本命06アルジーヌ＠ターコイズステークス2024予想

ターコイズステークス2024予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜は結構軽かったけど日曜は掛かっていた感じはする。ちょっと読めないが一応標準馬場としておきたい。風は北北西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　展開予想としてはとりあえずペイシャフラワーがハナを主張するだろうし、これがある程度飛ばすリスクがあるので番手でも良い馬としてはそこをどうするか。ミシシッピテソーロ木幡はある程度前目で絡んでいくと思うがこの２頭が少し飛ばすイメージかな。少し離れた３番手をフィールシンパシーが狙うイメージで、その外を意識しつつビヨンドザヴァレーも前は追いかけ過ぎずに２～３列目を取れれば。この２頭を見ながら西村アルジーヌといったところが好位の内を狙う。ドゥアイズは枠が悪いのでクリスチャンがどう乗ってくるかだが、それでも好位～中団外は狙うだろう。ミアネーロは中団やや後方ぐらいかなと見ている。

　ペースは前は少し離して引き上げて46.2-46.8ぐらいで1:33.0前後を想定しておく。後ろはちょっと離れた位置で進めるイメージなので実質はスロー寄り平均～ややスローぐらいのイメージかなと。

予想

◎06アルジーヌ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△12ビヨンドザヴァレー
△14ドゥアイズ
×04イフェイオン07ミアネーロ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アルジーヌ

　本命はアルジーヌにした。正直言ってこの枠の並びで見たときに悩ましいところもあるんだけど、追い切りとかその辺を総合的に見てアルジーヌから行くべき、という判断にした。少し穴目で勝負したい気持ちをちょっとこらえた感じ。

　まあアルジーヌもちょっと問題がないわけではないが、近走の充実度と追い切りが良いからね。前走のカシオペアSはパフォーマンス的に素直にかなり高いと思う。京都1800ｍ戦で46.1-46.7と平均で12.0 – 11.6 – 11.7 – 11.5 – 11.9とL2最速だが4F戦でかなり分散しているし基礎スピードも求められた。これで好位の内目から３～４角で中目を通して直線入りでスッと反応して突き抜けている。個人的には流れた中での一足の鋭さが目を引いたのと、1600を戦闘で通過してこれが1:32.9で通貨できているというのもマイルへの対応力を見せた一戦と思っている。流れた中での鋭さも含めてこれなら面白いなと。ただある程度流れた方が良いので前が飛ばした時に実質的に３番手以降がコントロールしてスローになり過ぎるとちょっと嫌ではあると。

　それをちょっと補完できるのがクイーンS。これは高いパフォーマンスとまでは思ってないが札幌1800ｍで48.1-47.1とややスローからの12.2 – 11.8 – 11.6 – 11.8 – 11.9とL3最速で4Fポテンシャル戦。これで好位の内目を立ち回って直線でしぶとく食らいついての３着。伸びという点では地味で、スローで余力があった馬に対しては後半の素材面では見劣っている。ただロンスパでも内目を通して対応できていたし、まあこれでもクイーンS最先着馬になるわけでね。

　個人的には中山マイルなら正攻法の基礎スピード戦になる可能性がある程度高いってのが大きいのと、風も北北西からなので２角～向こう正面で追い風に近い状況が続くしペース自体が上がる可能性は結構高い環境だと思う。そのうえで馬場も少し掛かってきたのでその中で後半型よりはある程度前半の基礎スピードを求められても削がれない、前目内目からならロンスパ気味に追いかけても対応できる。追い切りもまずまず。西村で位置取りに関しての意識が高い。総合的に見てこれが本命かな、という感じ。ペースが上がっても前を取ってほしいぐらいなので、ポジションに関してはしっかり主張してほしい。

○？

▲？

△ビヨンドザヴァレー

　連下にビヨンドザヴァレーを持ってきた。まあこれは嵌らんと難しいかもしれんが、可能性はある。理想はスローで離れた３，４番手集団。出来れば現実的に47秒台前半ぐらいで自身では走破してほしい、って感じかな。前走レベルの48はこの条件だと難しいので。前走の清水S勝ちは意外な鋭さを見せた。京都芝外1600ｍで48.0-45.0と超スローからの12.0 – 11.4 – 11.1 – 10.9 – 11.6と4F戦でL2最速10.9。これで番手から逃げるスズカダブルをマークしながらL2で先頭列に並び、L1で捕えて１馬身1/4差。後半4Fも44秒台に自身では入れていると思うし、この形で鋭く伸びてきたのは良い。離れた位置でリズムを守って後半4Fを高めて外過ぎないところから前との差を詰めていければ好勝負出来る。ただペースが上がって各馬がそれに乗ってくると削がれるリスクが出てくるのでそこが展開面での課題。人気薄だと思うし連下ぐらいで警戒はあっていいかな。

△ドゥアイズ

　ドゥアイズはワンパンチ足りない中で外枠かあ…という感じやね。ここにはいればパフォーマンス的には最上位、適性面での不安もないので内枠でも引けば対抗は確実に打っていたんだけどなあ。スロー寄りになると前走のクイーンSに近い感じになるかなと。札幌1800ｍで48.1-47.1とややスローで12.2 – 11.8 – 11.6 – 11.8 – 11.9とL3最速とコーナーで速いラップをある程度求められる中で中団外からロスがあってジリジリ。最後まで詰めたのは良いが、という感じ。それとコーナーで少し負荷が掛かり過ぎて４角出口で逆手前になっていたのもあるし、中山外でも４角はきついのでそこで振られるリスクもある。内枠でコーナーでちょっと温存できる形の方が良かったかな。まあヴィクトリアマイルみたいに45.4-46.4と流れても大丈夫だし、ペースが上がった方がドゥアイズにとっては安定しやすいと思うが、それでも外枠は嫌やね。

×イフェイオン

　後は当落線上の２頭を拾うことにした。イフェイオンは枠の並びがこの上ないので、まあ速いラップを踏めるかはあるが一応。NHKマイルCは稍重で46.3-46.1と平均から12.0 – 12.0 – 11.4 – 11.2 – 11.5と中弛みで3F勝負。好位の内目から直線で不利を受ける形から外に出してという感じだったのもある。まあそれでもロジリオンから0.3差でラストも伸び切れなかったのでこのレベルでとなったときにどこまでというのは一つ。基礎スピードの質、トップスピード面、ロングスプリント面といったところでちょっとずつ足りない馬なので、内枠で噛み合えばってところで内枠に当てにしやすい先行～好位勢が揃った印象なので、まあ噛み合っての３着ぐらいなら押さえておく。

×ミアネーロ

　これも同様に内枠で噛み合いそうなミアネーロを軽めに押さえておく。紫苑Sは馬場がコンクリ過ぎるので当てにしないが、やっぱり秋華賞を見ても内での立ち回りが上手い馬なのは確かだろうと。57.1-60.0と超ハイで11.7 – 11.6 – 12.2 – 12.7 – 11.8と淡々とした流れ。中団の内内でチェルヴィニアの内を意識して直線一瞬は内から伸びかけた。L1でちょっと甘くなったけど、フラワーCも含めて内内での立ち回りでスムーズに運んで勝負所での一足に繋げられるのは良い。マイルはちょっと忙しいと思うし、これまでと比べても位置取りでちょっと苦労すると思うのでその辺がポイントだが、前目内目が結構当てにしやすい実力馬が揃ったと思うので、これなら直線で内のスペースを拾いつつという競馬を警戒しておきたい。軽めに押さえる。

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「北条直人の競馬ブログ」より