本命11マテンロウレオ＠天皇賞春2024予想

time 2024/04/28

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天皇賞春2024の予想

京都11R 芝外3200ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：静穏0m/s想定

馬場・風向き

　今週は水木で雨が降って土曜の時点では良馬場だけどちょっと残っている感じはあるかもしれん。馬場読みがかなり難しいね。先週土曜は顕著に高速馬場だったので、先週日曜雨開催で悪化してという可能性もあるし、晴れて高速化する可能性もあるし、正直馬場がとにかく読みづらいなってのが本音。どう転ぶか読めん…御池特別結果待ちだったんだけど、土曜は標準よりちょっと重い感じはある。風は静穏想定で、ほとんど影響ないだろう。

展開予想

　展開予想は今回もyoutubeにアップしました。ただ土曜競馬前（金曜深夜に作成）なので、土曜の馬場を見てさらに悩むな…という感じではある。ただ、ここは俺のノリがハナを主張して単騎気味になると思っている。先行勢がディープボンドや外からテーオーロイヤル辺り。これにこの距離でギャンブルするなら前だろう、ゴールドプリンセス辺りも先行策を取ってくると思う。外のドゥレッツァはゲートが甘いので一歩目が遅れてからどこまで持ってこれるか、現実的に好位外ぐらいかなと見る。

　ペースは単騎想定なのでちょっと難しいところ、土曜の馬場次第というのもあるが…一応マテンロウレオの位置で60前後、離れた番手で61.2ぐらいかなという感じ。一応マテンロウの字面の想定で、60-75.5-59.5で3:15.0前後としておくが、標準馬場でという感じで。高速ならもうちょっと時計も詰まってくると思う。

予想

◎11マテンロウレオ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01サリエラ
△07タスティエーラ
×12ドゥレッツァ16チャックネイト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎マテンロウレオ

　滅茶苦茶悩んで本命をマテンロウレオにした。まあ面白いと思っていたのは間違いないし、前走の日経賞の負け方も個人的にはよしよしという感じ。

　まずこの馬はある程度長距離での有酸素運動の勝負に目途を立てているというのが一つ。昨年の春天が59.7-75.6-60.8とややハイでハナを切れなかった。これで中団から好位の中目を通してそれなりに抵抗出来ていた。個人的にはこれがタフ馬場で出来ていたのは大きいかなと思う。

　本質的に軽い馬場の方が良い馬だとは思っていて、京都記念で２着した時が良い競馬59.5-59.0と平均、これで12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.6のラップ推移でL2最速。３列目内から前のプラダリアをラストで捕えた。本来なら２列目内を取れたと思うが、最序盤でちょっと控えて半端になったからね。もうちょっとやれて良い。

　日経賞は良い負け方だなと思っていた。中山2500ｍで馬場も重めだったし、60.0-60.7で平均で12.2 – 12.3 – 11.8 – 12.0 – 12.4と道中も緩めなかったしそれで後ろに仕掛けられてL3最速でという競馬になってしまった。本仕掛けが遅い方が良い中で、全体でタフな競馬に持ち込んで思ったより踏ん張れた。

　個人的には前受けして仕掛けをできるだけゴール板の手前で迎えたいタイプだと思うし、昨年で距離は問題ない、逃げて前受けしてという形に持ち込めればやね。鞍上が淀の長丁場を逃げさせたら世界一上手いノリなので。青葉賞見ても思うが結局最後は騎手やて。俺の中でノリは思考レベルは現役最強だと思っているので、ここは思い切って勝負してくるとみているし、そこに心中したい。出来れば土曜から日曜の回復は顕著であってほしいが、昨年はタフ馬場でもやれているので土曜レベルまでなら対応すると思う。

○？

▲？

△サリエラ

　悩んだが連下で押さえることにした。まあ正直ここまでのサリエラの競馬を見ているとロングスプリント特化で良さが出ている印象なので、長距離が合うかは何とも。前走のダイヤモンドSは61.2-89.9-59.1でかなりのスロー程度だが、12.4 – 12.4 – 11.8 – 11.0 – 11.5と中盤も上がらずに3F勝負になっているのでね…前受けしてギアチェンジで見劣ったし、ロングスプリント型の馬なのでこの形自体はあまり良くなかったと思うが、それでもテーオーロイヤルにくらいつけたのは良い材料。白富士Sの勝ち方からもロングスプリント的な方が良いと思うが、この馬の場合サラキアの全妹にもなるので、この感じだと割とポテンシャルでの分散を求められてもやれるかも？という血統面でのアレもある。個人的にセアラキアは春天に出ても面白かったかなと思っているので。まあその辺に枠も含めてちょっと強めの連下にした。

△タスティエーラ

　後はこちらも悩んでタスティエーラを連下にした。重い印も考えたんだけどね…仮に、全盛期の蛯名かルメールが乗っていたら多分対抗は打っていたと思うしそういうタイプの馬だと思う。レース全体を上手く使えないと…やね。タスティエーラに関してはyoutubeで1/3ぐらい割いて語っているからそっちの方を見てもらえたら。イメージ的には菊花賞の位置ではダメ。60.4-64.1-58.6とかなりのスロー、12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.4 – 11.8と4F戦だし、前が前中盤ゆったりで息を入れている中で３～４角であの位置から外目を通して動かざるを得なくなった、追いかけざるを得なくなった時点でダメ。３～４角では前目内目で後ろの仕掛けを待てている必要がある。そこだけやね。有馬も後ろからになり過ぎたしムーアなので底は期待もしてなかったがやっぱりという感じ。大阪杯はタイトな仕掛けになったのでそもそも適性的に合ってないと思う。ギアの上げ下げが上手な長距離型、例えていうならエイシンフラッシュが一番手っ取り早い。有酸素運動で分散しても一足は使える馬だし、3200ｍなら取りに行けば前を取れるはず。それをモレイラができるかどうかに尽きる。３角で前の有力勢に対して外から仕掛けに行くような競馬だけはやめてもらいたいね。

×ドゥレッツァ

　後はドゥレッツァを軽めに押さえる。菊花賞は強かったがルメールの神騎乗がかなり大きいと思うわ。ゲート自体はそこまでで中団ぐらいからの入り、そこから押して押してハナを取って、そこから意図的に落として他を前に出させて２列目内で３角とかちょっと尋常じゃないポジショニングセンス。ルメールしか出来んやろこんなの、ってレベルだし戸崎どうこうよりあの菊花賞をそのまま当てはめるのは危険。それでも60.4-64.1-58.6とかなりのスローで12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.4 – 11.8と4F戦に持ち込んでL1でタスティエーラを突き放したからね。金鯱賞は逆に2000ｍでああなるのは仕方ないし、向こう正面で先に内からプログノーシスに上がられてスペース無く直線序盤で進路を外に、の時点で終戦だったので気にしてない。典型的な長距離馬だと思うし、後半のポテンシャル面はまだ底を見せていない馬。ただ位置取りは今回はネックになると思うし、戸崎がどこまでやれるのか？注目はしているが簡単ではない、という認識。

×チャックネイト

　最後に鮫島で悩んでう～ん…と。ただ個人的にチャックネイトはポテンシャルはまだ底を見せていないとは思う。今年のアル共は結構特殊で、61.0-59.1でかなりのスローだが12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.8と向こう正面から結構ロンスパでL2最速で11.6程度。これで中団外からL2で切れ負けしていたがL1でしぶとく差し込んでとバテ差しで良さを見せてきた。これは結構面白いし、実際ここではテーオーロイヤルは撃破している。前走のAJCCではタフ馬場で62.2-62.1、12.3 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 12.5 – 13.1と淀みなく淡々とした流れだったので、それで先行策からしぶとく伸びて最後にボッケリーニをねじ伏せてきたのは評価している。ただ淡々としていて長距離的…鹿も京都がどうかは何ともなところ。それに仕掛けが甘くなりがちな鮫島駿なので…というのも含めて悩んで軽めの押さえにした。