本命11ソウルラッシュ＠富士ステークス2024予想

富士ステークス2024予想

東京11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：南5m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階では良馬場。そこから深夜にかけて少し雨が降りそうだが、開催中は多分大丈夫、という感じ。稍重が残るかどうかぐらいで、メインのころには多分良馬場だと思う。風は南からなので３～４角中間地点が完全追い風

展開予想

　展開的には恐らく最内のバスラットレオンがハナを主張する形になると思う。これがある程度引き上げつつで、外からパラレルヴィジョンのルメールもある程度前を狙う、その外からバルサムノート辺りも絡んでくるかなと。この辺が先行しつつ、内からはミシシッピテソーロ辺りもある程度前で先行争い。これらを見ながら好位の外でロジリオン、ソウルラッシュ辺りになりそうかなと。

　ペースはそこそこ上がるとみて、45.8-46.0ぐらいで1:31.8ぐらいを想定。ただ読みにくいところもあるので幅は持たせる。

予想

◎11ソウルラッシュ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△07セリフォス
△16ジュンブロッサム
×03ミシシッピテソーロ15パラレルヴィジョン
３連複：◎軸○★△×BOX
３連複：◎○軸★△×流し
３連単Ｆ：◎○→◎○★△→◎○★△×

◎ソウルラッシュ

　本命はソウルラッシュにした。まあ難しいところだけど、展開がちょっと読みにくいしある程度流れてってケースもあるので。総合的に見て。

　まず今年の安田記念は結構意外に動けたなという感じはあった。東京マイルで稍重、46.4-45.9と平均、11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 11.4と中弛みからの3F勝負という中で中団の中目で進めながら。直線である程度仕掛けつつ、外からくるナミュールに合わせて追い出してという競馬で最後までしぶとくナミュールと併せてロマンチックウォリアーとの差を詰めてきた。この辺からも今のソウルラッシュは割と府中の坂の登りでも動けるなというのは感じたところ。

　そのうえでマイラーズC勝ちでは稍重で比較的時計が掛かっていた中で、しぶとく突き抜けた。45.6-46.9とややハイで11.5 – 11.5 – 12.0 – 11.5 – 11.9とL3-2で再加速。中団外目で正攻法で流れに乗って進めながら直線早い段階で伸び始めてL1で突き抜けた。内から食らいついていたセリフォス相手にL1で少し差を広げてきた辺りは流石。

　今回はペースも馬場も読みにくいところはあるし、その辺で内過ぎずに外の先行勢を見ながら好位まで持って行ける立場、かつ淡々と流れてもダービー卿で45.8-45.8で緩まない時計勝負に対応。直前追い切りは正直ピンとこなかったんだけど、中間10日のCWで80.9-36.8-10.7、団野が一杯に追い切ってかなり負荷をかけているからね。ここから入りたい。

○？

★？

△セリフォス

　連下にセリフォスを。追い切りが良かったので対抗までちょっと悩んだ面はあるけど、ここも内枠で並び的にちょっとどうかなってのはある。捌き切れないと簡単ではない。それと近走もパフォーマンスをちょっと落としているのが気がかり。前走の安田記念でも稍重で少し渋っていたとはいえ、46.4-45.9と平均からの11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 11.4と中弛みからの直線勝負。これで後方から直線ナミュールマークで進めていた割には伸び始めもイマイチでL1までジリジリだった。まあそれでもこの路線ならグループAレベルには入ってくるし、追い切りも良かったので警戒度を上げて連下までというのが妥当な評価かなと。

△ジュンブロッサム

　どうしてもゲート・二の足が甘いのでその辺やね。時計勝負には対応してきているので、ある程度流れたとしてもそこまで削がれずに戦えるとは思うが。２走前の水無月Sでは45.6-45.9と平均から11.8 – 11.5 – 11.9 – 11.6 – 10.9とL1最速。これで少し離れた好位の外で温存しながら入ったとはいえ直線L2でスッと伸びてそのままL1で突き抜けての３馬身差と強い競馬。この時の淀はそこまで極端な超高速って程でも無かったと思うし、結構印象的な突き抜け方ではあった。時計的にも1:31.5とこのレベルで対応できたのは良い。前走の関屋記念に関しては出遅れて後方から、47.7-45.2とドスローで12.3 – 11.9 – 11.2 – 10.9 – 11.2と3F勝負、ギアチェンジやトップスピードを求められているし、この形で後方から良く３着まで突っ込んできたなというレベルではある。頭数が多くなると位置取りも難しくなると思うのでその辺が鍵、前走ほど出負けせずにある程度流れて中団～やや後方ぐらいで入れれば。

×ミシシッピテソーロ

　後はヒモ大穴でミシシッピテソーロを狙ってみたい。前走多摩川Sの感じならマイルである程度流れたところで好位内内で上手く一足を使えれば面白い。東京1400ｍで35.1-34.0とかなりのスローだが11.4 – 11.3 – 11.0 – 11.2 – 11.8と中盤が速い流れ。これで番手外で進めながら逃げ馬を早めに潰して粘り込んだ。ちょっと仕掛けが強い展開だったし、これでラスト甘くなったのはある程度仕方ないと。個人的にはもうひとつ面白いのが豊栄特別勝ち。新潟マイルで48.4-45.2と超スローからの12.6 – 12.0 – 10.9 – 10.8 – 11.5とトップスピード戦。これで中団外からしぶとく伸び切って勝利。ここの２着がジュンブロッサムになるわけでね。もうちょっとやれる可能性を秘めた馬だし、ある程度流れてやれているので内枠から上手く潜んでというのが嵌れば結構面白い。

×パラレルヴィジョン

　後は軽めにパラレルヴィジョンを。ちょっと時計勝負になり切ったときに質的に？ってのはあるかな。本質的にマイルはちょっと短いとは思うので。ただスローで切れ負けするぐらいなら流れた中で前を取っての方がいいとは思う。ダービー卿は稍重でそこまで軽くない中での46.8-46.1で平均、11.3 – 11.0 – 11.4 – 11.4 – 12.3とコーナーでエエヤンが少し引き離す流れで番手外から追いかけてしぶとくこれをラストで捕えた形。個人的には高いレベルだと1800の方が良いかなとは思っているが、ニューイヤーSが46.1-46.2と流れて２列目内でしっかりついて行って11.6 – 11.6 – 11.6 – 11.3 – 11.7とL2最速で内からスッと反応して伸びてきた。この辺を評価して軽めに押さえる。

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「北条直人の競馬ブログ」より