本命02フライライクバード＠新潟7R 関越ステークス 予想

関越ステークス(OP)予想

新潟7R 芝外1800ｍ
馬場想定：良～重、高速馬場想定
風向想定：南西2m/s想定

馬場・風向き

　今週新潟は暑熱対策の関係でメインが7R…。

　馬場は金曜正午で良馬場、ダートが稍重なので少し雨は残っている。明日は雨予報なので多少悪化すると思うが、それでも夏の新潟で普通に考えれば多少の雨なら限定的かなと見て、普通の高速馬場想定としておく。風は南西からなので３角地点が完全追い風に。

展開予想

　展開的には結構難しいところはある。シルトホルンがある程度主張する可能性が高いし逃げも視野。グランスラムアスクも本音を言えば逃げたいが、出足が今は微妙なのでシルトホルンが外から切ってきたときにそれを行かせてからになりそうかなと。この辺がちょっとポイント。クルゼイロドスルは外のシルトホルンを行かせて好位ぐらいで良いと思うし、内だのスパイラルノヴァの方が前かな。アスコルティアーモ辺りも先行策。

　ペースはある程度は上がると思うが、それでも道悪の意識でとなると上がり切るところまでは？やね。47-46ぐらいで1:45.0前後を想定。

予想

◎02フライライクバード
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04クルゼイロドスル
△07セレシオン
×09アスコルティアーモ14ブラックマジック
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎フライライクバード

　本命はフライライクバードにした。悩ましいところだが、白富士Sがかなり強かったのと、流れてもやれる馬なのでね。１週前のCWでの追い切りも良かったので枠も含めてトータルで。

　まず前走の白富士Sでは東京2000ｍで良馬場、59.5-57.7とかなりのスローからの11.9 – 11.8 – 11.3 – 11.4 – 11.4と後半ロングスプリント。これで好位の外からしぶとく伸びてL2で先頭列付近まで来たからね。L1でロスがあった分だけ甘くなったのと、L2以降は左手前に戻していて割と左手前に依存していたってのはあるが、それでもシルトホルンを楽に撃破しているのは大きい。

　大阪城Sでは良馬場の阪神1800ｍで結構面白い競馬。46.5-46.2と平均で流れたし、11.9 – 11.8 – 11.3 – 11.4 – 11.4とL3最速で４角地点で速いラップをという流れの中で好位の外から結構流れに乗って、４角でもロスがありつつもL2で伸びて先頭に立ってきた。L1でちょっと甘くなったが要所での反応が良かったのが魅力的。

　今回は道悪ではあるけど時計はそれなりに出るという想定、そこまでペースも遅くならんだろうとみて、その中で流れてしっかりと鋭さを引き出せているのが大きいかな。近走のパフォーマンスを評価、17日のCWで80.7-35.4-11.0を一杯とはいえかなり出してきた。この感じなら。

○？

▲？

△クルゼイロドスル

　後は連下にクルゼイロドスルを。1800ｍでも高いレベルでそこそこやれたのは大きい。前走のメイSが東京1800ｍで47.6-45.7とかなりのスローからの11.8 – 11.5 – 11.2 – 11.2 – 11.8とロングスプリント。これで２列目の外からの競馬になったし、L1でちょっと甘くなったが要所の反応は出来ていたと。マイルではあるがファイナルSではタフな競馬に対応。中山で46.1-47.1とややハイで11.2 – 11.6 – 11.8 – 11.5 – 12.2と割と淡々としつつもL3-2で再加速の一足。３角辺りで逃げる形になり、そこからは少し早めに仕掛けて抜け出してというところでラストはボルザコフスキーに差されているけどこういう競馬でもしっかり要所で動けている。まあ現状ではワンパンチ足りない所はあるが、前目からしっかりとギアチェンジで一足を引き出せるので内枠は良い。後は前目内目からの一足を警戒。

△セレシオン

　連下にセレシオンを。まあ悩ましいところで本音を言えば高いレベルだと前半の基礎スピード面でどうか？はある。その点で道悪で少し渋ってってのは良い材料かな。前走の弥彦Sが５月新潟で良でもそこそこ時計が掛かる中、48.7-46.1と超スローからの12.7 – 12.1 – 11.2 – 11.2 – 11.6と3F勝負。これで中団で温存して後半特化で外からジリっと伸び続けてラストで突き抜けた。正直距離自体は2000ｍぐらいの方がと思わなくはないが、この条件でペースがそこまで上がり切らずに温存できればの警戒。

×アスコルティアーモ

　軽めにアスコルティアーモを押さえる。前走のセンテニアルパークSは適性的には結構良いがインパクトはもうちょいほしいという感じ。京都1800ｍで稍重、雨が降っていたしそこそこには悪化していた印象ではある。その中で48.3-46.3とかなりのスローからの12.3 – 12.2 – 11.9 – 11.0 – 11.2と2F戦。馬場が渋った中で仕掛けが遅いギアチェンジ戦で反応して逃げるケイアイセナをしっかり競り落とせた点を評価。パフォーマンス的に上でいきなりとまではだが、馬場やギアチェンジ面は活きてくると思うので軽めに押さえる。

×ブラックマジック

　後は大穴でブラックマジックを。前走の白富士Sも悪くなかったし、道悪は合うかもなと。白富士Sに関しては東京2000ｍで59.4-57.8とかなりのスローからの11.9 – 11.8 – 11.3 – 11.4 – 11.4とL3最速で11.3という程度のロングスプリントの競馬で好位の内からラストまでジリっと食らいついてきた。道悪ではケフェウスS４着が結構面白い。中京2000ｍで62.6-58.6と超々スローからの12.2 – 12.1 – 11.6 – 11.2 – 11.5と3F勝負でL2最速11.2。この形で好位外からコーナーでちょっと甘かったが直線に入ってしぶとく伸びてL1で差を詰めての４着。ここがアドマイヤビルゴやマリアエレーナ相手にそこそこやれている。少し渋った1800ｍでゆったり運んで直線勝負、となったときにL1で差し込んでという期待は持てそう。恐らく大穴なのでヒモで遊びたい。

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「里見正人の競馬ブログ」より