本命15ヴォイッジバブル＠安田記念2024予想

time 2024/06/02

folder 2024重賞まとめ予想

安田記念2024の予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：稍～重、やや高速馬場想定
風向想定：南2m/s想定

馬場・風向き

　土曜は正直超高速馬場だなと思って見ていたけど、日曜は20mm程度は雨が降るかな？という結構まとまった雨が降りそうと。12:00~結構降りそうで15:00ピークっぽい感じなのでこれがちょっとずれるかどうかというのもある。まあ道悪にはなりそうで、稍重～重で想定。ただここまで軽いと悪化はし切らないとみてやや高速までで想定しておく。風は南からで３～４角中間地点が完全追い風。

展開予想

　ここはまあある程度展開予想はしやすい一戦かなと。ウインカーネリアンが中目から鼻を主張していくだろう。これを見ながら外からヴォイッジバブルが番手を狙ってくる。この２頭が基本的にはレースを作る感じになって、内からはドーブネも２列目内狙いでガイアフォースがその後ろで好位内という感じかな。フィアスプライドがウイン、ヴォイッジを見ながら２列目の外辺り。エルトンバローズはそれよりは後ろで好位の外目というところ。セリフォスはその辺を見ながら中団外かな。ソウルラッシュは中団の後ろぐらいとなりそうで、豊のナミュールもこの枠だと位置取りは難しくなりそう。

　問題はペースよね。雨が降ると思うし、馬場の悪化はそこまでいかないとは思う。その中で騎手の意識がどうなるか。今の三浦がこの状況でどういうレースを作ってくるか楽しみもあるが、基本的にそこまで上げきれないだろうという意識で進めたい。46.5-45.5ぐらいで1:32.5前後に置いておく。多分ある程度ギアチェンジを求められるかなと。

予想

◎15ヴォイッジバブル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ガイアフォース
△12フィアスプライド
×06ドーブネ10ソウルラッシュ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヴォイッジバブル

　本命は香港馬ヴォイッジバブルで勝負したい。最初から単穴ぐらいでは強く打つつもりでいたが、総合的に見て本命に引き上げたという形になる。

　まず前提としてヴォイッジバブルの一番の評価は総合力の高さにある。ゲートよく要所でもある程度動ける。香港マイルではここで当然最先着。シャティンの1600ｍ戦で47.98-46.12と日本式で47.0-46.1程度に補正、ややスローぐらいだし、そこからの12.01-11.66-10.92-11.53と後半4FでL2最速10.92とトップスピードの質を求められた。これで２列目の内で進めるんだが３～４角で前の壁に突っ込んでスペースがない状況で直線進路をというところで先に外から勢いづいていたゴールデンシックスティに抜け出される形。ここでナミュール、ソウルラッシュを完封できているというのは一つ評価できる材料で、スローから機動力をという競馬でスムーズでなくても対応してきた点は大きい。

　スチュワーズカップ勝ちも良い内容。同じくシャティンマイルで47.95-46.02、日本式補正で47.0-46.0とややスローからの11.97-11.46-10.91-11.68のラップ推移で２列目内から３角までに外目に誘導して、前のビューティーエターナルマークだが楽にこれを捕えて突き抜けての１馬身1/4差と良い競馬。

　前走のチャンピオンズマイルでは物足りなかったが要所で思ったより動けなかった。ただ稍重で48.03-46.49、日本式でも47.0-46.5とバランス的には前半ちょっと速かったし時計も少し掛かっていたとは思う。その中でジリっぽかった。まあドバイ遠征明けでもあったのでその辺も響いたかなと。

　個人的にはまず府中だと雨が欲しかったかなと思う。割とギアチェンジが求められた方が良い、前目からの一足タイプだとは。それに日本馬の上位勢がロングスプリント向きが多いというのもある。その辺との比較で見たときに、雨が降ってペースが落ち着き紛れが生じる展開になった方が面白いだろうと。その中で枠の並びも良く、しかもバランスが大事な馬を扱わせるのは上手い香港のザカリー・パートンに替わるのは個人的には大歓迎。条件が揃ったし人気も薄いので思い切ってここから勝負。

○？

▲？

△ガイアフォース

　後は連下にガイアフォースを。昨年安田記念が良かったし、府中適性・パフォーマンスという点でもバランスよくという一頭で重い印も考慮したが…要所での動きがそこまででもないので内枠が鍵やね。安田が46.0-45.4と平均で11.8 – 11.6 – 11.1 – 11.2 – 11.5と緩んでのL3最速。これで中団中目から直線での追い出しとなるがここでちょっと反応が甘く前のダノンスコーピオンが邪魔でちょっと下がってしまう。L1では盛り返して伸びてきたし、この辺は良い材料。ただロングスプリント向きの馬だとは思っているので、その点では内枠で雨が降ってペースに淀みが生じたときに？ってのはちょっと気になったかな。その点でも重い印は打てなかったという連下。

△フィアスプライド

　後はフィアスプライドを。正直ヴィクトリアマイルはある程度やれたけど、淡々と流れてしまうとちょっと足りないかなとは思っている。45.4-46.4とややハイで11.6 – 11.4 – 11.6 – 11.7 – 11.7と淡々と。これで２列目の内で勝負して直線で外に出してスッと反応してきた。ただラストは甘くなったし時計的にも1:32.0程度なので流れたことを考えればそこまででも。ただフィアスプライドの場合はスローで結構切れる。府中牝馬Sでも東京1800ｍで48.0-46.1とかなりのスローで12.0 – 12.2 – 11.3 – 11.2 – 11.4と3F勝負。これで後方で温存して直線鋭く伸びてきて接戦まで詰めてきた。個人的には割と後半型でも良い馬だし、今は前を取れるようになってきた。前目でスローでという形で化ける可能性もあるので連下で警戒。

×ドーブネ

　後は大穴枠でドーブネを拾っておく。そもそもマイルは忙しいという認識なので、マイルで狙うとしたら前半で紛れがある場合。ドーブネ自身は逃げて結果を出しているが控えてもスローなら問題ない。ポートアイランドSでは阪神1600ｍだが48.1-45.4と超スローで12.2 – 11.8 – 11.0 – 10.9 – 11.7と3F勝負を番手で進めてしっかりと抜けてきた。スローで余力を持てさえすれば後半は結構鋭く動ける。キャピタルS勝ちも東京1600ｍで48.0-45.3と超スローで12.1 – 12.1 – 11.2 – 10.9 – 11.1と3F勝負。逃げてL2最速坂の上りで３番手以下は見事に出し抜いていた。この機動力が武器で馬場が重い方が良い、ペースも遅い方が良い、前がどう乗るかはわからんがウインの後ろは狙いやすい。紛れたときに不気味さがあるのはドーブネやね。中山記念はほとんどつながらないと思うけど、だからこそ人気にも全く関与していない。マイルは忙しいが前半が遅ければギアチェンジは活きてくるので大穴枠で拾っておく。

×ソウルラッシュ

　悩んでソウルラッシュを拾う。正直想定している展開なら府中の坂の上りの加速で結構置かれがちなソウルラッシュは嫌いたいところ。ただ近走がパフォーマンスを上げてきているので軽視し切れなかった。前走のマイラーズCは稍重で45.6-46.9とややハイで11.5 – 11.5 – 12.0 – 11.5 – 11.9とL3-2で再加速。こういう競馬では強い馬だがそれでも中団外から楽に突き抜けてセリフォスに２馬身弱、差を広げてきたからね。昨年の安田記念が46.0-45.4と平均で11.8 – 11.6 – 11.1 – 11.2 – 11.5のラップ推移。中団中目からL2では前にスペースをしっかり確保できて追われていたが伸びあぐねていた。これを嫌いたい。基本的に府中向きではないと思っているので、後は近走良くなっているのでどこまでやれるか、やね。紛れなければ面白いけど紛れる可能性があって馬場も悪化し切らなければちょっとバランス的に難しい馬だと思う。