本命02マテンロウレオ＠中日新聞杯2024予想

中日新聞杯2024予想

中京11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：西北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は良馬場想定で良いだろう。先週を見るとやや高速～高速ぐらいか？という感じ。やや高速でとりあえず想定。風は西北西からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的には岩田父VS藤懸という因縁のハナ争い。リリーヴィーナスは中京2000の坂スタートではそこそこ出るので内からこれがいったん主張するだろうが、岩田のデシエルトがコントロールしつつも流石にハナを切る形になるかなと。ただある程度はこの２頭がやり合いつつ、離れた３番手を狙うのが良い枠を引いたマテンロウレオというところか。この辺が先行争い、フライライクバードはそこからはちょっと遅れて２列目～好位の外ぐらい、ロードデルレイがこの辺を意識しつつ好位やや後ろぐらいかなと。

　ペースは前がある程度は作るがそれでも上がり切らないだろう。60.0-58.7ぐらいで1:58.7前後を想定。デシエルト次第だがL2最速になる可能性は高いかなと。

予想

◎02マテンロウレオ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09コスモキュランダ
△15ジェイパームス
×03キングズパレス13フライライクバード
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎マテンロウレオ

　枠の並びと展開が微妙に悩ましいな、というところと追い切りが良く感じたのでマテンロウレオで勝負した。まず基本的には軽めの馬場の方が良いと思っていて、その中で流れても対応できてギアチェンジも持っていると。

　まずはドウデュースが勝った京都記念の２着でこれが結構印象的ではあると。阪神2200ｍ戦で59.5-59.0と平均では流れていて、12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.6と後半3F勝負。これで仕掛けが遅い流れで好位の内で包まれてしまって直線で進路確保できずにプラダリアが抜けた後で進路を取ってからスッと反応。そこからL1でグンと伸びてきて２着をしっかり捕えた。まあドウデュース比較では苦しいけど、個人的には要所の動きが良かったのが評価できるポイント。

　もう一つは一昨年になるが中日新聞杯の２着も良い。中京2000ｍで61.9-57.5とドスローからの12.0 – 11.3 – 11.1 – 11.2 – 11.5 – 12.4とロングスプリント特化。これで外枠から好位の外外を通して３～４角でロスがありつつも勝負所でしぶとく伸びてという競馬。キラーアビリティには上手く立ち回られて差し切られたけど、横綱競馬でこの２着は３～４角が速いという点からもインパクトは大きかった。左回りでコーナー勝負でも良い。

　今回は展開が読みにくい中で、それでもスローから平均ぐらいまでだと。その中で枠が良くて外からデシエルトが切ってくるのを見ながらそれを意識した先行策が取れるのは強み。近走は馬場やペースが噛み合ってないことが多いが基本軽い馬場である程度時計勝負の方が良いと思うし、ここは先行勢が手薄。何より大きく人気を落としそう。結構レベルは高い一戦だと思っているけど、パフォーマンス的に人気上位勢に引けを取らない馬でかつ噛み合いそうという中で、鞍上も含めて勝負できるのはこれ、という判断。

○？

▲？

△コスモキュランダ

　まあひとまず様子見の連下、ってところになる。ミルコから武史に替わって先行できれば面白いけど、突き詰めるとそこまで後半型の馬でも無いかなと思うのでそこが鍵。ダービーはそれでも悪くない。62.2-56.8とドスローで12.7 – 11.7 – 11.3 – 11.1 – 11.2 – 11.5とロングスプリント特化戦。これで出負けして捲って３角では好位外。コーナーで外外を回す羽目になったのがちょっと痛かったかなと思うが、それでも同じように捲って外だったサンライズアースに対しては捕え切れてないので、やはりあんまり後半特化は良くないかなと。皐月賞がベストバウトで、これが57.5-59.6とかなりのハイで11.8 – 12.0 – 12.1 – 11.7 – 12.0のラップ推移、モレイラで中団から進めながらしっかりと直線伸びてきてジャスティンミラノに唯一食らいついてのクビ差の２着。多分基礎スピードにある程度依存する馬で、長距離よりは中距離の方が良いと。秋２走はそれでも不満だが、ミルコの騎乗が雑過ぎるし武史の競馬が噛み合うかは別として違う色の騎手でどういう競馬になるかはちょっと見てみたいね。ただ中京2000だと後半の素材面、ギアチェンジ面も必要になる、位置取りもスローの段階で欲しい。結構相手も手ごわいので、ダービーはある程度評価するが連下まで。

△ジェイパームス

　単穴でちょっと悩んだけどこいつが嵌り切る可能性って中京2000だとそこまで高くないだろうなってのと鮫島だしなってところで連下に落ちつけた。２走前のむらさき賞がイメージ通りの内容かなと。東京1800ｍで46.6-46.7と平均からの11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.8と淡々と。これで中団で我慢しつつ直線で捌きながらしぶとく差し込んでドクタードリトルを捕えた。これは個人的には高く評価しているんだけど、前提として非常にシンプルな競馬だったというところ。淡々とした流れだったのでエンジンのかかりを気にしなくてよかったってのはあるかな。３走前も３番手からの競馬だが単騎を捕えに行く形だったのも良かったと思う。前走の富士Sは鮫島が下手に乗ったのもあるし直線で前をカットされたのもある。ただ46.1-46.0と平均から11.9 – 12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.3と中弛み3F勝負なのでその点で動き切れなかったのもギアチェンジの問題もあるだろうなと。中京2000だと綺麗に上がり切っての時計勝負って可能性はあんまり高くないので。そうなれば面白いけど、まあ差し損ねる絵の方が想像しやすいしある程度嵌っての２，３着差し込み警戒までやね。

×キングズパレス

　後は当落線上だったキングズパレスを枠の並びで少し引き上げての×。まあ正直ここに入ると一枚落ちると思うので、この枠で無理なく好位～中団辺りまでは必須。ベストは新潟大賞典２着で、61.6-58.5と超スローからの12.4 – 11.7 – 11.3 – 11.0 – 12.1とL2最速。良馬場だが５月新潟で時計も掛かっていた。この条件で中団外からL1でしぶとく差し込んできたし、ある程度馬場が重い中でのトップスピード戦が良さそうかなというのはある。ギアチェンジはそこまで高くないし秋天は強敵揃いとは言え坂の上りの加速での動きもイマイチだったからね。前半枠の並びを活かして上手く運んでの圏内ぐらいまでのイメージ。

×フライライクバード

　後はフライライクバードを軽めに押さえておく。条件自体は良いと思うけど、今回は相手が結構骨っぽくなるのと、ケフェウスSはルメールが完璧すぎたのもあるかなと。中京2000ｍ戦で60.8-57.4と超スローからの11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.7とロングスプリント特化の形で番手から楽に抜け出してそのままマキシの追撃をほぼ問題なく封じての１馬身半差完勝。強かったし坂スタートでスローで位置を取れて良さが出たと思うが、ルメールはこういうロングスプリントの競馬では最強騎手だからねえ。鞍上が弱化する中で、前半攻めて入って行けるか、後半ある程度仕掛けていけるか、この辺かな。まあでも押さえは必要。

sponsored link

で、「うまとみらいと」の何が凄いの？

↑無料登録できるので、私自身も使って試してみました。

「北条直人の競馬ブログ」より