本命17ピューロマジック＠葵ステークス2024予想

葵ステークス2024の予想

京都11R 芝内1200ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は超高速馬場で良いだろう。風は北北西からなので３～４角中間地点が完全向かい風。

展開予想

　展開は難しいところだが逃げ馬候補は多い。特に大外を引いたがピューロマジックは主張してきそう。内からはモズトキキ、エトヴプレもいるがこの辺は無理にハナをというところまでは？かな。外のピューロマジックが足を使いつつもペースを引き上げてという形になるとみる。

　33.5-34.3ぐらいでややハイ前後、1:07.8前後を想定。

予想

◎17ピューロマジック
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ナムラアトム
△03ガロンヌ
×04ニコラウス10エトヴプレ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ピューロマジック

　本命はピューロマジックにした。結構悩んだんだけど、枠の並びとなったときにいっそ思い切ってハナを取りに行って内に切って行ける逃げ馬が良いなと。

　もともとピューロマジックは評価していたんだけど、近走の内容からもコントロールして後傾でも良いし、距離に関しては前半をコントロールすれば1400でも良いとは今でも思っている。ただ３走前のさざんか賞は快速を見せた。阪神1200ｍで32.6-35.9と超々ハイ、11.7 – 10.3 – 10.6 – 10.8 – 11.8 – 13.3と基礎スピード特化戦。これで逃げて内から楽にハナ。基礎スピード面で楽に引き離したがこうするとラストはちょっと甘い。

　面白いのが２走前の京都1200ｍ戦の勝ちっぷり。これが34.7-34.1でややスローで支配、12.2 – 11.3 – 11.2 – 11.1 – 11.1 – 11.9とコーナーで速いラップを踏んでしぶとく寄せ付けずの２馬身差完勝。この時の京都はかなり時計が掛かっていたので、本質的には前半をセーブして中盤コーナーで速いラップを踏んでという形で良いと思っている。

　超高速馬場で基礎スピードの質を求められても良いと思うが、出来れば少しコントロールできた方が良い。その点では京都1200で序盤でしっかりハナを取り切ってコーナーで上げ切らずに上手く運べればやね。テンが速いし和生なので主張し切ると思う。多少速くなっても良いが京都だしできれば33秒台半ばぐらいまでで入ってほしいかな。

○？

▲？

△ナムラアトム

　後はナムラアトムを軽く。質的にどうかはあるがそもそも軽い馬場での後傾の競馬を経験していないからね。２走前の京都1400ｍ戦は結構面白い。35.4-34.4とややスロー、11.6 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.3とL1最速。３～４角で緩んだところで後方外だが前が壁で直線で外。それでも進路を取ってすぐ動いていたので思ったよりも動き出しが良いなというのが一つ。それと前走のファルコンSでは中京1400でのハイペースに対応できている。33.8-34.7とややハイで11.1 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.9とL2最速。前半の基礎スピードを強めにだが総合力を求められた中で好位からある程度流れに乗ってL2では食らいついて２番手争い。L1で甘さが出たが流れてもやれた。前半も後半もそこまで素材的に目立つほどではないが、今回は枠が良い。そこでの一押しを期待しての連下。

△ガロンヌ

　1200への対応はカギで前半は苦労するが、後半で質的に足りるので３～４角内内からの差し込み警戒。前走の橘Sは京都1400ｍ戦で34.8-34.2でややスロー、11.3 – 11.3 – 11.5 – 11.4 – 11.3と後半はある程度ラップを維持というところで中団外から進めてL1再加速で突き抜けた。まあL2ですっと伸びてきたので伸び始めも良かったし恐らくこの馬の自己ラップだとL2最速だとみているが、要所で動けていたしある程度トップスピードの質という点でも見せてきた。後は流れて脚を使って甘くならないかどうか、４走前の未勝利とかもマイルだが前半で脚を使って甘かったし基本後傾の馬だからね。1200は本来ちょっと忙しい可能性が高い。３～４角でやり過ごしての差し込み警戒要員。

×ニコラウス

　後はニコラウスを。この辺も結構際どいところだし、トップスピードの質は高いレベルにあるので京都1200だとちょっと不気味ではあるが前走で位置取りという点ではある程度クリアできたし不気味さはある。３走前の東京1400ｍ戦が35.3-33.8とかなりのハイで11.5 – 11.8 – 11.4 – 11.4 – 11.0とL1最速。ソンシには抜け出されたがラストまでしぶとく伸びて２着は楽。位置取りの問題はあるしどちらかというとトップスピードに乗ってからの馬なのでそこが鍵だが、高速京都1200で前半は後ろになっても３角下りから勢いに乗せていけるのは良い材料かなと。ある程度後ろになる想定ではあるが、その中でもある程度前が引っ張り、３～４角で内内を通して、というところでラストの鋭さで圏内ぐらいは、かな。

×エトヴプレ

　最後はかなり悩んでエトヴプレにした。個人的には阪神1400ｍで基礎スピードで引き上げて消耗させて良さが出る馬って高速京都1200との親和性が低い印象ではあるんだよね。まあ逃げなくてもやれるしこの枠なので微妙だがある程度前目内目を狙えるかなと。２走前のフィリーズレビューは33.8-35.1とかなりのハイで11.1 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 12.0と単調な基礎スピード戦に持ち込んで後ろの脚を削いだ。この競馬がベストかなと思うし、桜花賞でもそうだがマイルで平均ペースぐらいでも対応できているからね。個人的には1200だと前半の基礎スピードの質でそこまで優位性を作れるか？というのと、後半ある程度速いラップを求められるのでその辺かな。まあ悩んだけど、内に差し・追い込み勢が多くて割と良い位置をと狙うチャンスはあると思うので…押さえておく。

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「里見正人の競馬ブログ」より