本命09リカントロポ＠シンザン記念2025予想

シンザン記念2025予想

中京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良、かなりタフな馬場想定
風向想定：西北西4m/s想定

馬場・風向き

　日曜を見ると馬場はかなり時計が掛かっているな…という感じ。かなりタフな馬場想定で入る。風は西北西からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的には馬場が重いことはもう各騎手も分かっていると思うので、入りが読みづらい。アーリントンロウ辺りはハナを切りたいけど馬場が重いマイルへの延長を意識してどう出るか。ラージギャラリーは普通ならそんなに楽に行けないだろうが、各馬が牽制し合うならじわっとハナもある。内からオンザムーブ辺りも先行、マイネルチケットは内枠で２列目内をというところだろうが、外の出方次第では押し出されてというパターンもある。

　ペースは読みにくいがコントロールしつつも下げ切れない感じかなと。47.0-47.5ぐらいで1:34.5前後と見ておく。中弛みも少し起こるかもしれんね。

予想

◎09リカントロポ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01マイネルチケット
△08アルテヴェローチェ
×03アクルクス14アーリントンロウ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎リカントロポ

　本命はリカントロポで大勝負。これは逆に短縮が鍵だが、重馬場の前走の未勝利勝ちで他の脚を削いで良さが出たからね。面白い一頭だと思う。

　前走の未勝利戦は京都1800ｍで重馬場の中で47.8-48.4と平均でも結構流れたし、12.2 – 12.1 – 12.2 – 11.9 – 12.2とあまり淀みなくの中で２列目でスムーズに進めてL2でスッと抜けて後は５馬身差に千切ってきた。タフ馬場の1800ｍで前半タイトで後ろがしんどくなってもこのラップで加速に持ち込んで千切ったわけでね。実際このレースの上がりの時点が４着の36.6で、そのうえでこちらが35.8と違いを作れているし、こういう競馬が合う。

　逆に２走前の負け方からも要所のギアチェンジがあんまり良くないなと。京都1800ｍだが48.0-47.7と平均からの13.2 – 12.8 – 12.5 – 11.1 – 11.3と2Fのギアチェンジで直線での鋭さ勝負。これで２列目の内から直線ヨーイドンで切れ負けした感じになる。

　標準レベルの馬場だと中京マイルでは質的に前半が？というのはあるが、今の馬場ならこれでも結構前を取れそうだし、47-47レベルで対応してくる可能性は高いと思う。当日の馬場を踏まえても前走は優秀だし、タフ馬場が明確なら距離短縮も良いと思う。大穴で勝負したい。

○？

▲？

△マイネルチケット

　後はマイネルチケットをちょっと引き上げた。枠が良かったのが大きいかな。ただサウジ戦は難しい形とはいえ前半の基礎スピードで良さを出した感はあるので、ペースが落ち着くとどうかはある。東京マイルの稍重で雨も降っていたし少し悪化していたはず。その中での45.7-47.3とかなりのハイで流れての11.7 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.0とL2最速で11.6という程度。これで先行策を取りながら最序盤の速い流れで脚を使って息を入れての再加速に対応しての３着。タフな競馬で一足を使っている、坂加速も問題ないので中京マイルは流れればいいと思う。まあその辺やね。枠も良いし標準馬場ぐらいなら対抗ぐらいまで考えたんだけど、ちょっと馬場が重すぎるので質的に足りない馬が戦いやすくなるのを踏まえて相対的にこの辺にしておく。

△アルテヴェローチェ

　アルテヴェローチェも連下までにした。朝日杯はトリッキーすぎる流れなので良くも悪くも参考にしづらい。京都マイルで48.0-46.1とかなりのスローで折り合いに苦労、12.6 – 12.4 – 11.8 – 10.9 – 11.0のラップ推移でコントロールして下げながら直線外からジリっとは伸びてきたし、悪くはない。サウジ戦も45.7-47.3とかなりのハイだがこれでも折り合いに苦労していて掛かって進めていたと。まあここはそれでもしぶとく外から伸びてきて勝ち切ったんだけど、スピードをコントロールしないとって競馬になったときが鍵やね。標準馬場ぐらいなら迷わず本命対抗というところで、馬場が重くて各騎手もちょっとレースメイクに悩むだろうなと。その中で中目の枠でとりあえずコントロールして入らないといけない、ってのはちょっとやりづらい状況だと思う。まあ連下には拾いたいけどここで人気で本命レベルで勝負だ、とはならないかな。連下までにした。

×アクルクス

　後はヒモもこの際なので大穴狙いで。アクルクスはちょっと怖さはあると思うんだけどね。新馬勝ちは34.8-36.2とかなりのハイで11.7 – 11.7 – 11.9 – 12.0 – 12.3のラップ推移。単調な流れで好位から楽に突き抜けての２馬身差完勝。稍重で標準には時計が掛かっていた感じはあるし、その中で前半のパワー型基礎スピードで良さが出たと。これが良馬場になると後ろからになった、ドスローすぎたのもあるが切れ負け。距離延長はカギだが、マイルでこの枠で今の馬場なら多分基礎スピード的には前に行くのは難しくないはず。マイネルチケットの後ろぐらいを確保できて、後は息を入れて対応できればやね。馬場が重い中でやれていて、パワー型基礎スピードで目途がある馬が内枠なので、単勝万馬券の馬だし、大穴で遊びたい。

×アーリントンロウ

　う～ん…ここをめっちゃ悩んで押さえた。２走前の未勝利勝ちは秀逸。新潟1400ｍで内回りらしい33.9-35.2とかなりのハイで基礎スピード勝負だが、10.9 – 11.5 – 12.0 – 11.2 – 12.0とL3-2での加速度が大きいように、これも新潟内特有のハイペースでのギアチェンジ。これで逃げの手を打ってしぶとくL2で加速して抜けてきたと。左手前で動いていたのでそこはちょっと気になる所ではあったが、単調な競馬でない中での２歳レコード勝ちは自分は評価に値するなと。ただそうは言っても通常のマイルならともかく、明確にタフ馬場の中でのマイルでとなると流石にちょっとリスクは小さくない。７番人気で20倍以上、オッズ的には許容範囲内。単穴で狙うとしたらパフォーマンス的にこれかな。適性も基礎スピード面は足りると思うので…まあ×までにした。

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「北条直人の競馬ブログ」より