本命05アスクコンナモンダ＠ダービー卿チャレンジトロフィー2024予想

time 2024/03/30

folder 2024重賞まとめ予想

ダービー卿チャレンジトロフィー2024の予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、やや高速馬場想定
風向想定：南南西3m/s想定

馬場・風向き

　まず馬場だが金曜にかなりまとまった雨が降って正午の段階で不良馬場。ただそこからは雨も止んで晴れるので、回復していくという想定した中でも一番難しい状況ではあると思う。恐らく馬場は回復していく、しかも土曜の段階では恐らく開始でも悪くて重馬場、稍重ぐらいまでには回復しそう。その中での開催…先週が軽くなりつつあって、高速化しやすいこの時期のBコース替わり。やや高速ぐらいで見ておく。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風に、HSは追い風と言っていい。

展開予想

　ここもちょっと読みにくい。中目からとりあえずセッションが出していくだろうが、何かが逃げてほしいとは思いながらだろう。内からラインベックが主張する可能性はあるし、これがとりあえずハナを狙っていく。外のクルゼイロドスルもある程度は先行するだろうし、内に切って行きつつ番手外、これらを行かせてセッションは武史ポジションの２列目内というところを狙っていくかなと。

　ペースは恐らくそんなに上がってこないと思う。道悪が残る意識が働くと思うし、ラインベックもそんなに飛ばしてって馬でもないからね。セッションも武史なのでどちらかというとペースよりは横の位置に拘るかなと。クルゼイロドスル次第ではあるが、一応47-46ぐらいで見ておきたい。昨年に近いペースバランスを想定しておく。

予想

◎05アスクコンナモンダ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09セッション
△11ニシノスーベニア
×04タイムトゥヘヴン07ディオ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アスクコンナモンダ

　悩んだけど本命はアスクコンナモンダにした。ゲートがもうちょっと安定してくれれば…と思う面もあるが、この馬場状態なら紛れる可能性の方が高いとみて。

　まず前提としてマイルでも展開次第では十分狙える。ただし、マイルで超高速で前が淡々と進めると忙しい。白川郷S勝ちが中京マイルの重馬場で47.0-47.1と平均から11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.7 – 12.4とL3最速。これで出負けから内内を通してうまくシュヴェルトライテの後ろから押し上げていくことができた。そこから直線しぶとく伸びてペースセッティングを捕え切っていると。基本的には流れてもやれるけど、道悪で前が消耗してという前提ではある。

　昨年秋の京成杯AHは45.8-45.8と前が平均で刻んだのもあるが、11.2 – 11.2 – 11.2 – 11.8 – 11.6と淡々と11.2を中間で刻んでいるように前半の基礎スピード面が求められて淀みなく取り付くタイミングが無かった。これで後方からの競馬で動けなかったように、多分これは忙しい。

　個人的には前走の東京新聞杯は結構評価していて、東京1600ｍで46.1-46.0と平均から11.7 – 11.7 – 11.4 – 11.3 – 11.6と少し緩んでのL2最速。これで中団最内を通して直線での加速という点でもサクラには見劣ったがある程度食らいついて３列目、L1でしぶとく伸び続けて２着争いまで持ってきた。ウインカーネリアンに僅差まで来たし、割と緩んでの加速には対応できたと。なので現状馬場自体は軽くても良いはずで、それよりも全体のペース…というかどこかで緩んで息を入れて後半型の競馬の方が良い。そのうえで、内枠を活かしてゲートが多少甘くても中団まで持っていければ。内に結構先行勢が揃った印象だし、タイムトゥヘヴンやインダストリア辺りより前を取れれば道中はスペースを拾いつつ中団～好位まで狙えても良い。その点を踏まえて本命に。

○？

▲？

△セッション

　連下にセッション。これはバランス的に上げ切れない可能性はあるのでそうなると微妙なところもあるし連下にしたというところかな。まあそれでもキャピタルSが悪くないからなあ。前走の京都金杯がタフ馬場で45.3-48.5と超ハイ。これで離れた番手で進めて11.6 – 11.4 – 11.8 – 13.0 – 12.3とL4最速。逃げ馬を追いかけながら直線しぶとく伸びて先頭もL1でちょっと甘くなった。まあこのペースなので番手でも流石に速かったし対応してきたのは良い。３走前の仲秋Sも阪神マイルで45.9-46.0と平均で11.8 – 11.7 – 11.1 – 11.1 – 12.1と緩んでのL3最速タイ。これで２列目内から直線しっかりと伸びて抜け出した。ただL1がちょっと甘いのとローズS同日としては時計はそこまで目立たない。まあその点を踏まえるとスローのキャピタルSがそんなに悪くなかったし（不用意に下げ過ぎたのもある）連下あたりが妥当かな、という感じ。

△ニシノスーベニア

　後はニシノスーベニアを連下で。微妙に出し切った方が良さそうな感じなので馬場がややこしいのと大野が鍵だが、前走のイメージで乗ってくれれば。前走幕張Sでは中山マイルで稍重、時計が掛かる中で千切ってきた。46.4-47.3とややハイで11.7 – 11.8 – 12.1 – 11.6 – 11.8とコーナーで少し緩んでL2再加速。これで楽々２列目から３～４角で上手く内のスペースを拾ってきたとはいえ直線楽々抜け出して５馬身差。流れた中で良さが出たのと馬場重い中で良さが出た感じはあると。２走前のファイナルSでもしぶとく差し込んで３着。ボルザコフスキーには最後で伸び負けしているが、これが六甲Sで強い勝ち方をしたからね。個人的にはここは評価しているが、後はちょっと仕掛けが遅れたときにどうかやね。基本仕掛けて勝負していったのでその辺りを踏まえて連下までにした。

×タイムトゥヘヴン

　後は悩んでタイムトゥヘヴンを大穴で拾っておこうか、という感じやね。狙う方向性としてはアスクコンナモンダや▲馬に近い。本質的にマイルは忙しい中でもちょっと噛み合うとやれる。そもそも２年前ではあるがダービー卿の勝ち馬で、45.5-46.8とややハイだがこれで後方で脚を温存、11.3 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 11.7とコーナーで前が早めに減速する中で３～４角で最後方列馬群の中に突っ込んでちょっと置かれて外なんだけど、そこからL1でグンときて11.7のところで大体３馬身差を捕えているので11.2前後。加速でまとめていると思うし、前が飛ばして中盤落ちたことは結構大きかったかなと思っている。マイルなら紛れがあった方が良いタイプだと思うし、個人的には近走状態面が良いな、追い切りも結構良いと感じることが多いなと。不気味さは結構あると思うので大穴で狙いたい。

×ディオ

　ディオは当落線上で悩んで拾うことにした。馬場が多分回復して、ペースが上がり切らないだろうという読み。その中で前目から機動力を活かせるのでやはり無視は出来んかなという判断。２走前の斑鳩Sでも京都マイルで47.0-46.0とややスローからの11.8 – 11.4 – 11.8 – 11.3 – 11.5とL4出あがりつつ波打ってのL3-2で11.8-11.3と加速。これで２列目外からセオに対してスッと並びかけて楽だったしこの機動力は面白い。相手が結構強敵で面白い馬も多い中では押さえまでとしたいが、淡々とした基礎スピード勝負よりはこれもちょっと緩んだ方が良いだろうと。