本命15ハピ＠シリウスステークス2024予想

シリウスステークス2024の予想

中京11R ダ1900ｍ
馬場想定：良～稍、標準ダート想定
風向想定：南南東2m/s想定

馬場・風向き

　明日は雨が微妙だけど現時点ではそこまで降らない予報ではある。良馬場想定で、あっても稍重ぐらいまでとしたい。風は南南東からなので３～４角中間地点が完全追い風。

展開予想

　展開的には逃げ馬がはっきりしないし、このメンツなら豊のサンデーファンデーが主張してくる可能性が高いかなと。外のサンライズアリオンやサンマルレジェンドといったところが前目で主張していく可能性も結構高いと思うし、この辺が外から内に切ってくる。オメガギネスとしてはこの辺をどう捌くかというところで、ひとまず好位の内目ぐらいに収める可能性が高い。ロコポルティは多分オメガをマークするような感じの競馬になると思うが、ハギノアレグリアスがどこまで前半で入ってくるか？というのもあるので読みにくいね。外のハピは中団ぐらいからじわっと押し上げつつ好位まで意識してくる。

　ペースはそこまでは上がらないかなと。50.0-50.0ぐらいで1:58.0前後を想定。

予想

◎15ハピ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ハギノアレグリアス
△02オメガギネス
×07グリューヴルム09ビヨンドザファザー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ハピ

　本命はハピにした。流石に大外枠なので悩んだんだけど、今回の枠の並びを考えると割と外の逃げ先行勢が主体的に作っていくと思うので、それを追いかけつつ好位～中団ぐらいを狙える方が良いかなというのも。

　まず距離は1900ｍ以上の方がいい馬だと思っている。２走前の平安Sが京都1900ｍ戦でペースが48.5-49.7とややハイから48.5-49.7とややハイから12.8 – 12.7 – 12.2 – 12.2 – 12.6とL3最速タイで12.2と４角地点で速いラップを踏んでいる。これで中団の内内で進めながら直線で外に誘導というところがちょっと雑。それでも最後までしぶとく伸びて４列目から急追のクビ差の２着。ペースは速かったが中弛みもあったしそこで息を入れつつロスも少なめ、とはいえL1の伸びが良かった。個人的には道中少し息が入る方が良さが出ている印象で、その点では1900~2000ｍぐらいの方が今は良いと思っている。

　前走のプロキオンSでは小倉1700ｍ戦で46.4-50.3と超超ハイで基礎スピード特化戦。12.0 – 12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.6と緩みも無い中で中団外外からロスを追いかけてという形で甘さが出た。これは勝負所で動いて甘くなったというよりは1700ｍでこのペースでは忙しかったという見方やね。

　今回は1900ｍになるのと、良馬場であってほしいと思っていたが多分天気的には多少降っても高速化までは？という感じの予報。まあゲリラ的に降ったら運が無かったってところだろう…それでも対応はしてくるからね。本命にした。

○？

▲？

△ハギノアレグリアス

　後は連下でハギノアレグリアスを持って来た。まあ前走の平安Sがちょっと物足りないんだけど、この路線での安定株なのと中京では良さが出ている中で枠も良い。ゲートはカギだが好位内目を取れればかな。東海S２着時が中京1800ｍで50.2-48.6とかなりのスローからの12.6 – 12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.9 – 12.4とL2最速。これで好位の中目から捌いてL2の地点で伸びてきていたし、最後まで差を詰めてきた。良馬場でしっかりと差を広げたし坂加速もクリア。近走の内容的にももうちょっとやれて良いし、枠はちょっとギャンブルではあるが好位を取り切れればやね。

△オメガギネス

　馬場が高速化しなさそうなのと、枠の並び的に包まれてポジションがどうなるかちょっと悩ましく感じたので連下での押さえまで。ペースもある程度上がった方が良いかなとは思う。前走の三宮S勝ちが47.5-51.0と超ハイだったし12.3 – 12.5 – 13.1 – 12.6 – 12.8のラップ推移で好位の内目から３～４角で外に出してという形で突き抜けての７馬身差の圧勝と基礎スピード色がかなり強い。この形での圧勝なので、ペースが落ち着いて包まれてどうかはある。それと、４走前の東海S２着は強いが高速ダートでもあった。48.9-48.1とややスローだが12.4 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.1とL2最速での一足の鋭さを求められた感じはあるのでその辺が鍵やね。

×グリューヴルム

　後はヒモ穴枠でグリューヴルムを狙っておく。２走前のオークランドRCTが阪神2000ｍで62.0-64.1とかなりのハイ、12.8 – 12.6 – 12.8 – 12.9 – 12.9 – 12.9と消耗戦で中団から外々ぶん回して捻じ伏せてきた。まあ後半は速いラップを踏んでないのでそこまでロスは気にならんが、基礎スピード戦で消耗せずに戦えているのは良い。東京2100ｍだとペースが上がり切らずに届かないケースが多い印象だし、金蹄Sも62.3-62.6と平均で12.6 – 12.8 – 12.6 – 12.1 – 12.5とL2最速。これで中団から坂の登りで結構伸びてきて、L1ちょっと甘くなったし個人的には坂の上りでは動けるタイプだと思う。中京1900ｍで位置が取れれば言うこと無いが、まあ中団からでも坂の登りでの伸びに期待して３着ヒモ穴程度なら。

×ビヨンドザファザー

　後はビヨンドザファザーを。出来れば道悪が欲しかったが、まあ良馬場でリズムを守っての差し込みを警戒。左回りでL2で坂の上りのあるコース（日本の新潟以外の左回りは全部L2に坂があるよね）で良い伸びを見せる。マーキュリーCでも良馬場とはいえ盛岡の高速ダート、恐らくハイペースの流れで後方から３角入りでもちょっとスムーズに誘導できなかったが、そこからは強引に外々を回して下りで速度に乗せつつL2の坂の登りでしぶとく差し込んできた。L1でクラウンプライドにハナ差まで強襲したし、距離自体は問題ないと思う。出来れば高速ダートの方が良かったとみているが、軽めには押さえたい。

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「里見正人の競馬ブログ」より