここから入るべき、と俺の脳が言っているので。

○?

▲?

△ミュージアムマイル

 連下に下げた。人気も思ったよりないんだけどね…ただ、やはり皐月賞と京都2歳Sの感じからもベストはロングスプリントだと思う。皐月賞は59.3-57.7とかなりのスローからの12.3 – 11.4 – 11.5 – 11.8 – 11.4 – 11.6とファウストラーゼンの捲りでペースアップ。3角でワンテンポ待って中団の中目で我慢、4角で外に誘導しながら運べたのは大きかったが、直線しぶとく伸びて1馬身半差と嵌っただけではないというのは証明できていると。ロングスプリント能力が高い馬でコンクリでそれが活きたと。弥生賞の負けをどう考えるかで、稍重でタフ馬場、60.9-60.4と平均ではあるが12.2 – 11.5 – 11.7 – 12.4 – 12.1 – 12.7と向こう正面でファウストラーゼンの捲りでこれを後追いして外から動いて甘くなった。ただ甘くなったと言ってもアロヒアリイが外から伸びて差されている形なので、個人的にはポテンシャル戦ではちょっと下げるべきだろうという評価になる。まあ馬場次第だというところで土曜を見る限り軽くはならん可能性の方が高い。そうなると、やはり中盤から捲られてある程度追いかけてポテンシャルで分散すると思うし、良い条件とはならんかなと。皐月賞が馬場もあってダービーっぽくなったけど、そうなるとこの馬場の東京2400が合うか?は微妙かなと。一つ下げるべきだと判断した。

△ファウストラーゼン

 逆にそうなればファウストラーゼンはちょっと浮上させんといかんわなと。その弥生賞では60.9-60.5と平均でそこまで緩んでは無い。12.2 – 11.5 – 11.7 – 12.4 – 12.1 – 12.7のラップ推移で向こう正面で捲り切って最内を通せたとはいえ最後までしぶとくこのラップでまとめて踏ん張ってきた。タフ馬場での単純なポテンシャルで一枚上のものを見せたと言える。皐月賞はコンクリでロンスパに持ち込んだけど求められたのはロングスプリントになってしまう。あれだとちょっとしんどかった。有酸素運動要素を求められた方がいい馬だと思うので、仮に前がある程度飛ばすなら捲らなくてもいいと思うし、緩めれば捲ってしまえばいい。怖さはこの馬場だと増してきたと思うので、11番人気か…ちょっと落とし過ぎじゃないかな。

×ジョバンニ

 後はジョバンニを。皐月賞でパフォーマンスをちょっと上げたかなという感じなので、馬場が重くなったときにどう出るのかちょっと読みづらい。ただ結構ゲート自体は出る印象なので、2400mで思い切って前を取ってくれればと思うんだけどね。皐月賞も2000mで59.3-57.7とかなりのスローで好位を取れたけど捲られてポジションダウンして捌きながらになった。思ったより位置を取れそうだし、後半の素材面はどうしてもワンパンチ足りてないのはエリキングに2度負けているところからもあるわけでね。この枠で思い切って先行してくれ場の怖さはあるかな。ポテンシャル戦となったホープフルS2着もある程度評価してヒモ穴で。

×マスカレードボール

 最後に悩んでマスカレードボールをヒモで拾うことにした。正直当初はダービーで本命も考えていた馬。ただし土曜の馬場がかなり重かった。ホープフルSで61.4-59.1とかなりのスローからのポテンシャル戦でちょっと窮屈なのもあったが伸びあぐねたので有酸素運動要素ではちょっと微妙なところがあると。消すのもアリだな…と思っていたんだが、追い切りが良かったし悩んで×で押さえるという形にした。皐月賞の感じからもロングスプリント向きなのは間違いないと思うし、であるならば今の馬場の府中でパワー型基礎スピードを求められた時はちょっと課題ではあると思う。

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==================================

コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
==================================
単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
==================================

コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
==================================
単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
==================================

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何悪。分析note2023



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