本命15ウインマーベル＠京王杯スプリングカップ2024予想

京王杯スプリングカップ2024の予想

東京11R 芝1400ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：南7m/s想定

馬場・風向き

　馬場は先週を見る限りでは超高速馬場で良いだろうなと。風は南からなので３～４角中間地点が完全追い風だが結構強めに吹くので少し意識しておく。

展開予想

　ここはとりあえずメイショウチタンがハナを主張していくだろう。内からこれに対してリュミエールノワルが抵抗しつつ行かせて２列目内を狙う。外からはダディーズビビッドが先行策、バルサムノートが出負け癖がある中でリカバーして２列目外までくるか、ウインマーベルが取るかといったところ。基本的には外から内に先行勢が切ってくる形になると思うし、そこから多少の中弛み気味はあるかもしれない。

　一応イメージとしては34.2-34.2ぐらいで1:19.8前後としておく。多少中弛みはあるかもしれんが３～４角は追い風になるのでその辺がどう出るかやね。

予想

◎15ウインマーベル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01トウシンマカオ
△04レッドモンレーヴ
×02リュミエールノワル12メイショウチタン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウインマーベル

　本命はウインマーベルになった、という感じかな。まあ突き詰めると府中よりは阪神の方が良いと思うが、昨年でもあの形で２着なので外枠でスムーズならというところ。

　阪神カップ勝ちが強く、阪神1400ｍで33.1-35.0とかなりのハイからの10.6 – 11.2 – 11.4 – 11.6 – 12.0と単調な基礎スピード戦。これで内枠から好位で進め、３～４角では外から勝負に行って直線しぶとく抜け出しての勝利。この展開でグレナに3/4差は結構立派、右手前で走り切っている点はあるが強い競馬だったと思うし基礎スピードがある程度求められた方が良いだろう。

　昨年の京王杯スプリングカップでは東京1400ｍでも34.9-33.7とかなりのスローだったし、11.5 – 11.7 – 11.3 – 11.0 – 11.4と3F勝負でL2最速と割と坂加速が求められたしトップスピードの質が必要だった。これで好位で進めていたがちょっと切れ負けしてL2では外からきたゾンニッヒにも交わされていた感じだし、もちろんレッドモンレーヴに切れ負けしている。L1は伸びていたのでギアチェンジが強く求められたのはあるかなと。

　今回は外の先行勢をある程度追いかけながら入りやすいと思うし、昨年よりペースが上がる可能性は高いだろうからそこで前半でしっかりと位置を取って運べればもうちょっと楽だろうというのはある。エンジンのかかりが良い方ではないので３～４角で追い風というのもいいだろうし、好位の外から正攻法で進めてほしい。

○？

▲？

△トウシンマカオ

　今回一番悩んだのがトウシンマカオかな。強い印を打つ選択肢は無かったけど、連下～消すまでの範囲では悩みどころ。個人的には右回り巧者でかつ出し切りたい、エンジンがかかってからがいい馬。京阪杯がトウシンマカオのイメージで良いと思っていて、京都1200で33.7-33.7と平均で12.3 – 10.6 – 10.8 – 11.0 – 11.3 – 11.4と淡々。コーナーで速いラぷを踏んでいる中で、３角の下り坂で勢いに乗せながら３～４角で速いラップを外々回してでも勢いに乗せて直線ズドン。この過程がトウシンマカオにとっては良いと思っていて、オーシャンSもそうだが下り坂で惰性を突けた方が良いのと右回りの方が良いんだろうというのが。中京1200でどうしても崩れる馬で、特に今年の宮記念は重馬場でも34.9-34.0とややスローだったし12.5 – 10.8 – 11.6 – 11.4 – 11.0 – 11.6とL2の坂の上りの加速で伸びあぐねていた。３歳時には東京1400で鋭く抜けているし難しいところだが直線だけの競馬だった。左回りでのコーナリングが得意でない可能性も結構あるし、上り坂加速よりは下り坂で勢いに乗せた方が良い。色々踏まえて消すところまで考えたが、南風が結構強いのと後傾でのトップスピード戦自体は合うと思うのと、リュミエールノワルの直後を取れる可能性が結構高いなというのも含めて連下にしておく。

△レッドモンレーヴ

　枠がなあ…枠の並び的に内枠だと今回は外から内に各馬が切ってくる形になると思うので、ポジが取れない追い込み馬が下げ切って外になると思う。まあそれでも良いんだけど、今回は昨年ほどゆったりした流れにならないだろうというのもあるかな。昨年は34.9-33.7とかなりのスローだったし、11.5 – 11.7 – 11.3 – 11.0 – 11.4と3F勝負で直線でのトップスピード戦で違いを作ってきた形になる。富士Sみたいにマイルだと45.2-46.2とややハイで淡々と流れても出し切って届くけど、1400ｍだと前半の基礎スピードの質的にちょっと難しくなりそうだし、下げ切ったときに前が平均ペースでかなり縦長まで持ち込めていると？やね。昨年ほど楽ではないだろうというのはその辺かな。

×リュミエールノワル

　後は枠が良いのでリュミエールノワルを軽めに。どうしても使える脚が一瞬タイプで、前半の基礎スピード面で良さが出ていたところを府中1400ｍでとなるとどうかな、という感じ。前走の湘南Sも好時計がちだが33.8-34.5とややハイで11.2 – 11.6 – 11.3 – 11.3 – 11.9とL4でちょっと緩んでのL3最速タイ。仕掛けがちょっと強かったのもあるが、番手で進めてL2で抜け出しかけてL1で甘さが出た。流れても一足は使えるのが魅力だと思うが、本当に一足という感じなので府中でこのメンツだと２列目内から流れに乗ってどこまで粘れるかだという感じでの×。

×メイショウチタン

　後はマイペースで逃げられそうなメイショウチタン派軽く警戒しておく。近走の感じだとマイルが合い出している感じはするんだけどね。前走の谷川岳Sでは新潟1600で良でも時計が掛かる中、46.8-46.8と平均から11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.4 – 12.2と緩めてのL2最速で11.4という程度。これで逃げて後続の脚を削いでしぶとく踏ん張り２着争い大接戦から１馬身制しての勝利と結構意外な勝ち方だった。1400でも良い馬だがちょっと緩めた方が良さが出ている感じなのでその辺が噛み合えば。南風が強いのでそこがちょっと気になったが軽めには押さえておく。

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「里見正人の競馬ブログ」より