競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

本命14ウォータールグラン@福島11R バーデンバーデンカップ 予想

time 2024/06/29

バーデンバーデンカップ(3C)予想

福島11R 芝1200m
馬場想定:良、標準馬場想定
風向想定:東2m/s想定

馬場・風向き

 開幕週なのでわからんが、最近の夏の福島はそんなに時計が出ないので一応標準ぐらい、軽くともやや高速ぐらいまでとしておく。金曜午後から雨がぱらつくかも?という感じなので、影響も若干意識しつつ標準という感じ。風は東からなので3角地点が完全追い風。

展開予想

 内からアシャカタカが主張するだろうが、大外のウォータールグランも競ってくるだろうと。この2頭で、やりあう形を想定。その後ろのスペースをプロススペリダード・ピンクマクフィー辺りが追いかけつつ内に切る。メイショウフンケイ・エコロレジーナ辺りも前で、ウインモナークが好位外かなと。

 ペースは上がると思う。33.5-34.7ぐらいで1:08.2前後を想定。

予想

◎14ウォータールグラン
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△03キタノエクスプレス
△07プロスペリダード
×02プッシュガーデン10ハーモニーマゼラン
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウォータールグラン

 ここは思い切ってのウォータールグランからの勝負。逃げられなければ難しい馬だし大外枠なのでリスクはあるが、行き切れればという馬。アシャカタカぐらいなら思い切って競り落としてほしい。

 4走前の2勝クラス勝ちがなかなかのインパクト。阪神1200m戦で33.3-34.9とかなりのハイ、12.0 – 10.5 – 10.8 – 10.9 – 11.6 – 12.4と消耗戦のラップを外枠から逃げて刻んで押し切っている。ここの2着がキタノエクスプレスになるわけでね。これに対して2馬身近く余裕を持って振り切っている以上、自分の形に持ち込めればチャンスはあるのと、前半型で基礎スピードを活かした方が良い。

 前走のライスシャワーCは高速京都1200なので34.1-33.7と平均でもややスロー寄りで流れなかったし、12.1 – 11.0 – 11.0 – 11.0 – 11.3 – 11.4とコーナーで速いラップを連続。これでペースを引き上げ切れなかったので後半この馬としては34.7でまとめているけど33秒前後の決め手を使える馬には成す術がない。

 京都1200は基本的にトリッキーなので、ここで基礎スピード型が飛ばせずに切れ負けするのは良くある話。3,4走前の内容で考えても1200でハイペースを刻んで逃げ粘るのが好走パターンのはず。ここで思い切ってハナを取り切れれば好勝負かなと。

○?

▲?

△キタノエクスプレス

 後は連下にキタノエクスプレス。良い馬だけど1~2番人気だろうというのと、枠は良いけど本質的にはペースバランスがそこまで上がらない方が良いのでそこかな。実際2走前の阪神1200m戦では33.3-34.9とかなりのハイを刻まれてウォータールグランに完敗ではあるのでね。近走の内容は評価するし最上位の一頭だけど、福島1200でペースが上がるのがベストの馬では無い、という感じで連下かな。

△プロスペリダード

 こちらは逆に適性的にはここで良いと思うがパフォーマンス的にそんなに?という中で1,2番人気想定。2走前の33.0-36.4と超々ハイで11.7 – 10.3 – 11.0 – 11.7 – 12.0 – 12.7のラップ推移を好位の外から正攻法でしぶとく踏ん張り3着は守った。2着争いは僅差3頭で接戦だったし、まあここのレベル自体も微妙なところはある。前走の船橋Sでは先行して甘かったし、正直この辺が最上位の人気なら穴目からの勝負にはなるな、と感じたぐらいだからね。まあ枠の並び的にもハイペースで前目内目は狙えそうで残り要員では狙っても良いけど、正直強く狙うにはパフォーマンス的にはそんなに抜けてないぞ、って感じやね。

×プッシュガーデン

 後は軽めにプッシュガーデンを。本当はこの辺を強く狙ってもと思うんだが、近走の内容が悪いし、多分馬場が軽い方が良い。個人的には直前で馬場が高速状態と判明するなら単穴を入れ替えても良いかなと思うぐらいの馬ではある。5走前の醍醐S2着が京都1200mで32.9-34.4とかなりのハイから11.9 – 10.4 – 10.6 – 11.0 – 11.6 – 11.8と単調な基礎スピード戦。これで外枠から好位外外を回して直線しぶとくL1で差し込んでの2着。ショウナンハクラクにはここでも離されているが、高速京都1200で求められる前後半のバランスを高いレベルで見せてきた。個人的には突き詰めると高速馬場で自身平均ペースぐらいが良いと思うので、この枠で中団で運んで嵌ればってところはある。近走の内容が悪いし時計が掛かると微妙なので悩ましいが…開幕週で馬場が軽い可能性もあるからね。軽めに押さえておく。

×ハーモニーマゼラン

 後はハーモニーマゼランを軽めに。本当はこれも強く狙いたいところなんだけど、どうにもゲートが悪いのよね最近。以前になるがイメージとしては昨年船橋S3着の内容。中山1200の稍重で33.5-34.6とかなりのハイ、11.9 – 10.6 – 11.0 – 11.0 – 11.4 – 12.2と単調な基礎スピード戦で外枠から逃げて粘り込んでの3着。ここがヨシノイースターやシュバルツカイザーといった強敵が相手なわけで、正直このメンツならパフォーマンス的には最上位。ただ逃げてのものだし、そもそも近走が逃げられてない。2走前のアクアマリンSも案外。まあ狙ってもここまでにしておくべきか、という感じやね。

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何悪。分析note2023



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