本命10モズゴールドバレル＠阪神牝馬ステークス2024予想

阪神牝馬ステークス2024の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で芝は良馬場。ダートが稍重なので少し雨は影響しただろうが、土曜の段階では晴れ予報だしパンパン良馬場だろう。普通の高速馬場想定で入る。風は南南西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　展開的には逃げ馬が不在なので、とりあえずモズゴールドバレルが外から主張してハナまで狙ってくるかなと。内枠からサブライムアンセム辺りも先行しつつだが、モズは行かせるだろうなと。ドゥアイズのムルザバエフもある程度積極的に先行しそうだけど、枠の並び的にはモズが内に切ってくるのを待ってから…という感じ。マスクトディーヴァは最内枠なので外から内に切ってくる馬がどの程度来るか？とゲート次第というのはある。

　ペースは恐らく落ち着くだろう。47.5-45.5ぐらいで1:33.0前後で想定しておく。トップスピード戦になる可能性が高いかな。

予想

◎10モズゴールドバレル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01マスクトディーヴァ
△06モリアーナ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎モズゴールドバレル

　本命はモズゴールドバレルで勝負したいかな。ここは恐らくスローで前目をもろに狙えると思うし、マスクトディーヴァが内内で包まれるリスクを考えれば、穴目での勝負が正しいかな。

　まずモズはスローでのトップスピード戦がベストだと思う。個人的に面白いのが３走前の三年坂Sの２着の内容。これが京都マイルで48.7-45.0と超々スローではあるが、12.5 – 11.6 – 11.3 – 11.0 – 11.1とL2最速で11.0。これで２列目内なんだけど、前のジャスティンエースが４角で下がってきたので３列目で直線となって苦しい形になった。それでもL2の地点で先頭列まで来ていたし、これがスムーズならここで抜けていたと思うんだよね。下がってのリカバーで脚を使って先頭列になっているので仕掛けを考えるともったいなかった。それでもソーダズリングには差されたが３着以下は２馬身以上離しているわけで、スローで前目からのトップスピード戦が得意だと言っていいタイプだと思う。

　前走の京都牝馬Sではそこが噛み合ってない条件だと思う。1400ｍだったしペースそのものも34.5-34.5と平均でも11.2 – 11.3 – 11.6 – 11.5 – 11.4とそんなに緩んでないし、そこで好位の外と基礎スピードの質的に優位性を作れないので縦横両方の位置取りで苦戦した部分はある。

　今回は距離もあるが、そもそもまともにレースを作ってくる馬が不在なので、普通に運べばスローで支配しやすい。逃げても逃げなくてもという馬なので他の先行馬も突くって意識は難しいからね。結構良い条件だと思うし、逃げて一番前でしっかりと加速してトップスピードの質を引き出しL2で出し抜いてくれれば、という感じで本命。

○？

▲？

△マスクトディーヴァ

　連下に流石にマスクトディーヴァを置いておく。ただやはり出負けが響いた前走の東京新聞杯を見ても、内枠で包まれて団子のまま直線に入ってどうかってのはちょっと考える必要があるだろうと。ローズSは流れた中でスパッと切れたがあくまで流れた中でなのは間違いない。45.7-45.7と平均で進んで11.6 – 11.7 – 11.2 – 11.0 – 11.8とL2最速。これで中団外で流れに乗ってL2でグンと切れた。中団列から一気に先頭に立ってきたわけで、ここで10秒台半ばを確実にというレベルで引き出せているのでインパクトは間違いない。ただ秋華賞を見てもエンジンのかかりがちょっと遅いので仕掛け遅れは結構痛いと思う。京都2000で61.9-59.2と超スロー、12.9 – 12.3 – 11.6 – 11.0 – 11.4と3F勝負で３～４角で中団中目から進路を取り切れずに直線で外になった分伸び始めが遅かった。L1は違いを作ったし、個人的には出し切れればスローでも問題ないとは思っている。ただその辺やね。外枠ならなあ…というのと、モレイラのドバイを見ていても仕掛けが甘いなと思うことが多かったので（特にジャスティンパレスのシーマは良い位置で運びながら判断が甘くてL1でジリっと来ていたので結構腹が立つ仕掛け遅れではあった）、自分としては連下にしたのはその２つかな。

△モリアーナ

　後はモリアーナを連下で。ただ難しいところで、ノリが下げ切る形を取るのか、思い切って前を？という可能性も若干なくはない。このパターンでこの枠だと、下げ切って外だと普通に後ろから外になるのでトップスピード戦でそこまで？ってのはある。それと、紫苑Sがインパクト大で、あれを評価するならマイルは本来ちょっと短いとは思う…距離も延びた方が良いと思うんだよなあ。中山2000ｍで58.1-59.9とかなりのハイで11.8 – 11.8 – 11.9 – 12.4 – 12.0のラップ推移。これで後方で温存しながらの競馬で直線L1で鋭く伸びて中団から前のヒップホップソウルを捕え切っている。大体５～６馬身ぐらいあったし、５馬身と見ても11.2ぐらいでラストの坂の上りを上がってきている。個人的にはもうちょっと後半型でロングスプリントの競馬の方が面白いかな、というのはある。まあクイーンCでもそこそこやれているので連下で。

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「里見正人の競馬ブログ」より