本命08コラソンビート＠桜花賞2024予想

time 2024/04/07

folder 2024重賞まとめ予想

桜花賞2024の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南南西3m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜の段階で雨が残っていてもやや高速ぐらいだった。これなら日曜は明確に高速馬場かなと思っている。風は南南西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　展開はひとまずエトヴプレが主張（康太落馬負傷でどうかは分からんが）、多分距離もあるしじんわり出していくと思うがそれでも基礎スピードの質が高いからね…。中目のセキトバイーストがどう選択するかだが、ハナを主張しつつ外のエトヴプレ次第で下げて番手のパターンも視野だと思う。この２頭がどう運ぶか次第だけど、前半遅くはならんかな。それらを見ながら外からショウナンマヌエラ、マスクオールウィン辺りもゲートを出れば先行しそうかなと。内からはキャットファイトが先行して２，３列目の内を狙いつつ、イフェイオンもこの辺。この辺りを行かせつつ好位～中団がコラソンビートやアスコリピチェーノ、ステレンボッシュといったJF上位勢となる感じ。

　ペースは個人的には上がるけど上がり切らないかなとも。エトヴプレ次第な面もあるが、一応イメージ的には46.0-46.5ぐらいで1:32.5前後を想定。３角辺りでちょっと緩むかなというのも考えておく。

予想

◎08コラソンビート
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△07スウィープフィート
△09アスコリピチェーノ
×05シカゴスティング16セシリエプラージュ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎コラソンビート

　本命は変えず、コラソンビートで勝負したい。もともと後半の素材面でトップレベルだと思っている馬なんだけど、それがJFではちょっと流れに乗り過ぎたかなというのはある。個人的には中団ぐらいで運んでほしいんだけどね。

　京王杯２歳Sがインパクト大。東京1400ｍで34.2-34.9とややハイで11.3 – 11.5 – 11.6 – 11.8 – 11.5のラップ推移だが、離れた中団で外から進めて早めに追いかける形。これでL1の地点３番手、２馬身半はあったと思うし、恐らく11.1前後でまとめてきている。それで1;20.6なわけでね。これならあと1F伸びても11後半ぐらいは期待できるし、1:32.5ぐらいは目途が立った、という通りのJFの内容だったかなと。

　ただJFはちょっと位置を取り過ぎたと思うわ。阪神マイルで46.4-46.2と平均、12.0 – 11.8 – 11.3 – 11.4 – 11.7とL3最速で11.3という程度。ロングスプリントで前半も速く前後半のバランスを求められた。これでやや出負けしていた中で、前半が速いところで好位の外までリカバー、３角中弛みで我慢して最速４角で内からアスコリピチェーノに並ばれる形になっている。これで直線L2で抵抗してL1ちょっと甘くなったのは量的な面もあるがペースに対しての入りも良くなかったと思っている。ちょっとバランスが悪かった。

　フィリーズレビューに関してはまあ地力でというところで２着には来たけど、適性的に基礎スピード特化ではしんどい、という感じ。ただ33.8-35.1と基礎スピードの質を求められて２列目内で流れに乗ってやれていたし、まあこのt根会ではエトヴプレに完敗だけど、基礎スピード戦でも崩れないのは良い。

　今回は中団ぐらいで競馬してほしいし、３～４角での立ち回りももう少しタイトにしてくれれば。ここもある程度は流れると思うので、そんなに前半にがっつかないでほしい。後半のロングスプリント性能は京王杯２歳Sの感じからも底を見せていないし、軽い馬場での時計勝負を後半で詰めてくることができているからね。折り合い重視というよりはバランス的に後傾になるように中団ぐらいで温存させてほしい。47で入れば45でまとめられる馬だと思うので。まあある程度位置を取ってもJFみたいに３～４角で難しい枠にならなければ？ってのもあるし、割とどういう展開でもJFより良くなりそうかなというのもあるので、伸びしろと人気を踏まえて素直に本命にした。

○？

▲？

△スウィープフィート

　連下に引き上げた形でスウィープフィートを拾う。前走のチューリップ賞の場合は稍重で結構時計が掛かっていた中での46.0-47.1でややハイだし、11.5 – 11.7 – 11.5 – 11.6 – 12.3と割と淡々と。これで後方外から進めながら直線L2地点でスパッと切れて一気に先頭列までくる形になっている。なので個人的には基礎スピード面を強く求められた中で相対的に良さが出たという認識で、ハイペースが合っていたと。しかも要所での動きが鋭かったからね。L1は手ごたえほどには突き抜けきれなかったのでそこはあるし、普通にエルフィンSでラインバックに差されているようにスローでの後半勝負では素材的にはそこまでのインパクトはない。後は軽い馬場でどうかだけど、４走前の白菊賞でスローから直線速いラップを踏めているので、まあある程度対応してくるかなと。高速馬場で淡々と流れた中で内目で温存ってのは良いと思うので、後はゲートをちゃんと出て中団ぐらいで運べれば…JF組が近くにいる枠なので、その辺を意識して運べれば怖さは増すが、ゲートが甘いのはネックかな。強く狙うまでには至らなかった理由としてはそれ。チューリップ賞でL1で突き抜けていたらそれでも重い印を打ったかもしれんが、一瞬の鋭さ、流れた中での相対的な脚なのでね。

△アスコリピチェーノ

　あとはJF馬アスコリピチェーノを。まあこんなことを言うのも何だが、騎手かなやっぱり。北村宏司は自分の中では下手な騎手に分類されるので、この舞台で１番人気で狙うってにはスペース潰して我慢して進路無くして後手踏んでってのがちらつきすぎる。馬としてはJFでも強い競馬だがここは割と噛み合った。46.4-46.2と平均で12.0 – 11.8 – 11.3 – 11.4 – 11.7とL3最速４角地点でコラソンビートの内のスペースを拾えていたし、しかも中弛みで取り付けていたのでその辺も踏まえると対コラソンビートではちょっと噛み合ったかなと。なのでまあ連下までにした。

×シカゴスティング

　後はシカゴスティングを大穴で狙いたい。前走のフィリーズレビューでも感じたけど、そんなに前半に依存し過ぎない方が良いタイプかなと。バランス的には流れていいんだけど、この馬自身がそこまで前掛かりだとしんどい感じ。ファンタジーSが京都1400で34.1-35.2とかなりのハイだが11.5 – 11.1 – 11.5 – 11.6 – 12.1と３角で前が飛ばす形になってこれを追いかける競馬。これで中団の一つ外で若干ロスがあり、そのうえで最内を通し切った上位２頭、という中で頑張って食らいついていた。まあL1が落ちているので距離不安は多少あるんだけど、それでも後傾バランスでロングスプリントである程度はやれているというのもあるし、個人的にはマイルで平均ペース、好位ぐらいで温存、３～４角最内という条件なら紛れて圏内ぐらいあっても？という感じかな。JFがそこまで悪くないしJFがゴリゴリの流れに乗っているのからね。16番人気は流石に舐められすぎだと思う。

×セシリエプラージュ

　後はセシリエプラージュを軽く。フィリーズレビューが結構面白い。個人的には今年のフィリーズレビューはエトヴプレが強かったという認識で、33.8-35.1とかなりのハイから11.1 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 12.0と基礎スピード特化戦で淀みなく。これで中団外々で３～４角でも速いラップを外々回してL1ジリジリなだれ込んで３着。この流れでは流石に1400は忙しいなという感じだった。距離を延ばして好位の外ぐらいを狙いつつ、割とシンプルな流れで時計勝負になったときに結構やれる可能性はあるなと。まあ今回も枠が悪いので（正直枠が良ければ単穴あったかもしれない一頭）これ以上の評価はしないでおくが、今年はフィリーズレビューで前半忙しかった組は穴目で警戒したいなって感じではあるね。