本命01サーマルウインド＠スワンステークス2024予想

スワンステークス2024の予想

京都11R 芝外1400ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：東北東3m/s想定

馬場・風向き

　馬場は展望の段階では雨が降ると思っていたんだけど、どうも微妙だなと。というか今見たら晴れ予報になってるし、この短期間でも変わってる。まあこれが当たるかどうかも分からないのが今の天気予報の精度なのでね…。風は東北東からなのでHSが完全向かい風に、BSが追い風になる。向こう正面で追い風となっているので恐らくペースに多少の影響はあるかなと。

展開予想

　展開的にはちょっと読みにくいメンバー構成。セルバーグがどうするかだが、リズムよく前を取れそうならという感じではあるしスムーズさ優先なので外枠ならある程度じわっと来るだろう。ただ内からはサーマルウインド、クランフォードといったところもある程度はペースを作って入っていきたいってのはあるし、前目を狙ってくる。これに中目のウインカーネリアンが1400ｍ、近走ちょっとゲートが微妙ってところでどこまで絡めるか？という感じ。この辺が逃げ～２列目辺りの争いとなりそうで、これらを行かせつつノーブルロジャー辺りが好位の外、内からジョウショーホープ辺りも好位の内という感じでスズハロームで中団ぐらいかなというイメージ。

　ペースはそれなりに上がると思うし、34.0-34.5ぐらいで1:20.0前後を想定。

予想

◎01サーマルウインド
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04クランフォード
△08スズハローム
×03キングエルメス09ウインカーネリアン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サーマルウインド

　本命はサーマルウインドにした。CWでの追い切りの比較が難しいけど、時計ラップは地味目でも、余裕を持って良い動きを見せていたなと。

　まず1400での総合力が高い馬で、信越S勝ちが良い内容。新潟の1400ｍでペースは34.0-34.9とややハイ、11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 11.9のラップ推移。これで楽に先行争いから抑えてコントロールしながら直線でスッと反応して抜け出しての完勝だった。1400なら基礎スピード的に優位性が作れるし、そこで無理せずに上手くバランスよく運んで直線での一足を引き出すのが魅力。

　もう一つ新潟1400ｍになるが朱鷺S２着も良い。34.5-34.4と平均で11.4 – 11.9 – 11.5 – 11.3 – 11.6と中弛みからの3F勝負。これで逃げの手を打ってしぶとく出し抜いての２着。最後はテンハッピーローズに差されているが、ここの３着がルガルになるし、グレイイングリーン相手に１馬身ほどと余裕を持って推し切ったのは結構良い材料。

　今回は相手関係が結構混戦というか別路線の馬が多いなってのはあるんだが、その中で基礎スピードを持ちつつ緩んでも対応できて勝負所で動けるのは魅力。北九州記念は割とタフな馬場で
32.3-35.6と激流となり、逆に総合力で勝負したいサーマルウインドとしては前半特化になり過ぎたので。切り替えて京都1400で勝負したいね。

○？

▲？

△クランフォード

　後はどうも雨が大丈夫そうなのでクランフォードを連下で。まあ悩ましいところだがひとまず軽い馬場では前走ハイペースに対応してきたのは良い。前走豊明Sはコンクリに近いレベルだが、中京1400ｍで33.0-34.7とかなりのハイ、10.6 – 11.3 – 11.5 – 11.4 – 11.8のラップ推移でL3-2再加速は誤差程度。基礎スピードの質を高いレベルで求められた中で割と楽に番手外で流れに乗ってしっかり抜けてきた。まあラストは突き抜けきれなかったし、L1が11.8と結構落としたからね。レコードと言っても５着までは結構接戦でこれはそんなに評価してないが、対応はしたという感じ。個人的には２走前の瀬田特別勝ちの方がインパクトは大きい。京都1400の重馬場で35.7-34.0とかなりのスローからの11.7 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.4と後半L2最速ではあるが馬場を考えてもロングスプリントに近いラップを連続していると。この感じだと個人的にはマイルぐらいの方が良いかなとは思うが、一応対応してきたので連下で押さえる形。

△スズハローム

　スズハロームも連下で押さえておく。まあ難しいところだけど、ペースが上がったときに対応できればッてところで前走のCBC賞は1200の流れに合わせてきたのは好感。中京1200ｍで33.6-33.9と平均から12.2 – 10.3 – 11.1 – 11.4 – 11.0 – 11.5とL3-2再加速。これで好発を切って抑えて下げる形になって、本来欲しい位置より後ろになったのが痛かった。それでも４列目付近から捌きつつギアチェンジに対応できたのは大きい。1400ｍなのでもうちょっと意識的に前を狙ってほしいってのはあるんだけどね。その辺が追い切りを見てもちょっと怪しい感じはしたので押さえまでにした。

×キングエルメス

　大穴ヒモ枠でキングエルメスを抜擢。追い切りが良かったなってのが一つ。そのうえで、割と要所の一足が良い馬で、1400ｍでも総合力が求められる中で期待したいってのはある。昨年の睦月S勝ちが中京マイルで48.7-45.4と超スローからの12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.1 – 11.6とL2最速で番手からL2でスッと抜けてきた。ここがグラティアスやディヴィーナ相手なのでこの一戦は結構評価したいところ。本質的には使える脚が一瞬タイプだと思うし、個人的にはマイルだとそれがネックになることが多かったかなと。1400ｍで京都で、内枠である程度の流れを好位～中団で温存してL2の加速で内からスッとというのが噛み合えば３着ぐらいは警戒。まあ１年半ぶりになるのでリスクはあるが、こういう穴馬は積極的にね。

×ウインカーネリアン

　ちょっと悩んで下げた。追い切りがちょっとどうかなってのが。それと三浦は東京とか関東圏でのレースメイクは良くなってきているけど、京都1400はカギかな。特に３角手前で上り坂があるし、そこで不用意に緩めすぎると嫌やなと。ただパフォーマンス的には軽視できん。東京新聞杯でも強敵相手に46.1-46.2と平均で11.7 – 11.7 – 11.4 – 11.3 – 11.6とL2最速でしっかりとレースを作って息を入れての再加速でしぶとく踏ん張った。ギアの上げ下げは対応できるし、宮記念でも重馬場で34.9-34.0とスローだったとはいえしっかりと前を取って加速の競馬に対応はしてきた。軽めに押さえておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より